コロナ禍の就職活動。先が見えず不安が募りますよね。
先月就活を終えた私もオンライン説明会や面接と、焦りと孤独感に苛まれました…
しかし、こんな状況でも就活からは逃れられません。
だからこそ、これからの就活生には早めに行動して幸運をつかんでほしい。
その思いから、私の体験をもとに就活に必要な知識や行動をお伝えします。
今回は、就活を始めたばかりの学生へ「就活の始め方・インターンシップの進め方」を紹介します。
Contents
就活を始めるにあたって、数多くの企業を知ることははとても重要です。
企業を知れば知るほど比較対象が増え、志望企業を選ぶうえでの軸を定めやすくなります。
皆さんが知っているテレビCMで有名な企業は、全企業数の1%にも及びません。
まずは、業界や企業を知り、自分の知識を広げると同時に興味がある分野を考えてみてください。
私個人的には、「会社四季報 業界地図」(東洋経済新報社出版)をおすすめします。
皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
業界の将来性、業界内の企業の位置づけ、平均年収などが分かるため、広く浅く知識を得るには最適な一冊です。
また、重要な部分は太文字や色文字で書いてあるので非常に読みやすいです。
私は紙媒体を購入しましたが、最近ではオンライン版も出ているので、空いている時間にスマホで読むこともできます!
初めは、自分が知っている企業や興味のある業界だけでなく、必ず全ページに目を通してみましょう。
約1時間かけてパラパラと目を通し、少しでも気になるページがあれば印(付箋など)を付けてください。
その後、印を付けた中で最も興味のある業界・企業から順位を付けてください。
この際、直感的に気になる企業を時間をかけずに選ぶといいでしょう。
「就職活動は論理性が大事」とよく聞きますが、私の場合、ある程度の直感は信じるべきだと思っています。
直感で選んだ企業に対して、無理のない理由を付けていくことが重要です。
ですから、印をつけた業界・企業に関しては広く深く調べてください。
この方法については、次回の「業界・企業研究編」でお伝えします。
インターンシップの参加を目的とするのであれば、ざっと企業の情報を調べてみましょう。
企業HPを参考に、代表的なサービスや商品、職種を調べてみてください。
自分が気になる企業を幾つかピックアップしたら、インターンシップにエントリーしてみましょう。
倍率などを気にせず申し込んでみることが大切です。
選考に直接的に有利になることは少ないですが、就活生や社会人との関係を構築するためにも必ず参加することをおすすめします。
インターンシップの種類にもよりますが、遅くとも大学3年の夏にはインターンシップに参加しましょう。
エントリー締切が6月上旬の企業が多いため、4月から5月にかけて準備をしておくのがベストです。
大学3年になると本格的に就活を始める学生が大勢います。
ちなみに、大学3年の6月には約8割の学生が就活しています。
私も大学3年の夏にインターンシップに参加した際、様々な就活生や社会人と話をして刺激を受けました。
就活への不安や焦りを相談し合えるので就活へのモチベーションを上げることができます。
10から15社にエントリーしてみましょう。
ここでの注意点として、大企業だけでなく中小企業やベンチャー企業にもエントリーしてみてください。
大企業は、エントリー数が多いためインターンシップに参加できない可能性があります。
その一方で、ベンチャー企業は大企業に比べて参加できる確率が高いのと同時に、インターンシップを通して就職活動や人生全般についてなど広い視点での考え方を身に付けることができ、とても勉強になります。
特に夏は就活に余裕のある時期なので、ベンチャー企業への参加も視野に入れてみてください。
いざインターンシップに参加するとして、エントリーの方法は気になりますよね。
まずは、インターンシップを開催している企業を知り、詳細を把握しましょう。
マイナビやリクナビから調べることもできますが、企業の採用HPから「採用人数・インターンシップ詳細・選考方法」などの正確な情報を収集することをおすすめします。
また、エントリーに必要な手続きはインターンシップの特徴によって分かれます。
インターンシップは主に3種類あり、短期インターンシップ(1日程度)、中期インターンシップ(3日程度)、長期インターンシップ(1ヶ月から1年程度)です。
私の体験談と共にそれぞれの特徴をお伝えします。
会社説明会型インターンシップです。
就活生をお客様として、大人数参加のイベント形式で行われます。
