時間に追われて何もできないと感じている方は多いのではありませんか?
特に会社員はそうなりがちかと思います。
しかし、そんな多忙に見える生活の中に実は膨大な時間が隠れているんです。
私がこれを知ったときは自分の生き方を悔いるほどでした。
今回はそんな皆様に秘めている隠れた時間を見える化し、さらにそれを有効に使う方法を伝えていきます。
そんな時間あるわけない!と思われた方、是非最後まで目を通していってください!
Contents
まず始めに皆様が持つ隠れた時間についてですが、それはナガラ時間とスキマ時間です。
皆様はこのナガラ時間、スキマ時間と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
「細かくてやれることがない」
「把握するのもめんどくさい」
「どう活用したらいいかわからない」
と思った人もいるのではないでしょうか?
私もかつてはそんな細かい時間なんて使い道ないわ!と思っていました(笑)
しかし、これらの時間をきちんと把握してみると侮れないどころでは済みません。
だから私は今になって後悔すらしていますし、皆様にはこれを有効に使って欲しいのです。
それぞれ見ていきますね!
ナガラ時間とは例えば朝の歯磨きの時間であったりトイレの時間、移動で歩いている時間などなにかしているけれども身体の何かしらのパーツを自由に使えるという状態の時間のことです。
何かとはそのときによりますが例えばトイレの時は手や耳が、歩いている時は耳が、車移動のときも耳とある程度は目も空いていますね。
一番空きやすいのは耳になるかと思います。
ナガラ時間を私の仕事がある平日で計算してみると3時間前後はありました。
これだけあったらなにかできそうですよね!
ナガラ時間はオーディオで音声学習をすることにより学習を進める方法が取りやすくてオススメです。
片耳イヤホンを準備しておくことで大概のナガラ時間は学習時間に変えられます。
ネット通販で2500円前後で十分なものが買えます。
私が使用しているのは以下のものです。
【進化版Bluetooth IP68完全防水】 Bluetooth イヤホン 片耳 完全 ワイヤレス
スキマ時間については想像しやすいかと思いますが、例えば通勤中の電車の中や電車がくるのを待つ時間がよく例にあげられますね。
行動と行動の間のちょっとした3分や5分という時間ですが、私は経験上この時間が一番集中力が上がります。
一方でついYoutubeなどを見てその時間を無駄にしがちでもありました。
ちなみにちょっと古い情報ですが2014年にパナソニックが行った調査によると現代人の無駄なスキマ時間は当時で平均1時間9分あったそうです。
1日1時間9分なら1週間で8時間以上になりますね。
そう考えると侮れないものです。
ちなみに私の場合は計算すると50分ありました。
ではどうしたらこのナガラ時間とスキマ時間を無駄にせずに有効活用することができるのでしょうか?
ここからこのナガラ時間とスキマ時間を有効に使う方法について説明していきます。
始めはめんどくさく感じるかもしれませんが1回思い切ってやってしまえば、かなり気持ちもすっきりするので気が向いたら休日に時間を作ってやってみてください。
まずは自分が1日の中で何をやっているのかを具体的に把握します。
スケジュールとして1日の時間割を書き出すとわかりやすいですよ。
朝何時に起きて、起きたら着替えや歯磨きに洗顔などをして、と具体的に書き出しましょう。
具体的にしておくことで後に書き出すリストの中でどれがその時間にやりやすいかなどもイメージしやすくなります。
例えば昼ごはんを食べている時間を例にすると、食事を食べているという動作をしているこの時間は目と耳は空いていますが、口は空いていませんのであくまで音声で学習したり、もしくは読書やメモを見返すこともできますね。
スケジュールを書き出したらそれぞれの活動がスキマ時間とナガラ時間のどちらなのかを示しておくとわかりやすくなりますよ。
私は前日の夜に翌日のスケジュールをモデルスケジュールとして以下のように具体化しています。
次は自分がやることを具体的にリスト化します。
自分の目標ややりたいことを細かく要素に分けていくことを繰り返すことで3分や5分といった短時間にできることが見つかるんです。
英語学習を例にすると英語の要素を文法、発音、単語に分けたとします。
さらにここから発音なら発音記号と音の変化のルールと分けられますね。
一番の基礎を発音記号とするとじゃあこの発音記号について基礎から深めようと判断できますし、これを学ぶためには教材が必要でそれはYoutubeやネット検索で書籍を探すか人に聞くかで適切なものを見つけることになりますが、私の場合は人から教えてもらった動画チャンネルが使いやすかったのでそれを使うことにしました。
以下の画像が私のリストですが、内容の隣にある時間は動画の長さになります。
1通り素直に視聴するとこれだけ掛かりますが、当然飛ばす箇所も多いので実際は3分もあれば満足のいく練習を1巡はでき、実際の所要時間はこれら以下で済むのでより手軽ですよ。
なお以下にあるナガラのみというのは、ナガラ時間はどうしても無意識で音声を流すと思考停止状態になりがちなので、そうならずに有効に学習できそうなものを選んであるという感じです。
次に自分の持ち時間とリストを照らし合わせてそれぞれの時間にどれならできるかを考えておきます。
あまり考えるすぎることはなく前日に軽くこの時間にこれはできないな~、これならできそうだな~ぐらいイメージしておけば十分です。
