みなさん、日本最大級のオークションサイト「ヤフオク!」はご存じですか?
「聞いたことはあるけど利用したことはない」
「オークションって何か難しそうじゃない?」
ですが、オークションサイトというのは、意外な掘り出しもを発見したり、
不用品だと思っていたものが高く売れたりなど意外な価値観に出会える
場所でもあるのです。
ヤフオク!で「欲しかったあの品が相場より安く手に入った!」
「意外な不用品が高く売れた!」など、「モノ」に対する価値観はそれぞれです。
また、転売などで収益を上げる副業も人気です。
今回はそんなヤフオク!の出品の手順についてお話していきたいと思います。
Contents
「Yahoo!オークション」という元々の名称から、2013年に正式名称を「ヤフオク!」へと変更しています。
ヤフオク!は、日本最大級のオークションサイトであるのですが、若い世代にはあまりなじみがないかもしれません。
若い世代の方たちは主に「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマサイトのほうが馴染み深いかもしれませんね。
主にヤフオク!の利用率が高いのが40~50歳男性。
逆に一番利用率が低いのが18~29歳女性だとか…。
女子高生は「メルカリ」、おじさん達は「ヤフオク!」という感じがしますね。(笑)
「ヤフオク!は大人の世界」ということですね。
現在勢いのあるサービスといえば、「メルカリ」です。
ヤフオク!とメルカリの大きな違いは、最終的に売れる価格を決めずに出品するか、価格の変動はなく定額で出品するかの違い。
【ヤフオク!】出品者が出品した商品を閲覧した人が「欲しい!!」と思ったものに希望の金額を入力し、入札を行う仕組みです。
入札→価格が上がる→入札→価格が上がる→オークションが終了時点で最高入札額者となった人がら商品を落札する。
といった感じである。
【メルカリ】商品の価格を決めて出品します。
価格を決めて定額で出品→購入希望者が商品を閲覧→購入
メルカリのほうがヤフオク!よりも仕組みが分かりやすくので、出品初心者の方は【メルカリ】が使いやすいかもしれませんね?
両方のサービスを利用して僕が感じ、ヤフオク!をおススメできる理由は、ズバリ…。
「商品の本当の価値(相場)に気づける」ということです。
メルカリでは出品する際は手額出品となっているため、正確に相場を把握していないと、価値がある商品でも安く販売してしまう可能性があります。
自宅にある不用品で、「捨てるよりは使ってくれる誰か安くでもいいから売りたいな?」
と思う商品であればメルカリで出品してみるのも良いでしょう。
ヤフオク!では商品の開始価格(オークション開始時の価格)を設定した後は「欲しい!」と思った人が希望の価格で入札します。
出品されている商品の本当の価値が分かる方は「誰にも落札されたくない!」という思いで高値で入札してくれます。
ヤフオク!でよく起こるのが、マニア同士の入札合戦です。
このマニア同士の入札合戦により最終的な価格が跳ね上がる可能性があります。
そのため、相場が分からない商品などの出品は一度ヤフオク!で出品を行っていただくと「商品の本当の価値」を知ることができます。
「転売や物販で収益を上げたい!」「高く売りたい!」と思う方はヤフオク!での出品することを僕はおすすめします。
ここからはヤフオク!で出品するために準備しておくこと、
出品の手順などについて触れていきます。
まず、ヤフオク!を利用するにあたり、Yahoo!JAPAN IDが必要になります。
Yahoo!JAPAN IDをお持ちでない方は、ヤフオク!トップページ上部に
「新規取得」と表示があるので「新規取得」からIDを取得してください。
商品を出品し、商品が落札されると「売上金」が発生します。
売上金とは落札された商品代金から、出品にかかる各種利用料を
差し引いた金額のことを指します。
その売上金を受け取るための口座を設定しなくては「売上金」を受け取ることができません。
また、設定できる口座は「ジャパンネット銀行」「楽天銀行」のどちらかになります。
出品する際は「ガイドライン規約」にもしっかりと目を通しておいてください。
運営から違反商品と判断された場合、出品禁止商品(現在であればマスク、消毒液など)
商品ページを閲覧した人などが通報した際には、運営のチェックが入りせっかく出品した商品の出品を取り消されたり、Yahoo!JAPAN IDの利用停止などになる可能性があるからです。
利用停止などになった際は再度ヤフオク!を利用することは難しくなるでしょう…。
また、出品した際には各種利用料が請求されます。
・商品が落札された際に請求される「落札システム利用料」
・商品の発送に必要な「配送サービス利用料」
詳しくはヤフオク!ヘルプページをご参考にしていただけますと幸いです。
・ヤフオク!トップページにある「カメラマーク」を選択すると出品設定画面に
ページが移動します。
出典:ヤフオク!出品設定ページ
「カメラマーク」から出品設定画面に移動すると、商品画像を掲載する項目があります。
商品画像はオークションページに掲載される大事な「顔」になります。
また、商品画像は「10枚」までとなっております。
画像の掲載の次は「商品名」「カテゴリ」「商品の状態」を入力してい行きましょう。
この三項目は特に重要となります。
なぜなら、商品名をテキトーに入力したり、カテゴリ設定をなんとなくで設定すると、
商品を検索した際に、うまくヒットせずに売れたはずの商品が売れない!!
