モノを売っている人なら必ず「もう少し売り上げが伸びないかな……。」と思ったりしますよね。
その次には、「でも何をやれば良いのか。」と考えてしまいませんか?
そこで今回の記事は、売上を伸ばす販売戦略について書いていこうと思います。
販売戦略と言っても、専門用語ばかりの難しいことではありません!
誰でもできる簡単な戦略なので、安心して読んでください!
1つ目は、ポイント制度を使った販売戦略です。
「ポイント〇〇%プレゼント」や「ポイント〇〇倍デー」などと広告を見たことがありませんか?
販売戦略として、ポイント制度を導入している企業や販売者は多いと思います。
しかし、ただポイントを付ければ良い、ポイントをプレゼントすれば良いというわけではありません。
そもそも、ポイント制度の一番の目的は、再来店を促し、顧客の獲得をすることです!
そのためには何をするのか?
ポイントを素早く貯めさせて、お客様に得をしていると思わせることが非常に重要になります。
実際に、これを理解せずにポイント制度を導入している企業や販売者は多くいます!
考えてみてください。
・500円お買い物ごとに1ポイント差し上げます
・10万円お買い上げでポイントが貯まったため、次回から使える500円の商品券を差し上げます。
こんな還元率の悪いポイント制度では、正直なところ、また行きたいとは思いませんよね……。
その他にも、ポイント制度にはいくつかメリットがあります。
・顧客情報を把握できる
・ポイント制度がきっかけで、お客様とのコミュニケーションが生まれる
・来店促進などのキャンペーンのきっかけとなる
顧客情報がわかれば、顧客層に合わせた商品の提案ができるようになります!
お客様とのコミュニケーションが生まれれば、顧客獲得のチャンスやキャンペーンが打てれば、販売・集客のチャンスが生まれます!
そして、ポイント制度をうまく使えれば、それだけでライバルに差をつけることができ、あなたのブランディングにもなります。
ぜひ、うまく活用してみてください。
2つ目は、特典を使った販売戦略です。
よく通販番組などで、「〇〇をお買い上げで、□□が付いてきます!」のように、購入したモノの他に特典がついてくる事がありますよね。
お得だなと思う方もいれば、特典だから大した品物ではないだろうと、思ってしまう方もいますよね。
そこで重要になるのが、特典の価値を高く見せる事です。
例として、スマートフォンと画面フィルムの話をします。
・「スマートフォンご契約のお客様には、画面フィルムをプレゼント致します。」
このような言い方だと、多くの人は、「どうせ安物のフィルムだろう」「この特典には惹かれないな」と思うでしょう。
では、この言い方ならどうでしょう?
・「スマートフォンご契約のお客様には、3000円相当の強化ガラス保護フィルムをプレゼント致します。」
値段と機能を伝えるだけでも、特典に対する魅力は変わってきませんか?
多くの人は、「特典」としてではなく、「付属品」として見てしまいがちなので、せっかくの特典もなんの意味もなくなってしまう事が多いです。
特典をつけることの一番の目的は、「商品だけでなく、特典も欲しい!」と思ってもらう事。
そのために、特典の値段を伝えたり、他の商品と比較して特典の良さをアピールしてみても良いでしょう!
最後3つ目は、オリジナルを使った販売戦略です。
上で説明した特典ですが、もう一段階特典の価値を上げる方法があります。
それは、「他にはない、ここでしか手に入らないオリジナルの特典をつける」事です!
どこでも手に入るような特典では、わざわざあなたからではなく、他で買っても良いやとなってしまいます。
他では手に入らず、魅力的な特典をつける事ができれば、他に選択肢がなくなるので、あなたから買うしかなくなりますよね。
多くの人が勘違いをしているかもしれませんが、特典だからといって、モノを用意する必要はなく、情報やサービスでも立派な特典になります。
例として、某通信販売会社では、スマートフォンご契約のお客様には、初期設定や使い方の説明をするサポートが特典としてついています。
初期設定や使い方の説明は、企業によっては有料になり、それを仕事として活動されている方もいる中で、特典として付けることにより、他社との差別化を図る事ができ、お客様からも好評をいただけているようです。
情報やサービスを特典にすることのメリットは、モノと違い、作るコストや時間が必要ないため、すぐにでも実行できるところです。
上手く特典を取り入れる事ができれば、あなたの商品に大きな付加価値を付ける事ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
誰でも簡単にできる販売戦略を3つご紹介しました。
・ポイントでの販売戦略
・特典での販売戦略
・オリジナルでの販売戦略
何をやればいいか分からない方は、これを参考にしてみてください!
戦略次第では、爆発的な売り上げを記録することも可能でしょう。
でも、その反対もあり、せっかく考えた戦略も全て水の泡となり、売上が上がらないこともあるかもしれません。
一番重要なのは、お客様に「得」を感じさせることです。
この記事が、少しでもあなたの販売戦略の参考になれば幸いです。
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