現代では約9割の方が人間関係でストレスを抱えています。
「職場(学校)に行くと嫌な人がいる…」
「家に帰ったら家族にイライラしてしまう…」
そんな時ありますよね。
私も経験ありますから。
特に私はサラリーマン時代に、パワハラを受けて辛い経験をしました。
人付き合いをする中で、どうしても嫌な思いをしたり悩んだりすることがあると思います。
実際どれくらいの人がどんな場面でストレスを感じているのか。
その割合と対策法を書いてみました。
Contents
こちらの表をご覧ください。
【生活定点、ストレスを感じる理由は何ですか?】を参照して、人間関係に注目して最新(2020年)のストレスの割合を数字で表してみました。
全体 | 男性 | 女性 | |
職場(学校)での人間関係 | 38.9% | 49.4% | 29.6% |
家庭での人間関係 | 34.3% | 21.7% | 45.6% |
恋人・友人との人間関係 | 6.5% | 4.0% | 8.8% |
近隣との人間関係 | 5.8% | 4.6% | 6.9% |
ここからはこの表を参考にして一つずつ説明していきます。
職場や学校での人間関係がストレスと感じる方は、全体の第1位で約40%もあります。
5人に2人はストレスを感じている計算になりますね…。
特に女性より男性の方が割合が高く、約半数の方がストレスを感じています。
上司の叱咤、罵声を浴びてパワハラ
同僚(友達)の陰口
職場(学校)の人間関係になじめない
理由は様々ですが、雇用者として働く割合が約80%ある日本では、職場での悩みを抱えてストレスになることが多いです。
現代社会では、パワハラ、セクハラ、モラハラなどのハラスメントの問題がたくさんあります。
私自身もサラリーマン時代に、上司にパワハラを受けた経験がありました。
会社に行きたくない
仕事を辞めたい
そんな苦悩と闘ってきました。
同じ思いをしている方もたくさんいると思います。
家庭での人間関係のストレスも意外に多く、全体のストレスの割合でも約3割を占めています。
特に男性よりも女性の方が断然割合が高く、約半数の方がストレスを感じている結果となりました。
夫婦間でのストレス
育児でのストレス
など、近年では男女平等が唱えられている日本ですが、まだ女性が家庭に入り家事全般をする風習は少なからず残っています。
その中で、やはり女性の方がストレスを感じる方が多いのかもしれません。
年老いた両親の介護のストレス
もあります。
介護者が家族に居る人でストレスを感じている人の割合は、約7割にものぼります。
長寿大国の日本は、「老々介護」と呼ばれる年寄りが年寄りを介護することが増え、そのことで問題視されています。
今後はもっとこの問題は深刻化されていくかもしれません。
親しい間柄の恋人や友人関係で悩みストレスを抱えている割合も、全体で約6%ほどありました。
特に注目したいのが、男性の4%に比べて女性の方が9%近くあり、倍以上の結果になっています。
全体として見ると少ない数字ではありますが、女性の方がストレスを抱えていること見ると、男性と女性の交友関係の考え方や付き合い方の違いが表れているのかもしれません。
男性という立場の私としては、もっと女性の気持ちも考えないといけないのかもしれませんね。
近年は昔ほど近隣と関わりを持つ家庭も減ってきているせいか、減少傾向にあり全体の約5%ほどに収まっています。
しかし、今尚悩んでいる方も少なからずいるのも現状です。
生活音などの騒音、ゴミ出し問題、悪臭が漂ってくるなど当たり前の生活をしていてもストレスを感じてしまう方もいます。
特に汚部屋問題が近年では問題視され、片づけられない人が増えているせいか、悪臭や害虫の問題が増えてきています。
気持ちが晴れずに絶えず落ち込んだ状態になります。
否定的、悲観的に物事を考えてしまい、仕事や家事に手がつかないことにも繋がります。
何をするにもやる気が無くなり、うつっぽい症状に陥ることもあります。
夜眠れなくなり、時には睡眠障害を患うこともあります。
寝ているはずだが、寝つきが悪く寝たか寝てないかわからないことや、昼間に強い睡魔に襲われ、仕事や生活に支障が出てしまうこともあります。
食欲が無くなり、物を食べれなくなります。
ストレスにより食べれないだけではなく、時には吐き気をもよおしたり嘔吐、下痢をすることもあります。
精神的にだけではなく、身体的にも辛い症状に悩まされます。
頭痛や疲労感、目や鼻などの感覚器症状など、普段の生活において支障をきたすことがあります。
休息の時間に外に出て散歩をしたり、趣味に没頭したりと、悩みを忘れて気分を変えることが大切です。
カラオケで大声を出して歌ったりも良いかもしれません。
好きなことを思いきり楽しむことでストレスを解消できます。
自分が信頼している人がいるならば、思い切って相談してみるのも良いでしょう。
話を聞いてもらえるだけでも気分が晴れることもありますし、もしかすると良いアドバイスをもらえるかもしれません。
一人で抱え込むと余計に悩んでしまいます。
他人の意見を聞くと少しはストレスが解消できるかもしれません。
専門医に相談するのも一つの手です。
今は悩みを聞いてくれるカウンセリングなども充実してきており、相談者の気持ちを第一に考え対処、処方してくれます。
症状が軽いと思っている方も、辛くなる前に相談してみるのもいいかと思います。
心の病はなかなか自分一人では解決できませんし、何も恥ずかしいことでもありません。
大なり小なりすべての方が抱えていることなので、気軽に相談してみて下さい。
思い切って今の環境を変えてみるのも一つの手です。
職場にストレスを抱えているならば、会社を辞めるのも良いかもしれません。
今の世の中は終身雇用の時代ではなく、自分の能力やスキルに応じて転職することも当たり前になって来ています。
在宅ワークなども充実してきているので、雇用という形ではなく、スキルを身に付けて人との関わりを最小限に抑えて仕事をすることも可能です。
家族間でストレスを感じている方も、少しだけ一人で旅行に行ってみたり、自分の悩みを打ち明けて引っ越しをしてみるなど、環境を変えることで変化がおとずれるかもしれません。
日本の社会は
「やめる」
ことに肯定的ではありません。
しかし、少しずつ仕事のあり方、考え方も変わってきています。
それはライフスタイルも同様です。
ごく一部の人の意見で自分の人生を台無しにしてしまってはもったいなくないですか?
やめることには勇気が必要です。
しかし、やめてストレスから解放されることで自分に合った違ったライフスタイルも見えてくるかもしれません。
辞める前には不安も必ず付いてくるでしょう。
ですが、生きる道は一つではありません。
様々な観点から明るい未来が見えてくる。
それを想像するだけでも楽しくありませんか?
人間関係でストレスを抱えている方は自分だけではありません。
ですが、感じ方は人それぞれで度合いもみんな違います。
ストレス社会の現代。
特に冒頭にも書いた通り、人間関係では約9割の方が悩み苦しんでいます。
私自身もパワハラに苦しみ、40歳で前の会社を辞めました。
それから今の会社に転職し、副業、ブログを書き始め、今では年収1,000万を達成することができました。
不安がありつつも思い切ってやめたことで、新しい人生を歩むスタートを切れたのです。
何度も書いていますが、
人生の道は一つではありません。
ストレスから解放された新しい人生を歩んでみませんか?
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