Clubhouseという新しい音声だけのSNSが、今年から日本でも運用がスタートされました。
誰もが自由に集まって自由に会話できるアプリで、「聞き専」として楽しい会話の内容に耳を傾けるだけでも、自ら会話に参加しにいくこともできます。
同時刻にアプリに接続した人たちとリアルタイムで声だけでのつながり。
そのスタイルは最近のSNSに比べて、一昔前のパソコン通信のような感覚で、かつ音声だけというシンプルな点も、ラジオ楽しむような、どこか懐かしさもあるツールだと思います。
使い方や、楽しみ方の例をご紹介したいと思います。
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現在はiphone端末のみが利用可能ですが、iosでアプリをインストールしただけでは登録にはなりません。
利用には招待を受ける必要があります。
招待の方法は2つ。
1つは、すでに登録しているユーザーが与えられた招待枠を使って、自身のiphone内の「連絡先」に登録されている電話番号の相手に招待を送る方法。
もう1つの招待方法は、アプリをインストールして連絡先を連携した状態で、自分の電話番号を「連絡先」に登録しているユーザーに気づいてもらって招待を受ける方法です。この場合ユーザーは招待枠は使わずに無制限に招待することができます。
招待枠も最初2枠だけしかないのですが、clubhouseを使うことでどんどん招待枠が増えるので、現状枠が余って使い切れていない人が多くなっているようです。
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Clubhouse内には様々な関心やテーマの「Clube」というグループがあり、仲間を募ることができます。
実際チャットする場所は「ルーム」といい、Clube単位でも、個人でも、好きなときに好きなタイトルで「ルーム」を作ることができます。
すべてのユーザーに公開されている「ルーム」には誰でも入って来ることができ、現在開催されている(または開催予定)の「ルーム」はすべて一覧で表示されるので、気に入った「ルーム」に思いつきで入ってみることもできます。
「ルーム」から出たいときもルームの下に表示されるジャンケンのチョキのような指2本立てたピースマークでいつでも退室することができます。
その「ルーム」タイトルやテーマ次第では、たまたまその道の専門家が興味を持って参加してきて、知りたい情報について教えてくれたりするかもしれません。
誰でも参加できるという特性が、様々な可能性や展開を生むツールとなっています。
ルームを立ち上げた人たちを「モデレーター」といい、話をしている人を「スピーカー」といいます。
気に入ったモデレーターやスピーカーのアカウントをフォローすることで、その人が立ち上げたルームが設定されると、自分に通知されるようになったり、スピーカーが話をしているルームが見つけやすくなります。
文字も映像もなく、アカウントのアイコン写真以外すべて音声だけのアプリだから、寝ながらパジャマ姿のままでも会話に参加可能。
お医者さんが解説する部屋で、健康相談をしたり、お笑い芸人の部屋で面白い話をただ聞くだけといった使い方もできますし、友人知人だけのシークレットルームをつくって個人的な電話チャットをするという使い方もOKです。
有名人が開催していたり、法律や医学などその道の専門家が開くルームに入り、色々と勉強になる話を聞いたりして、情報を得る目的でも使えます。
共感する趣味の話題などに「手を上げる」ことでスピーカにあげてもらい、会話に参加することもできます。
このアプリは端末の電源を切っても、ルームから退出しない限り、音声は聞き続けられます。
他のアプリを操作しながらでも聞き続けることができるので、皆の会話を電車で移動しているときや家事をしながらなど、他の作業をしながらルームに耳だけ傾けるという使い方も便利で良いと思います。
音質もとってもよくて、すごくクリア
ルームで話した内容は録音されないのが原則なので、心置きなく自由に会話を楽しめます。
もちろん、マナーは守ってね!
ClubhouseはSNSですが、直接Clubhouse内でのコミュニケーションの方法は
「ルーム」での音声通話のみ。
文字でのメッセージ機能は個別でも一切ないのが特徴です。
お互いにフォローしてたとしても、あくまでもClubhouse内でのコミュニケーションは音声のみ、ということです。
インスタグラムとツイッターをアカウントに連携させる事ができるので、個別で連絡を取りたい場合はアカウントページから、その人のインスタグラムまたはツイッターに行き、そこからメッセージを送るという方法しかありません。
Clubhouseは実名登録が原則ですが、SNSという公の場に公開されてしまう点や、ツイッターやインスタグラムとの連携を考えて、それに合わせた偽名にしてる人も居ます。
ただし、名前の変更は1回限りしかできないので、失敗しないよう要注意です。
Clubhouseでは、渡辺直美さんや、メンタリストのDAIGOさん、などの有名人が立ち上げてお話している「ルーム」も非常に人気で、大勢の人が集まっています。
スポーツトレーナの運動学などお医者さんの部屋、といった専門家が発信するルームで自分が気になっている情報を聞いたり、直接質問することもできます。
音声の交流という利点を使って、モノマネ芸を披露したり、音楽を楽しんだりするルームもあります。
占い師さんに占いをしてもらったり、心霊体験を話したり、健康やダイエット、法律などプロに相談に乗ってもらったり、というルームも非常に人気があります。
Clubhouseの魅力としては、ラジオを聞いている感覚でいながら、自分もその場に参加してコミュニケーションもできることや、皆の前で発信することもできたりと自由度が高いこと。
興味のある話題で盛り上がれる場を探したり、普段興味ないことでも、この場を利用して様々なことがClubhouse内では無料で楽しめます。
様々な専門知識や時事的な情報、そういったものが無料で聞けるClubhouseですが、英語やその他の言語の学習部屋も多く開催されています。
海外にいる日本人、日本にいる外国の方、場所も距離も関係なく話し合うことができます。
英語を勉強したい様々な国の人が参加して「気軽に英語で話してみよう」というルームや、日本語を勉強したい外国の方との国際交流も可能です。
ネイティブや英語教師のいる英会話カフェのような場が、無料で場所も問わず自宅に居ながらでも参加できてしまうのもClubhouseの良い点です。
今現在、Clubhouse内ではほとんどすべて無料で使うことができ、特にアプリ内に広告なども出ていません。
今後は、もっと有料のコンテンツを増やしていくという発展も計画されているようです。
有料計画の案の一つとしては、音質の良さを生かして、コンサートなどを開催し、有料チケットを販売したり。
人気のコンテンツを月額の有料配信制にしてサブスクリプション化するなど、様々なビジネス展開ができるように考えているようです。
その第一弾として、まだテスト段階ですが、気に入ったユーザー宛にチップ(投げ銭)ができるようにもなりました。
無料でも十分楽しめますが、有料のコンテンツがスタートすることで、たくさんの企業やその道のプロが参入し、今後より面白いコンテンツが充実したアプリとなっていくと思います。
音声だけの新しいSNSのClubhouse。
招待制ということで敷居が高く感じられていましたが、招待枠もどんどん増え、今は入りやすいアプリになりつつあります。
興味があったら是非、周りの人に招待してくれる人が居ないか聞いてみて下さい。現在はかなり招待枠を余らせている人が居ると思います。
今の所、iphoneのみが利用できるアプリですが、今後は他の端末でも利用できるように
なっていくと思います。
その他もまだまだこれから未知数の展開がありそうです。
現在使っている人も、もっといろんなことに試してみて可能性を広げて楽しんでみて下さい。
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