会社での人間関係って、その会社や部署ごとに全然違いますよね。
その中で起きるのがトラブル。
トラブルと一概に言っても色々なトラブルがありますよね。
などなど…
挙げたらキリがないと思います。
そんな会社での人間関係のトラブルについて掘り下げていきたいと思います。
Contents
トラブルが起きる原因はいろいろありますが、ここでは大きくわけて2つご紹介します。
逆にこれさえ気を付けていれば、ある程度大きなトラブルは防げるでしょう。
仕事だけに関わらず、様々な場面での人間関係に言えることだと思います。
特に、報・連・相と言われる
報告、連絡、相談
を大事にしている会社は多いと思います。
会社の中で、仕事を自分1人で勝手に決めて進めてしまったらどうでしょう。
と思われても仕方ないと思います。
また、頼まれたことに関しても報告・連絡がないと頼んだ方は、今頼んだことがどうなっているのか不安になってしまいます。
こうした報・連・相を怠ると
「あの人は好き勝手するから」
「仕事を頼んでもどうなってるかわからないから」
など、信用を落としてしまい人間関係が悪くなってしまうことが多いのです。
1人1人、過ごしてきた環境が違うので価値観の違いがうまれるのは当然のことです。
ですがそれを理解しようとせずに、自分の意見ばかり押し通したり、相手の意見を聞き入れなかったりしたらそれはトラブルに発展します。
よくあるトラブルの原因を紹介しましたが、
ただその二点を気を付けるだけではトラブルを回避することはできません。
では実際、トラブルが起きないようにするためにはどんなことを気をつけるといいのでしょうか。
これは私がアルバイトをしていた時に実際に言われて、社会人になった今も続けていることなのですが
報・連・相をする時は自分の考えを伝えるのが大切です。
何をすればいいですか?
これはどうすればいいですか?
と言われるとどうでしょう。
自分で何も考えていないのか?
となってしまいます。
これは小学生でも出来る質問で、何度も繰り返されると正直イラッとしてしまう人も多いかと思います。
(これがトラブルの原因になることも…)
ところが、
△△が終わりました。
次は○○をしようと思うのですが大丈夫ですか?
こうなってしまって、○○してみようと思うのですがどうでしょうか?
など、自分の考えを伝えながら相談すると相手に自分なりに考えているということが伝わります。
実際私は、アルバイト時代にこれを教えてもらったおかげで社会人1年目からこれが出来ていました。
上司からは、「自分で考えて行動してくれるからとても助かる。」
とよく言われ、社会人2年目にしてとあるリーダーを任されていました。
たったこれだけの工夫で相手の印象は大きく変わり、コミニケーションがスムーズに取れるようになり、そこから信頼関係が生まれます。
それだけでも人間関係は随分と楽になるのではないでしょうか。
コミュニケーションが大切という話をしましたが、だからといって
必要以上に相手と仲良くなろうとする必要はありません。
むしろ仲良くなろうと距離をつめすぎると、かえってそれがトラブルになることがあるからです。
自分と合う人とは自然と仲良くなっていくので、無理に仲良くなろうとする必要はありません。
ちなみに私はパーソナルスペースが広く、グイグイこられると引いてしまいます(笑)
私みたいな人も少なからずいるので、あくまで仕事をする上での仲間であるということを意識して相手のプライベートに踏み込みすぎたりしないようにすることが大切です。
コミュニケーションをとるうえでとても大切なことです。
自分の意見を伝えることは大切ですが、それだけではコミュニケーションとして成立しません。
コミュニケーションをとるのが苦手な人は相手の話や意見を聞き、共感することから始めるのもいいかもしれません。
例えば、友達に
「焼肉ではタンが1番好きなんだ」と話したとします。
その時に「私はカルビが好き」と言われるのと、
「そうなんだ、タンおいしいよね。私はカルビが好きだな」と
言われるのではどちらの方がいいか。
ということです。
先程話した価値観の違いとも共通しますが、1人1人様々な考えや意見があることを理解しなければいけません。
自分の意見だけを相手に押し付けていては、トラブルになってしまいます。
自分の意見を伝える前にワンクッション「あなたの言ってることもわかるよ」と共感することが大切です。
これは回避というより解決策になりますが、今は
など、様々なハラスメントが取り沙汰されています。
ハラスメントに関しては良好な人間関係を築いていても、相手の価値観一つで起きる可能性があります。
例えば
コミュニケーションのつもりでボディタッチをしていたがセクハラになってしまった
これは正直、相手に「今はそれがセクハラになる時代なんだ」と価値観を変えてもらうほかありません。
本人に言えるなら勿論言って構いませんし、上司など言いにくい相手であればもっと上の人(課長にハラスメントを受けたなら部長)に相談したり、
相談機関を利用するなど、我慢だけはせずに然るべき対応をとってくださいね。
余談ですが
私が実際に友人から聞いたトラブルをいくつがご紹介します。
友人が高校1年生の時、初めてのアルバイトでラーメン屋に勤務しました。
先輩は女性、お昼に働いている方で、平日は夕方から働いていたので会うことはなかったのですが、土日はたまに一緒に働いていたそうです。
特に何を話すわけでもありませんでしたが、何故か舌打ちをされたりさりげなく手や足に水をかけられたり足を踏まれたりしていました。
とにかく陰湿です(笑)
社員さんも含め夕方のメンバーは仲良くしてくれていたので、その話をするとみんな「またか」といった感じでした。
話によると、
新しく入る女子高校生に対して、いつもそういった対応をしているそう。
