今「自分は社会の中の強者だ!!」と思いますか?
なかなか思えないですよね。
もし思えたならある意味強者かもしれません。
でも「いつか自分も強者になってやる!」と漠然と思っている人は少なくないはずです。
そこで強者とはそもそも何なのか?
弱者が強者に勝つためにはまず強者とは何たるかを知らなくてはいけないと思うので、今回はそれを考えていきたいと思います。
強者が強者で居続けるための強者の戦略とは一体どんなものでしょうか。
私自身はまだ強者とは言えませんが、自分なりに調べて分析してみて感じた、強者というもについての考えをお伝えします。
ここで言う「強者」とは特定の市場でシェアNo.1の企業のみを指します。
これはランチェスター戦略という経営における戦略での定義で、元々は戦争に勝利するための法則をビジネスに応用したものです。
過去に詳しく紹介しています。
ランチェスター戦略は「強者の戦略」と「弱者の戦略」に分けられます。
No.1だけが強者になるのでシェア2位以下の企業はどんなに規模が大きくて有名でも弱者になります。
そして「特定の市場で」という部分が実はとても重要です。
今回、スキマ時間でブログ運営をしている私としては「ブログ運営」という市場での強者がどのように戦っているのかを分析したいと思います!
ランチェスター戦略において弱者の戦い方を「第一法則」、強者の戦い方を「第二法則」(ミート戦略)と言います。
強者の戦い方は、潤沢な経済力で幅広い範囲で顧客を取り込み、弱者が仕掛ける差別化要素を潰し、下剋上を妨げる戦法です。
簡単に言うと、お金と人員を沢山使って、そして自社製品を沢山のお店に置いて、他社の追随を許さない!という戦い方ですね。
更に強者は同じようなライバル商品がある時に敢えて金額を下げるということもするんです。
体力のある強者は他の商品で利益が上がるので痛くも痒くもありませんが、弱者である中小企業がその商品に社運をかけていたら!?
金額を下げて利益が下がるのは死活問題です。
強者の戦い方として「五大戦略」と称して5つの戦法があるので、それぞれを考えていきたいと思います!
ブログで取り扱うジャンルの幅を広げている
弱者は発信するジャンルを絞って特化ブログを作って運営しています。
強者は様々なジャンルのブログを運営しています。
なぜそれができるかというと豊富な人材や資金があるから。
ジャンルの幅が広くあれば記事も書きやすくなり、記事数も自然と増えていきますね。
それから例えば有名人の方。
好きな有名人のブログなら、特になんでもない日常でも皆さん見たいですよね?
むしろ「今日の夕飯」や「お気に入りの服」なんていう日常こそ見たいものです。
私の日常はまだ誰も興味がないでしょうけども…
とにかく強者は幅広いジャンルを扱うことで多くの読者を得ているのですね。
複数のブログを運営している
弱者は持っている資源(資金・時間・人材)が少なく、複数ブログを運営すると力が分散してしまうので、一つのブログに力を集中させて運営をしています。
しかし強者は資源が潤沢にあるので複数のブログを運営することができます。
複数のブログを持って幅広く展開することによって、人に見てもらう確率が上がりますよね?
興味は人それぞれ違いますが、色んなジャンルで展開していればどれかは刺さるものがあるということです。
そしてジャンルを一つに絞ってしまっている場合、いざそのブログが失敗した時のリスクは大きくなりますが、複数持っていればリスクを分散することもできます。
強者は複数のブログを運営して多くの人に閲覧してもらい、そしてそれによってどんどん新たな読者を増やすことができるというわけですね!
効率よく大量の読者にアプローチする
弱者は読者に頂いたコメント一つ一つに返信をしたり、TwitterなどSNSを活用して相手との距離を縮めることによって読者になってもらっています。
強者は一人ひとりと蜜に関わりは持っていません。
実際時間もかかるし効率が悪いですよね。
それよりも一気に幅広く沢山の読者に喜んでもらうような方法をとっています。
例えば、有名人のインタビューを掲載したり、旅先の現地に直接出向いてレポートしたり。
とにかく資金力が違うので、多くの人が関心を持つような記事にお金をかけることができるんです!
弱者が一本釣りしている横で強者は大きな網で魚を獲っているイメージですよね…
一つのジャンルに対して幅広いテーマを網羅している
弱者は絞ったジャンルの中でも更にテーマを絞ったブログにしないと強者には勝てません。
例えば「電化製品紹介サイト」ではなく「パソコン紹介サイト」という感じでテーマをより絞ってブログを運営しています。
例えで言うと、強者は「電化製品紹介サイト」を運営します。
その中にはパソコンの記事もありますが、エアコンや空気清浄機の記事など色々なテーマの記事があります。
なぜならパソコンを深堀りした記事を書き続けても大きな利益は生まれないからです。
何度も言いますが、強者は資金や人材が豊富なので色々なテーマを網羅することができ、より大きな利益を狙っているんですね。
みんながやっていることをやる
弱者は他の人がやらないような内容を考えて記事を作ります。
というか、そうやって差別化しないと読者に求められないんですよね。
強者はみんながやっていることをやっても勝つことができるんです。
なぜなら…
しつこい様ですが…
潤沢な経済力があるから!!
みんなが書いているような内容に有益な情報を更に追加したりして記事にしちゃうんです。
強者は奇抜なことや思いも寄らないことを記事にしなくても、自分のブランド力や発信力で読者を得ることができるんですね。
今回は「ブログ運営」という市場においての強者の戦い方を考えてみました。
ランチェスター戦略においてはどの市場においてもほとんどが弱者ですよね。
でも強者の戦い方を知れば、弱者の視野も確実に広がると思いました。
強者はやはり圧倒的な経済力、資金力で強者として君臨しているということは分かりました。
でも「太刀打ちできない」と諦めるのではなく、自分ができることをやっていくことが大切ですよね!
さあ、頑張って今よりも高いところを目指しましょう!
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