「副業を考えているけど会社で禁止されているし……」
「思い切って副業を始めたけど会社にばれたらどうしよう……」
現在副業をしている人もしくはこれから副業をしたいと思っている人の中にはこのような不安を持っている人がいるのではないでしょうか。
私自身も今でこそ副業としていろいろな事にチャレンジしていますが、以前は「会社で禁止されているから」という理由で副業に一歩踏み出せなかった一人でもあります。
2018年以降副業に対しての世間の見方が緩くなってきましたが、いまだに多くの企業では就業規則で禁止している現状が続いております。
こういった状態の中でも"副業"をしている方、もしくはこれから"副業"をしたいと思っている方のために「副業が会社にばれる理由」について解説していきたいと思います。
「副業が会社にばれる理由」を知った上で、そこをクリアして自分が副業をできるのかどうかを判断してみてください!
Contents
実はサラリーマンの副業がばれる理由は以下の2つしかありません。
②自分の行動や原動でばれる
それぞれ説明をしていきたいと思います。
会社員の給料からは「所得税」と「住民税」が天引きされるようになっています。
このうち「副業のばれる原因」となるのが「住民税」です。
まず、住民税について簡単に説明したいと思います。
住民税(じゅうみんぜい)は、日本の税金のうち、都道府県民税と市町村民税を合わせていう語。特に、個人に対する都道府県民税と市町村民税は、地方税法に基づき市区町村が一括して賦課徴収することから、この2つを合わせて住民税と呼ぶ。
引用元:Wikipedia
イメージで言うと、自分が住んでいる地域の教育や福祉、行政サービスに対して支払っている税金という事ですね。
住民税がどういったものか分かったところで「住民税によって副業がばれる理由」を説明していきますね。
基本的に住民税の納税額は、前年度所得に応じて決まります。
副業をしている場合は副業からの収入も合算した収入が所得合計となるわけです。
そして、住民税の請求書は何もしなければ本業の住所(会社)に対して届くこととなっており
もし、住民税が他の同年代の人より高くなっていたり、明らかに前年度より高くなっていたりしてしまうと経理の人から「副業をしているのでは?」と疑われ、最悪の場合はばれてしまうなんてことが起こってしまいます。
住民税は役場へ「普通徴収」の申請をすることで副業収入に対する分は会社を通さず自分で払うようにすることが出来ますので、申請さえしっかりしていれば住民税でばれる心配はありません。
自分が副業をしていることをうっかり同僚に話してしまい、それが噂となりばれてしまう事もあります。
信頼のおける同僚であれば自分が今やっている副業について話す事は問題ないかもしれませんが、噂は広まってしまうと一瞬でそれが上司の耳に入り、怒られたり最悪の場合は減給や降格になってしまう事もあるので、どんなに信頼がおける相手であっても話さないことが得策でしょう。
①の住民税に対してはしっかり対策をしていれば防げますが、自分の言動や行動は意識する必要があります。
特に、初めて給料ではなく自分の力でお金を稼ぐとつい誰かに話したくなったり気が大きくなったりしてしまいます。
気持ちは分からないではないですが、こういった綻びから副業がばれることも多いので上手くいっている時ほどばれるような発言はしないように注意しましょう。
これは私の体験談なのですが、副業に対して力を入れすぎて体調を崩してしまい上司に副業を怪しまれたことがあります。
副業を始めたばかりのころは、分からないことだらけで寝る間を惜しんで作業に取り組み作業をするために本業を早く切り上げて退社したりしていました。
すると、人間ですから疲れがたまってくるんですね。
そういう生活が続いているうちに、あまり寝てないので顔に疲労感みたいなのが溜まってきてしまい、会社の人たちにすごく心配されるようになってきたんです。
私自身、目的があって副業をしていたため多少のキツさでは辞めるつもりはなく周りの人に心配されながらもそういった生活を続けていきました。
そういう私の姿をみて最初は「何かあったのではないか?」と心配してくれていた上司が、徐々に私に対して「何かがおかしい」と疑いの目を持ち、事あるごとに「バイトでもしてるのか?」と聞いてくるようになってきたのです。
「ばれたか!」という焦る心の内を抑え何とかその都度ごまかしてその場を切り抜けたのですが、これがきっかけでいかにばれないようにするかというのを考えるようになり、副業の生活リズムを見直し、最低限会社では元気な姿を見せれるようなやり方に変えていくこととなりました。
会社での安定収入があってこその"副業"というのが私の考えですので、いかにばれずに"副業"をするかというのもとても大切なのです。
考え方は人それぞれだと思いますが、"副業"をするとストレスや疲労が本業だけをやっている時以上に溜まりやすくなり、それが原因でばれる可能性もありますので、適度なやり方を自分で見つけていきましょう。
今回は「サラリーマンの副業がばれる理由」について解説させていただきました。
①住民税
②自分の言動や行動の2つです。
①は住民税の仕組みを知ることで、②は副業に対する自分のスタンスや目的を明確にし意識することで防ぐことが出来るはずです。
就業規則で禁止であってもばれないのなら"副業をやってみたい"と思う人はぜひ、今回紹介した「ばれる理由」を押さえておけば会社にばれる可能性は低くなりますので、挑戦してみるみてはいかがでしょうか?
そこにはきっと、本業だけでは知りえない世界が沢山ありますよ!
この記事を読んで一人でも多くの人が副業に挑戦してくれたら幸いです。
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