平日の昼間働ける人が少ない上に、
平日は主婦の方が多いからかトラブルもないため辞めさせるわけにもいかずに続いている…
とのことでした。
「嫌だったら土日の昼間は入らなくていいよ」
と言われましたが、気にせず昼間も入っていたそうです。
友人いわく、
「私に何も非がないのに女子高生ってだけで嫌がらせされて、それをこっちが避けるなんて負けたみたいじゃないか!!」
だそうです。
嫌がらせは半年ほど続き、それでもいなくならない友人に諦めたのか飽きたのか、そのあとは無視されるのみで嫌がらせがなくなりました。
その先輩が就職することになり、最後の一緒の出勤日の勤務後、
「短い間ですがお世話になりました。先輩と働けて楽しかったです。先輩も私でストレス発散できて楽しかったですか?」
と声をかけたそうです。
もう二度と会うことはないとわかっているからこその反撃ですね(笑)
先輩は驚いた顔をしていたそうですが、
「嫌な目にも遭いましたけどそれも今日で終わりだと思うとスッキリします。就職、頑張ってくださいね」
と言って友人は職場を出て、その先輩とはそれっきりだそうです。
僻みなんかのトラブルはこちらでどうこうできるものではないので、誰かに相談したり、逃げられるなら逃げることをオススメします。
これは友人がスポーツジムでアルバイトしていた時の話です。
パーソナルトレーニングなども行なっているジムだったため、お客さんと仲良くなることが多かったそうで、そのお客さんもよくしてくれている1人でした。
働き方として、シフトが固定だったので基本的に毎週決まった曜日・決まった時間で働いていたそうです。
毎日来ていれば、どの曜日に出勤するのか特定するのは容易だったと思います。
受付で会員カードをタッチすると、こちらで以前来館した日が見られるようになっているのですがその人は友人が働いている曜日だけ来るようになっていました。
ジムは24時まで営業しています。
当時週3日働いていて、そのうちの2日はクローズまで、1日は23時までの勤務時間でした。
クローズまでの日は車通勤でしたが、23時までの日は学校帰りに直接バイトに行っていたので終電で帰っていました。
駅まで5分の距離を徒歩で移動しています。
合コンに誘われたり、アドレスを渡されたり、なんかこの人ヤバイかも…
と思い始めていた時の23時終わりの日、友人が仕事を終えて駅に向かおうとジムを出ると駐車場から1台の車が近づいてきました。
窓が開き、中にいたのは例のお客さん。
「駅まで送っていくよ」と声を掛けられたそうです。
「すぐなんで大丈夫です。」
と断りましたが、
「暗いし危ないから乗りな。何なら家まで送って行こうか?」
歩いているのにノロノロと運転してついてきます。
これは連れ込まれたら終わる、と思いジムに忘れ物したので戻ります!と走ってジムに戻ったそうです。
クローズまで働く先輩に事情を話し、帰りに送ってもらうことになり、中で仕事が終わるのを待っていました。
すると閉店後クローズ作業をしていた先輩が友人の元にきて
「例の奴、駐車場にいる」
と教えてくれたそうです。
わざわざジムまで戻ってきて、駐車場で再び友人が出てくるのを待っていたのです。
そして先輩に送ってもらっている車中
「電車通勤してること言うからだろ」
とからかわれて思ったのが、
基本車通勤だったこともあり、その人どころか誰1人としてお客さんに電車通勤していることなんて話していなかったんだそうです。
「きっと他にもつけられていた日があったんだと気付きゾッとした」
と言ってました。
友人は後日店長に相談し、お客さんには
「迷惑行為を続けるようなら退会してもらう。」と伝えてもらい、それ以降ストーカー行為はありませんでしたが、電車通勤の日に1人で帰ることが怖くなり辞めてしまいました。
職場によってはトラブルは会社内だけでなくお客さんとトラブルになることもあるかと思います。
困ったことがあれば会社の人にしっかり相談しましょうね。
私がリーダーとして働いていた時のチームの子から受けた相談です。
私の会社は4月1日から新年度となり、チームが変わることがあります。
当時5月、その子は他のチームですが、リーダーでした。
その子の妊娠がわかり上司に報告したところ、
「年度が変わる前に産休に入ることが分かってるなら配慮ができるからいいけど、リーダーとして年度の途中で産休に入るのってどうなんだろう。途中で抜けたら周りの人は負担になるよね。」
みたいなことを長々と言われたそうです。
全女性が、必ず望んだ時に妊娠できる体になったならそれは会社のことも配慮すべきだと思いますがそうじゃないですよね。
妊娠なんていつできるかわかりません。
望んだらすぐ妊娠できる人もいればなかなか妊娠できず、不妊治療をしている人だっています。
その背景もしらずに責め立てるなんてこれは立派なマタハラです。
その子は泣きそうな顔で私に相談してきました。
私は上司に殴り込む勢いで話に行きました。
みたいな内容を冷静さも忘れて上司に伝えました。
上司はその子に配慮が足りなかったと謝罪してくれました。
先ほども書きましたが、ハラスメントは先輩や上司に相談したり、相談機関を利用しましょう。我慢は厳禁です!
いかがだったでしょうか?
トラブルと一概に言っても色々なトラブルがあり、完全に防ぐことは難しいと思います。
大切なのは
・コミュニケーションをしっかりとること
・価値観の違いを受け止めること
です。
相手との価値観の違いを受け止めながらコミュニケーションをとり、トラブルが起きないようにしながらもトラブルが起きてしまった際には1人で抱え込まず誰かに相談して乗り越えていきましょう!
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