仕事のスタイルが「通勤から在宅勤務」に変わり、新様式で仕事をする方がとても増えている今。
満員電車に巻き込まれないというメリット、自宅で仕事が完結する。
この新様式にもう既に慣れてしまった一方で、業務スタイルが一変したことによって対面でのコミュニケーションがなくなり、大きなストレスになっているのでは無いでしょうか?
最近ではこの在宅ワークが引き起こしてしまう「在宅うつ」
となってしまう方が増えてきていると聞きます。
この在宅うつになってしまう原因と、ストレスを溜めずに快適な在宅ワークの習慣作りの一例を紹介していきますので、最後までご覧頂けたら嬉しいです。
Contents
在宅勤務の推奨によって、大きく変化した事は環境と習慣です。
その環境が一定になり、習慣の乱れや意識がなくなってしまう事が
在宅うつを引き起こすきっかけになってしまいます。
これらの原因を細かく見ていきましょう。
オフィスに勤務している場合、定刻の時間に出勤をしますが、
自宅で仕事を行うという事は、周りに人がいない状態で仕事をするという
自己管理が求められるという事になりますよね。
自宅というのはあくまでプライベートな空間ですので
24時間自宅でプライベートの事と仕事をこなす事は生活のメリハリが無くなってしまいます。
私も在宅ワークになって、通勤時間が無くなった喜びを噛み締めてはいるものの
「仕事をしている時間」「休み・プライベートな時間」がごちゃ混ぜになってしまい
仕事を終えているはずなのに「あれもやっておくか…」と次々にほかの仕事に手を出して
区切りが付かなくなってしまう事が結構あります。
テレワーク化に欠かせないコミュニケーションのツールである
Zoomなどのオンラインツールによって、自宅からの会議や取引先との商談が
可能になっていますが、やはり前と比較するとコミュニケーションが
薄くなってしまっていると感じませんか?
一例として若手社員や新入社員が、わからない事や確認したい事がある時に
何度も何度も連絡をする事を躊躇ってしまい、わからない事をわからないままにしてしまい
全く仕事にならなくなってしまうという事例もあります。
先輩・上司に質問をしにくい環境って凄く辛くなってしまいますよね。
(ただでさえ質問しに行きにくいのに…)
オフィスで仕事をしていた時に比べて、ちょっとした他の仕事の話だったり、
雑談なども一切無くなり、「必要最低限」の業務上のやり取りや
会議や商談の目的に応じた内容しか話せなくなる事が
孤独感を煽りかなり大きなストレスの原因に繋がってしまいます。
出勤・退勤という手間が無くなるのはテレワークにおける一番大きなメリットと言えると思います。
しかし「通勤時間が実は適度な運動になっていた」
なんて思う事、ありませんか?
これは在宅ワークだけでなく自粛期間という全体的な面での影響ですが、
外に出る事が無くなり、ましてや通勤が無くなる事よって「コロナ太り」なんて
言葉をよく耳にするようになりました。
わかりやすく、それだけ動かなくなったという事ですよね。
私は元々筋トレをする事は好きで体はなるべく動かしていたのですが、
元々が毎日やっていた訳じゃ無いので、毎日の習慣だった通勤が無くなった事で
やはり多少の変化がありました。
適度に体を動かし体の筋肉を刺激する事で、ストレスを解消させる為の
セロトニンというホルモンが分泌され、私たちのエネルギーとなっています。
そんなセロトニンの出にくい生活が続くと、身体だけでなく心の面にも大きく、
ストレスを溜めてしまう大きな原因となってしまうのです。
在宅勤務でうつにならない為にできる対策は、新しい習慣を心がける事です!
これまでの習慣だった「通勤」「オフィスでの仕事」が無い今。
新しい自分なりの習慣を作り、自己管理を作って見ませんか?
ここで、その方法を紹介していきます。
出退勤が無い点から、過度に残業をしてしまう事が大きな負担になってしまっているかもしれません!
そこで、毎日の仕事においての時間管理に加えて仕事の見える化をするのはどうでしょうか?
その日のToDoリスト(やる事リスト)を作り、締め切りが近い業務、
優先度の高い業務を中心に作業の内容を書き出し、目に付く所に付箋のメモ書きを貼っておく事で
「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ…、あれも思い出した!!」
ではなく
「今日はここからここまでをやる」「これをまず最初にやらなければいけない」
という仕事上で目的を見失う事が無くなるので、時間管理をする上ではかなり有効です!
