学業を終え、晴れて新社会人になる方も多いかと思います。
アルバイトとは大きく変わる社会人生活。
その感覚はこれまでと大きく変わる事となるでしょう。
その上でもっとも伴う漠然とした不安
これから未知の世界に飛び込むのですから当然です。
今回はこれからの生活に寄り添って
そんな新社会人の方々の不安を取り除けたらいいと思います。
Contents
これから社会人になる皆さんに取って不安な事
「人間関係」「職場の環境」「仕事内容」
これらが最初に浮かび上がると思います。
中には上京して全く見知らぬ土地での就職という方もいらっしゃるでしょう。
会社の同期や上司と上手く付き合う事が出来るか、
そもそも仕事をしっかり覚えられるか…と言った事が浮かぶと思います。
新しい生活、そもそも新しい環境に飛び込む事は
希望がある反面、不安なのは仕方のない事です。
人間関係、これはどの場面・どの職種でも
ついて回る物、中でも「同期」や「上司」その他職場内の人たち。
面接時のイメージだけでは全くイメージが付かないですよね。
「自分はコミュニケーション力があるので大丈夫!」
必ずと言っていいほど耳にするこのコミュニケーション力、
実際のところこのコミュニケーションって何なのでしょうか。
ただ話しの上手い下手という意味がコミュニケーションではありません。
(ここを間違える方って結構多いんです。)
「自分はコミュニケーション力を見出されて営業になった」
「自分はコミュニケーション力が低いから希望の部署に配属されなかった」
コミュニケーション力は状況や環境に応じて
適切な発言や行動を起こせるかという事です。
これからは同世代同士のやり取りだけでなく
目上の世代の人たちとやり取りする場面がとても増えます。
この場面に応じた対応がしっかりこなせる事が
真のコミュニケーション力となってきます。
加えてこんな言葉も聞いた事ありませんか?
ホウレンソウ
・報告のホウ ・連絡のレン ・相談のソウ |
これら三つの要素を合わせ持ったビジネス用語です。
先輩や上司からの指示や仕事を終えた際の報告、
自分が今から何をするか、どこへ行くかという連絡
わからない事をわからないままにしない為の相談
簡単にまとめると、このホウレンソウこそが
コミュニケーションに並ぶとても重要なワードです。
これらは一見当たり前の言葉のように感じますが
新社会人の皆様は
ホウレンソウを意識した上でのコミュニケーション力に
期待されているという点を理解していただけたら幸いです。
新卒の社会人一年目の方ですと
基本的には同期で入社する人たちがいると思います。
本当に最初のうちはその同期との
関係性の構築が不安になる場合もありますよね。
(私もその一人でした)
実際に配属が決まり、大人数の
同期と一緒に仕事する場面はそれほど多くないのですが、
同期との人間関係、同世代で環境は違っても
同じ漠然とした不安を抱える物同士で励まし会える関係は
社会人生活におけるとても大事な関係性です。
今の時代は連絡の取れる手段も沢山あるので
気楽に話し、励ましあえる関係性を築きましょう。
一番心配な点は自分の職場の先輩や上司がどんな人か、
仕事内容がしっかり理解出来るかといった点だと思います。
ここで重要なのがコミュニケーション力です。
新入社員の身の回りの人は少なくとも皆自分よりも目上の方です。
しっかりと敬語を使い、ハキハキ喋る事
ホウレンソウをしっかり意識した上でのやり取り
そして何より挨拶は笑顔で!
これらを意識すればバッチリです。
実際に仕事として
業務についての研修や社内のルールなどを学ぶ場が多くあり
「ヤバイ…、何ひとつ理解出来ない…」
「この仕事無理かもしれない」
ほぼ間違いなくこう言った感情が湧くと思います。
(私もその一人です笑)
はっきり言って
仕事の内容はその場で全然理解できなくても大丈夫です。
理解できなくて当然ですのでその場は流しましょう。
一見乱暴にも聞こえるかもしれませんが、
教える側である、先輩・上司も最初はこういうスタンスです。
実務に関わる研修でもまず第一はその取組みの姿勢です。
知らなくて当然・わからなくて当然の新入社員とは言っても
しっかりと研修に取り組もうという姿勢がちゃんとしていないと
第一印象としてはよくないですよね。
しっかりとメモを取る事
しっかりを聴く姿勢を整える事
わからないなりにメモを見ながら質問を考える事
最初の1年目はこの積み重ねがとても大事です。
こんな意欲的な新入社員が現れたとなれば
時間をかけてでも教え、仕事の出来る人材の育てたいと思われるはずです!
いかがでしたでしょうか。
ここまでを振り返ります。
・コミュニケーションとホウレンソウを常に意識する事
・同期は戦友であり励ましあえる関係性を作る
・仕事内容を最初からしっかり叩き込む事はない
・可愛がられる新入社員になろう
新しい環境や人間関係、覚える事が膨大な新入社員の皆様は、
まずは自分なりの姿勢を相手に見せて見ましょう。
最初は失敗する事も、空回りする事もあるでしょうが
そんな可愛い新入社員の失敗も
しっかり受け止めてくれる存在が先輩や上司です。
皆様の新社会人生活がより良い生活になる事を
心より願っております。
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