kindleで小説を販売してみたんだけど
なかなか売れないんだよね。
友達は面白いって言ってくれたんだけどなんでだろう?
kindleで小説を出版して、いよいよ作家デビュー?!
と思ったら「売れていない、トホホ」
ぶち当たる次の壁は、販促展開ではないでしょうか?
売れている作家の方々が何を実行して本が売れているのか?を検証して、kindleで出版する小説の販促方法を考えてみました。
Contents
KDP:kindle Direct Publishing(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)
本が出版できるサービスです。
KDPで売れないと予測される原因は、主に次の4つが考えられます。
●表紙のインパクトが弱い
●カテゴリーが違う
●レビューがイマイチ
●販促の準備不足
KDPではランキングのほとんどが、出版社で出版をされている作家さんでした。
出版社では、売れる戦略を万全の体制で世の中に発信されているので当然と言えば当然ですよね。
それでは、KDPで小説を出版した後に売れない4つの原因について検証していきましょう!
本屋さんに並んでいる小説は、見た目のインパクトが強いものが多くはありませんか?
本の題名が見ずらいと、手に取ってもらうことも難しいと思われます。
また、デザインが本のイメージに合わないと
「あ。これは欲しい本と違うジャンルかな」
と、見のがされてしまう可能性もあるかもしれません。
表紙のイラストや、写真がキレイだと、自分が欲しい本ではなくても「キレイだな」と見る確率が高くなりますよね。
KDPセレクトで成功をされている作家さんは、見た目に惹かれる表紙が多くありました。
出版する際にカテゴリの選択がありますが、出版後に自分で登録したカテゴリーが違う時などがあるようです。
●KDPの出版時⇒「件名標目BISAC」のカテゴリで選択する
●出版後⇒AmazonのWebサイトは独自のカテゴリ分けがされる
そのため、出版後に自分の電子書籍が希望通りのカテゴリになっているかをチェックしましょう。
「あれ?見てもらえていないかも。」と思ったら、カテゴリの見直しをしてみてください。
出版後に読んでくれた方のレビューは、とても気になりますよね!
読者さんが、どんな評価をしてくれたのか?
どんなところがイマイチだったのか?
また、好評だったページはどの辺りか?
レビューの確認は「今後の検証⇒改善策を検討⇒改善実行」に役立ちます。
レビューの確認は、PDCAサイクルでの検証をおすすめします!
KDPは経費が最小限でほぼ無料で出版できるので、小説が出来上がるとイチ早く出版したくなると思います。
でも「ほっと一息」一呼吸おいて少しお考えください。
電子書籍を販売するための、販売促進対策は練りましたか?
思い切って出版を決めた、自分の思いがいっぱい詰まった小説を、たくさんの方に読んでもらいたいですよね。
次では、小説が出来たら、しっかり準備をして出版するための対策法として
「KDPで売れている人がとる行動」について解説していきます。
個人で出版するのは簡単ですが、販促も広告も自分で考えて行かなくてはならないので、出版時の戦略を考えるのも一苦労だと予測されます。
では、何をしていけば売れるのか?売れる人が取っている行動をまとめてみました。
KDPで売れる人が取っている行動
●出版前に、他人に読んでもらう。
●SNSで宣伝
●出版後のレビュー検証
●書籍の追記・シリーズ化
●著者セントラルへ登録
●表紙は外注・アイキャッチに注目
KDPの出版方法については、YouTubeでもご案内しております!