ただ上の私の例にも挙げたようにナガラ時間でやることについては目的を明確にして具体的にやることを用意しておいた方が時間を無駄にするリスクを減らせてオススメですよ。
ここはとても大事なところで計画通り実行したら見返すことで翌日に繋がる良いヒントが見つかります。
始めは忙しい中でこんなことしてられないよと思いがちなのですが、そこをこらえてやってみるとこれが楽しいんです。
楽しいし、成長速度も上がるので充実感も得られますね。
例えば私のある日の例が以下です。
1日の振り返りをした結果、先程挙げたモデルスケジュールでのナガラ時間と比べて、実際に有効に使えた時間は1時間10分も短かったことがわかりました。
その原因を考えていくと、
と原因が見えました。
家内の体調や帰宅後に娘にミルクを飲ませる必要性の有無は日々変動する読めない要因ですので、こうしたこともあるくらいに捉えるしかできませんが、起床後の時間を有効に使えなかったのは自分の性質によるものですよね。
なので、ここから考えてまずはこの起床後の時間はナガラ時間から外して計算しようと判断でき、毎日確実に確保できる時間をより正確に把握することができますので、学習プランもより正確に立てることができます。
ここまで1通り手順を紹介しました。
この中で一番面倒に感じるのが自分のスケジュールをすべて書き出して把握することだと思います。
そこで私のある日のスケジュールを書き出したものをもう少しここで深堀りするのでイメージを掴んでもらえたら嬉しいです。
こちらがある日の1日の流れです。
1日の流れ
5:00〜5:15 起床、歯磨き、着替え等準備 15分(ナガラ)
5:15〜5:40 通勤、車 25分(ナガラ)
5:40〜7:30 会社着、車内で睡眠 1時間50分 時間捻出可能ポイント
7:30〜7:35 走って車から職場へ移動 5分(ナガラ)
7:35〜7:45 着替え、お手洗い 10分(ナガラ)
7:45〜8:25 仕事
8:25〜8:35 休憩、準備体操、朝の仕事の確認
8:35〜10:20 仕事
10:20〜10:30 休憩 10分(隙間)
10:30〜12:30 仕事
12:30〜13:15 昼休憩 40分 (隙間+ナガラ)(使えない時間5分で計算)
ナガラ20分 (移動5分+食事10分+トイレ5分) + 隙間20分
13:15〜15:05 仕事
15:05〜15:15 休憩 10分(隙間)
15:15〜17:15 仕事
17:20〜17:30 休憩 10分(隙間)
17:30〜20:00 仕事
20:00〜20:05 ロッカーは移動、着替え 5分(ナガラ)(使いにくい)
20:05〜20:10 職場から車へ走って移動 5分(ナガラ)
20:10〜20:40 車で家へ移動 30分(ナガラ)
20:40〜21:20 家に到着、筋トレ、準備体操、ランニング 40分(ナガラ)
21:20〜21:40 夕飯 20分(ナガラ)
21:40〜22:20 シャワー、娘を風呂に入れる 40分(ナガラ)
22:20〜22:30 家内に娘を任せるまで
22:30〜24:00 作業、勉強
24:00 就寝
青字はナガラ時間、赤字はスキマ時間です。
ナガラ時間とスキマ時間、完全にフリーな時間を抜粋すると以下のようになります。
ナガラ時間
15分 起床、歯磨き、着替え等準備
25分 通勤、車
5分 走って車から職場へ移動
10分 着替え、お手洗い
20分 移動5分+食事10分+トイレ5分
5分 ロッカーへ移動、着替え
5分 職場から車へ走って移動
30分 車で家へ移動
40分 家に到着、筋トレ、準備体操、ランニング
20分 夕飯
40分 シャワー、娘を風呂に入れる
合計ナガラ時間 : 3時間35分
隙間時間
10分 休憩
20分 昼休憩
10分 休憩
10分 休憩
合計隙間時間 : 50分
フリーの時間
1時間30分
という感じです。
スケジュールの書き出しを行ったら、ナガラ時間が3時間35分と隙間時間が50分あることがわかりました。
このように具体化するとそれを今度は使えそうって思いませんか?
ここが喜びを感じられるところです。
ちなみに私がこれだけの時間があると知ったときは驚愕しましたよ。
今までどれほどの時間を無駄にしてきたのだろうと恐ろしくなりました。
これに加えて夜には最低でも1時間30分の完全にフリーで使える時間があります。
つまり無理のない範囲で毎日合計で5時間55分という持ち時間があることがわかったのです。
可能性を感じますね(笑)
皆さんも同じように持っているものなので是非取り組んでみてくださいね!
ナガラ時間とスキマ時間を有効活用する手順について見てきました。
自分の例を載せましたが、強い刺激を受けて頂けたのではないでしょうか?
あれぐらいの時間を皆様も持っているんです。
なので忙しい人ほど是非一度自分にどれくらいの時間があるのかを把握してみて頂きたいです。
今回紹介した方法の手順は以下の通りです。
時間は誰にでもありますが、その時間を生かすも捨ててしまうのも自分次第であり、捨ててしまう場合恐ろしいのはそれを無意識にやってしまっているというところだと思います。
これは本当に勿体ないことですので、今回の記事が皆様にとって時間活用に対する何らかの気付きの良いきっかけとなれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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