「今日もあの人に合わないといけない。やだな。」
「会社に行くのが憂鬱だ。」
と思い悩んだことはありませんか?
本音を言うと「辞めたい」と思ってるけど、人間関係が理由ってなんかイメージ悪いし言いだしにくいですよね。
確かに会社での人間関係の問題って大なり小なりあります。
ですが、人間関係が理由で辞めるって駄目なことですかね?
ここでは、友人の体験談について紹介したいと思います。
お付き合い下さい。
Kさんが来るまでは、本当に平和な毎日でした。
友人は病院で事務職についていて、人間関係もそれなりに良好。
なにより友人はここでの仕事が好きだったのですが、Kさんが来てから徐々に事態は悪化したのです。
Kさんの最初の印象は普通のおばちゃんって感じで、友人の指導もきっちりと聞いてくれて、そんなに悪い印象の人ではありませんでした。
ですが、徐々に時間が経つと本性を現し始めたのです。
違和感を感じ始めたことは、一人の人を必要以上に攻撃。
この人が嫌いだと思えば、四六時中悪口を言います。
最初は、対応策や勘違いなんじゃない?
的な感じで返していたそうですが、友人の言葉はKさんに全く届きません。
同じ部署で1日中一緒にいる為、時間ができるとずっと愚痴を聞かされてだんだんと友人の方が滅入ってしまい、上司に相談したようですがこれがさらに事態を悪化させたのです。
なんとその上司が友人が困っていると本人に直接伝えてしまったんです。(常識ではありえないことですが。)
するとKさんの態度が激変!友人への攻撃が始まりました。
まず、無視は当たり前、友人の少しのミスを大きく取り上げ、さらには友人と周りの人との関係を悪くさせるような発言を隠れてしていたんです。
実はKさん、前の指導者とも揉めていたらしく、そのことを知るスタッフからの評判はよくありませんでした。
友人も小耳みは挟んでいたのですが、流石にここまでとは思ってもみません。
それから、Kさんと友人とのバトル開始。
バトルと言っても、攻撃してくるKさんを友人がひたすらかわすというだけです。
こんな状況が続き、友人は心身共に参ってしまいました。
そこで友人が学んだのは、次のような事でした。
友人の部署の上司は、2人いまして課長と主任です。
ですが、実際に実権を握っているのは部署歴の長い主任でした。
最初は主任に相談しましたが、名前をバラされ関係が悪化したため、今度は課長に話をしたものの、的外れな回答しか得られなかったようです。
その間にもKさんとの関係はどんどん悪化していきます。
終には、他部署までに迷惑をかける始末です。
他部署の方も、見かねてなのか課長にKさんをどうにかしてほしいと頼んでいました。
しかし、見事にスルーされました。
課長はKさんと年齢が近いせいかKさんの肩をもつ発言が多かったみたいです。
主任は自分の有利になる方しか選ばない本当にやばい人でした。
具体的には、最初はKさんに入れ込んで、Kさんと一緒に友人の悪口を言っていましたが、なぜか途中からKさんとの仲が悪くなると鞍替えし、友人の方にすり寄ってきたそうです。(友人は相手にしませんでしたが。)
Kさんがおしゃべりだったため、周りから友人へ情報がバンバン入ってきました。(笑)
そんなこんなで事態は悪化するばかりで、全く改善されませんでした。
この時に学んだ事は、次の事です。
状況が悪化していく中で、友人は毎日悩みました。
悩み続けた理由は、仕事が好きだったことです。
仕事を一生懸命やっていくうちに認めてもらえるようになり、人間関係の幅も広がっていき、友人にとって大切な場所。
だからこそKさんにどうしてもあとを継いでほしくなかったそうです。
それに、Kさんの仕事ぶりというと客観的にみてもできる人ではなかったのです。
基本は、人任せでわからなかったら助けてくれる人のところへ行き甘えるのが上等手段。
被害妄想も激しく、困ればすぐに泣ける人で、そんなKさんを一生懸命守ろうとしていたのが課長でした。
課長は課長でもちろん考えがあったとは思います。
仕事内容には満足してましたが、友人と上司との相性は最悪。
Kさんが発端ではありますが、こんな上司の下で働く必要はないと思ったのが辞める決定打でした。
この時に、次の事を学んだのです。
意思が固まるとすぐに上司に辞めること告げ、たまっていた有休を消化し、その間に次の就職先を探しました。
行動力のある友人は、すぐに再就職できました。
再就職先では、初めのうちは大変そうでしたが時間とともに仕事に慣れ、今では楽しそうにやっています。
本当にたくさん悩み転職という道を友人は選びましたが、吹っ切れた様子でした。
現在、人間関係が原因で辞めようか悩んでいる方がいらっしゃると思いますが、友人が実践して良かったことは次の3つだそうです。
人間関係のトラブルって、退職する場合も、再就職する場合もネガティブなイメージを持たれてしまうので、踏み切るのに勇気がいりますよね。
ですが、自分の身は自分で守らなくてはいけません。
自分の心身に不調をきたすまで、無理に働く必要はないと思います。
それに、人間関係が原因で辞めることになっても、素直に理由を伝える必要もないです。
最後だからこそ、円満に退社するのも一つの手です。
どんな結果にたどり着いたとしても、自分が納得のいく形が一番だと思います。
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