私の出版したkindle書籍をご覧ください。
本の内容が、ひと目でご理解いただけるかと思います。
このように、文字を強調する、デザインを本のイメージに合わせるなどの演出ができると、kindleで本を探している方の目に留まりやすくなるでしょう。
表紙の作成にお勧めの無料サイト2つ
参照:写真のフリー素材サイト 商用可能で使用できる、素材が満載のサイトです。 検索で本のイメージにあった素材を探すと、大量に出てきますよ。 無料でもクオリティは高いです。 参照:Canvaデザインテンプレートなど ロゴや素材のテンプレートがたくさんあります。 使い方も難しくなく、様々な効果のある演出が可能です。 携帯アプリもありスマホの操作も可能です。 スキマ時間に利用できるのも嬉しいですね。
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無料ツール・無料素材は、他のSNSでも利用ができるので一石二鳥、三鳥です。
使い方も簡単なので、お試しください。
クラウドソーシングサイトで外注
クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」「ランサーズ」などでは、フリーのイラストレーターさんが登録されていますので、外注するのも1つの方法です。
クラウドソーシングサイト大手2社 参照:クラウドワークス 参照:ランサーズ
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発注する際にもサイト内では、各イラストレーターさん個々の実績や得意ジャンルなどが紹介されているので、イメージに合うイラストレーターさんへ発注のスカウトをすることができます。
外注でオリジナル感があふれる、ハイクオリティな表紙も素敵ですよね。
他人に読んでもらえることで得られる効果
●客観的な目線で、アイデアやアドバイスがもらえる
●自分の気づかないところに目が届く。
●人と作品について会話(アウトプット)をすることで、創作意欲が沸く。
例えば、小説タイトル「U太郎の小さな幸せVol1」を、友達に見てもらいました。
Jさん | 「Cさん、新しく小説を書いてみたんだけど、読んでもらえないかな?」 |
Cさん
|
「Jさんが本を書いたの?どれどれ。
U太郎さんが夜遅くに帰宅すると、子供の寝顔にほっこりと癒される。 うんうん!子供の無防備な寝顔は、パパママの活力になるよね。」 |
Cさん
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「そうするとタイトルは、サラリーマンU太郎の小さな幸せ
の方が、働いているお父さんって感じがするんだけど、どうかな?」 |
個人で編集者を雇うのは高額になり難しいかもしれませんが、周りの家族や友達に評価してもらうのは、色々な点に気がつけるところなどが良いと思います。
プロの作家さんは、編集者と何度も構成などを打合せて書いているので、常に作品に関しての感想や、意見交換をしていますよね。
せっかく自分の本が出来上がったのに、誰にも読んでもらえないのは寂しいですよね。
個人でkindleのKDPを利用されている方は、ブログやツイッターなどで宣伝をしている方が多いようです。
主なSNSとは
●ブログ(blog)
●ツイッター(Twitter)
●インスタグラム(Instagram)
●フェイスブック(Facebook)
ブログに本の紹介文をアップ ⇒ KDPにもブログをやってます!とアピール ブログファンの方は 「〇子さんの本が販売されているのね!見に行かなきゃ!」 と思うでしょうし 本を探していた方は 「〇子さんの本は初めて見たな。どんな作者さんなんだろう? ブログもされているのね。見てみよう」 と思われるでしょう。
私達が普段kindleで「電子書籍」を買う時には、作者がどんな方なのか?
本のレビューなどを気にして見ていませんか?
または、ツイッターの発信だと、拡散力が見込まれるので
「毎日飲むだけで健康的に痩せられる!人参ジュースダイエットの本を出版したよ!」
などとツイートをすると、ダイエットに興味のある方は見てくれると思います。
購入するかまでは別問題となりますが、ツイッターは不特定多数の方に発信できるので
発信し続けることで読者が増やせる効果は、期待できそうです。
InstagramやFacebookは、不特定多数と言うよりは
「友達・知人などに向けての宣伝」に繋がるので
kindleでウィンドウショッピングをしてきた新規顧客よりも、知り合い度が深い分だけに応援してくれるのではないでしょうか?
読者はレビューを見て、本の内容が面白いのか?を判断されますよね。
または、作者のTwitterやブログなどの他に発信されている情報を頼りに、購入するかの判断をするのではないでしょうか?
口コミ情報を見たり読んだりして買い物をするのは、今や当たり前の時代になっていますよね。
レビューの検証例
共感が得られない、マイナスの評価
●期待外れでした。
●途中で飽きてしまいました。
●最後のオチが予想出来たのでイマイチ。
共感が得られた、プラスの評価
●続きが読みたいです!次回作ありますか?
●久しぶりにスカっとしました!
●主人公が走って追いかける姿にドキドキしました!
検証したレビューを踏まえた改善策
●表現を変えてみる
●シリーズ化してみる
●ページ数をアップしてみる
●KDPセレクトを有効活用
1.KDPセレクトの登録期間(90日)は、kindleストアの独占契約となる。
2.ロイヤリティが35%⇒70%に。
3.登録特典1つ ⇒ 最長5日間の無料キャンペーン or 期間限定の割引キャンペーン。
4.Kindle Unlimited(読み放題)にも追加される。
レビュー記事「お客様の声」は、本の内容改善、改善策を実行でより良い提供ができます。
また、冒頭でご紹介した「KDPの始め方」のKDPセレクトの戦略も販売促進に役立ちますよ!
常にアンテナを貼って、お客様の声を逃さないように心がけましょう!
kindleの人気ランキングを見てみると、小説よりもビジネス経済系のカテゴリーが
強いようですが、KDPで電子書籍の小説を出版してヒットしている方もいらっしゃるのが
心強くはありませんか?
●KDPでの小説出版は、ほぼ無料でメリットばかり
●表紙は無料サイト、または外注でアイキャッチに注意しよう
●出版後はカテゴリーを再確認
●SNSの販促は効果絶大!
●お客様レビューは見逃さないでね
●KDPセレクトを有効活用しよう
kindle小説の出版は、KDPセレクトで売れる人の行動を真似してみましょう!
SNSでめいいっぱい宣伝をして、1人でも多くの方に小説を読んでいただきましょうね。
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