この場合は、簡単なエントリーシート(200字程度の参加理由)のみでエントリーできます。
エントリーは簡単にできますが、人気企業は抽選や定員オーバーで即締切になるので、注意してください。
こういったインターンシップは12月~2月の冬に頻繁に行われるので、夏のインターンシップの参加を考えている場合は志望度の高い企業のみ参加するといいでしょう。
プロジェクト型インターンシップです。
企業から一つのプロジェクトが与えられ、チームで3-5日かけて取り組みます。
私も8月に銀行の3days internshipに参加しました。
就活生5名チームで一つのプロジェクトに取り組み、銀行業務の一部を知ることができました。
イベント形式のインターンシップだったので、人事の方も優しく楽しい3日間でしたが、企業の良い面しか見れないのが実情だと感じました。
エントリーには、エントリーシート(参加理由や自己PR等、各200字程度)、Webテスト、面接が行われる場合が多いです。
一度エントリーシート&Webテストで選考が行われるため、面接までたどり着かない場合もあり、倍率は少々高くなります。
個人的な意見として、このインターンシップのメリットはグルーブワークの場数を踏むことができる点にあります。
本選考ではグルーブワーク選考もあるので、幾度か経験して慣れておきましょう。
また、他の就活生と仲を深め、情報共有したり不安な気持ちを適度に吐き出したりして、気分転換を図ることはとても大事です!
中期インターンシップに参加すると、採用セミナーへの優先的な招待や選考プロセスが異なる等、本選考にて優遇される場合もあります。
仕事体験型インターンシップです。
実際に企業の方々と一緒に働き、企業の内部事情を知ることができます。
ビジネスマナーや社会人としての責任感など、アルバイトでは得られないスキルを身に付けられます。
他の就活生と経験値において差を付けるのに有効なインターンシップです。
私は長期インターンシップに参加しなかったので、就活にて「将来会社でやりたいこと」を見つけるのにとても苦労しました。
私の友人でインターンシップをしていた方は、早めに将来像を描いて就職先も決めていました。
ですので、将来何をしたいか分からないと感じていて時間に余裕のある学生はぜひ参加してみてください。
大学2年から3年にかけて挑戦してみるのがベストだと思います。
エントリー方法は中期インターンシップと同手順ですが、志望理由や自己PRをしっかり準備して臨む必要があります。
また、長期インターンシップにおすすめの企業が知りたい方は以下のサイトをご覧ください。
”圧倒的成長!おすすめ長期インターンシップ20選!”
https://br-campus.jp/articles/report/89
ビズリーチ・キャンパスホームページより引用
コロナ就活で最も不安に感じる点ではないでしょうか。
ズバリ!
現在は、オンラインインターンシップの開催が主流になっています。
私の調べる限りでは、大企業・ベンチャー企業はインターンシップを開催しています。
インターンシップの内容としては通常と変わりなく、「事業内容のレクチャー・グルーブワーク・プレゼンテーション」などをオンラインで行います。
選考段階での面接もオンラインで行われるため、ネットワーク環境を整えて面接に臨んでください。
私が本選考でオンライン面接をした際に、ネットワーク接続が非常に悪くて不毛な結果に終わったことがあります。
面接当日、落ち着いて面接官と会話をするためにも、ネットワーク環境は事前に必ず確認しておきましょう。
オンライン開催という点で不安もあると思いますが、インターンシップ参加は本選考において有利に働きやすいので、積極的に情報を得てエントリーしましょう。
今回は、就活始めの学生に向けて取り組むべき行動について紹介しましたが、如何でしたでしょうか。
私も就活を始めた頃は焦りばかりが募り、何から行動したらいいのか分かりませんでした。
ただ、分からないなりに調べて行動してみると次にやるべきことが自然と見えてきました。
インターネットで文面から情報を得るだけでなく、就活イベントやインターンシップに参加して学びを吸収することが重要です。
コロナ禍においてもオンラインで開催されること以外は特に変わりありません。
早めに行動して後々の幸運をつかみ取って下さい。
次回は、オンライン面接の成功法についてお話します。
興味がある方はぜひ読んでみてください。
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