Googleスプレッドシートは、複数の人たちで同じシートを共有することができます。
シートのオーナーが、共有して一緒に編集する人を招待する。
もしくはシートのURLをメールなどで送り、受け取った人が共同編集者として参加できるという形です。
スプレッドシートのオーナーは基本的にシートを作成した人です。
今回はそのオーナーの権限を他の人へ変更することができるので、この記事で紹介していきます。
Contents
スプレッドシートは、ひとつのシートを複数の人たちで共有でき、そのことによって、複数の人が同時に内容を把握することができます。
エクセルのように誰かが操作している時に他の人が操作できないというストレスがありません。
複数で共有できるスプレッドシートですが、シートの作成者がオーナーの権限を持っています。
オーナーが「閲覧」「編集」全てできるのに対して、共有した人は「編集できる」「閲覧のみ」と、できる範囲をオーナーが指定することが可能です。
大勢の人でシートを共有する時には、人数に制限があります。
1 つのファイルを 100 人を超えるユーザーと共有して共同編集する
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドでは、権限を与えられたユーザーが、最大で 100 人まで同時に閲覧、編集、コメントできます。
100 人を超えるユーザーが 1 つのファイルにアクセスする場合、ファイルのオーナーと編集権限のある一部のユーザーのみがファイルを編集できます。
引用元:Googleドキュメントエディタヘルプ
オーナーが共有者の中から1人を選び、「オーナーにする」という操作をすれば簡単にできます。
実際にやってみました。
スプレッドシートの「共有」を選び、オーナーを引き継ぐ1人を選びます。
この操作で新しくオーナーに選ばれた人にはメールでの通知が届き、オーナーが変更されます。
簡単にできました!
ただオーナーを変更する時の注意点があります。
この後に記載していますので読んでみてください。
スマホでは、オーナーの権限を変更することはできませんでした。
権限変更はできませんでしたが、以上のことが可能でした。
オーナー権限を変更するには、パソコンからの操作が必要ですね。
一度自分から他の共有者にオーナーの権限を移すと、自分をオーナーに戻すことができなくなってしまいます。
ファイルのオーナーの変更後
ファイルのオーナーを他のユーザーにすると、次の操作ができなくなります。
- オーナー権限の譲渡(自分にオーナー権限を戻すこともできません)。
- Google ドライブのファイルの完全な削除。引用元:Googleドキュメントエディタヘルプ
再度自分にオーナーの権限を戻したい場合は、現時点でのオーナーが同じ操作をしてオーナー権限を変更する必要があります。
スプレッドシート上でだけでなく、保存先の「Googleドライブ」からもオーナーを変更することができます。
変更したいシートを選んで、共有のマークを選びます。
その後の操作は、スプレッドシートの時と同じです。
スプレッドシートに限らず、Googleドキュメントなどもオーナー権限変更ができます。
どれも仕事で使うファイルなので、仕事で担当者が変わった時に便利ですね。
実際にGoogleドキュメントのオーナー権限変更をしてみました。
基本的には、スプレッドシートと同じ操作ですぐにできました。
仕事で同じプロジェクトに関わるとき、大勢でタスクに取り組む時などに便利な「オーナーの権限変更」の方法についてまとめました。
複数人でひとつのシートを変更できるのが便利なスプレッドシート。
だからこそ、オーナーが取り仕切る場面もありますよね。
スプレッドシートを使うとき、オーナーを変更する機会があればこの記事を参考にしてみてください。
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