私自身も元々、あれこれを頭だけで考えようと仕事をし、返ってミスを増やし、
時間を大きく浪費してしまっていた時に職場の先輩から「付箋を貼って見える化をしなさい」というアドバイスを頂いて、大きく時間の使い方が変わったと実感しており、
この習慣は在宅ワークにこそ強い効果を発揮すると実感してます。
この見える化、ToDoリストは是非みなさんにも活用して頂きたいです!
最悪、全部が終わらなかったとしても最終的に
「この仕事は明日に回しても大丈夫。」な仕事が残りますので
その日の業務はそこで終了し、翌日のToDoリストの1番上に書き留めましょう!
運動不足解消の為に、できれば毎日簡単な運動を心がけてみましょう。
できれば毎日決まった時間に行う事で、習慣化に結びつきます。
ストレッチやヨガ、筋トレなど、その場で出来る運動、
最近ではニンテンドースイッチを使ったリングフィットアドベンチャーなどの、ゲームを使ったフィットネスも流行っていますよね。
この御時世になって、YouTubeで「自宅トレーニング」の動画が急増しているので、私はその動画をみながらトレーニングしてます。(結構キツいんですよ)
また、
オフィスの朝礼などでラジオ体操を習慣として行っていた人は
ラジオ体操を引き続き朝の習慣にしてみてはいかがでしょうか?
ラジオ体操も結構まじめにやると疲れるので
やはりこの習慣は続けると効果があるのでは?と思います。
当たり前ですが、睡眠は仕事におけるパフォーマンスを左右しますよね。
在宅勤務で体内時計が狂い、昼夜逆転や睡眠不足に陥ってしまいがちですが
毎朝決まった時間に起き・寝る事これを一番習慣化にしていきたいですね。
決まった時間に起きる事で体内時計は狂わなくなります。
しかし、深酒して寝るのは絶対にダメです!
お酒が入った状態での睡眠は睡眠とは言えない
いわゆる気絶に近い症状です。
私もたまに、自宅にいるという安心感から
お酒を多少飲み過ぎてしまう事がありますが、
自宅でハメを外した状態の深酒の次の日って最悪なんですよ…
シンプルに二日酔いで効率なんてあったものじゃありませんし、
これはほぼ睡眠不足と変わりありませんので、お酒を飲まれる方は
飲み過ぎ無い程度で晩酌を楽しんでくださいね!
仕事に関わらず、在宅で一人の時間が続く事によって人と話す機会が極端に減った…
と感じる事多く無いですか?
社会的に自粛が推奨されているとは言えど
人とのやり取り、コミュニケーションが減ってしまう事はやはり寂しいですし、
孤独感が強くなってしまいますよね。
こういう時には時間が取れそうな知人・友人を積極的に通話やビデオ通話を通じて
コミュニケーションを取る機会を作ってみませんか?
オンライン飲み会が流行り、ビデオ通話が大きく使われるようになったのも
やはり、人と会いにくくなっている点が大きな理由です。
世の中全体が自粛という大きな事態で、どう対応すれば良いのか分からない人も多く、
みんなが同じ悩みを抱えてると言っても過言では無いと思います。
そう言った時に、「ちょっと時間作って話そうよ」と声をかける事が
自分にも周りの友人にも助けになる手段だと思いますので
こんなときだからこそ、周りの人と積極的にコミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?
在宅ワークはメリットが多い一方でこう言った
在宅うつに繋がるデメリットがストレスを溜め込む原因となってしまいます。
自宅とはいえ「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」の時間管理を意識し、
キチンと睡眠を取って適度に体を動かす事を習慣化する事が大切です。
在宅ワークってめちゃくちゃ憧れてた!と思った方もいらっしゃると思います。
しかし、時期が経つに連れて一人でずっと自宅にいるという閉塞感、コミュニケーションが薄くなり、習慣が曖昧になってしまう事で心の免疫が落ちる事をこのコロナ禍で感じた人も多いのでは無いでしょうか?
うつという病気はまだまだ原因が不明な誰でもなりうる病気です。
そういった事にならない為にも
ストレスを溜め込め過ぎず、溜まったストレスは発散し、このコロナ禍を乗り越えましょう!
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