となることもざらにあります。
「正しいカテゴリなんてわからないよ…」という方は類似商品をヤフオク!で
検索してみると良いでしょう。
他の出品者がどのようなカテゴリを参考にしましょう。
出典:ヤフオク!出品設定ページ
商品説明欄には文字通り商品の説明を記載してください。
ここで「どうしても記載したい!」という点などありましたら、
書きもらしがないように記載しましょう。
商品にキズなどがある場合商品説明欄でキズについて記載してみるのも
良い方法かもしれませんね。
「定型文を使用」という項目があり、「何を書いていいかわからないな?」
という方は定型文(テンプレート)を利用しても良いです。
配送方法の設定は出品者自身で希望の配送方法を選択していただいても構いません。
しかし、今回はおススメである「匿名配送」を選択するていでお話していきます。
匿名配送とは、「ゆうパック(おてがる版)」「ゆうパケット(おてがる版)」
「ヤフネコ!ネコポス」「ヤフネコ!(宅急便コンパクト)」「ヤフネコ!(宅急便)」
日本郵便、ヤマト運輸の2社がヤフオク!と提携してリリリースしているサービスです。
匿名配送がおススメの利用として、通常の配送と違って住所、郵便番号、などは
完全に相手に開示されることはありません。
配送業者によって双方の方法を確認し、配送を行ってくれます。
個人情報の観点から見てもとても安心です。
「どこかの誰かに商品を送る際に、伝票に自分の住所などが記載され情報を
見られるのはちょっと不安だな…」という方は匿名配送での配送方法の設定が良いでしょう。
出典:ヤフオク!出品設定ページ
ここで、ちょっとして出品のコツをお伝えします。
配送方法を設定する際に、送料負担を「自分」にするか、「取引相手」
にするかを選ぶことができます。
コツとして送料負担を「自分」つまり、出品者負担にすることをおススメいたします。
例えば、自身が出品している商品を全く同じ商品が出品されていたとします。
自身で出品している商品の送料は「落札者負担」つまり、取引相手の負担です。
一方は送料負担を「出品者負担」に設定していたとします。
入札される可能性が高いのは後者「送料出品者負担」の場合です。
やはり、人間誰しも送料がかからないほうが嬉しいですよね?
「ちょっと待った! 自分もできるだけ送料なんて負担したくないんだけど!!」
という声が聞こえてきたので、送料を出品者が負担する際のコツをお伝えします。
【出品時に最初に設定する金額にこれぐらいは最低でもかかるな?
という金額を上乗せしておくのです!】
ここであまりに金額が高くなりすぎると入札されなくなってしまうので、
その点注意してください。
上記でおススメした「匿名配送」は日本郵便、ヤマト運輸それぞれ専用サイト
があり、料金表があります。
また、送料出品者負担の場合、送料は金額は全国一律です。
それぞれのサイトを確認→送料金額を確認→商品の開始価格を設定
という流れが良いと思います。
オークションの設定が終わり、出品を行いました。
あとはひたすら入札を待つだけとなります。
ヤフオク!には「出品者への質問」という機能があります。
これは入札を検討している人が、気になる点や入札前に確認していきたいことを
出品者に質問できる機能となります。
まれに、「出品者への質問には答えません。商品説明欄を読んでください。」
と記載している出品者がいますが、ここは真摯に相手の質問に答えてあげましょう!
いずれ取引相手となる可能性がある人となりますので、いわば「見込み客」です。
ヤフオク!というプラットフォームではありますが、ここは出品を行うあなた自身が
商売しているお店だという気持ちで対応しましょう。
対応が良いと、今後も継続的にあなたが出品した商品を購入意欲をもって
オークションページに訪れるかもしれません。
商品に入札があり、オークションが終了時刻を迎えました。
最高金額で入札していた方がこの時点で「落札者」となります。
商品が落札された後は出品者・落札者の双方でしか閲覧することができない
「取引ナビ」から取引を進めます。
「取引ナビ」上ですべての作業が完了できます。
流れとして以下をご参照ください。
・商品落札☟
・落札者が取引ナビ上で
自身の情報(住所など)を送信☟
・情報を送信後、落札者が代金を支払う☟
・出品者に支払いが完了したと通知される☟
・配送コードを取引ナビ上で発行☟
・コンビニもしくは配送業者の
営業所にて配送のてつづき☟
・手続き完了後取引ナビ上で
「発送連絡」ボタンを押す☟
・商品が落札者のもとに到着☟
・落札者が取引ナビ上で
「受け取り連絡」ボタンを押す☟
・受け取り連絡ボタンを押すことによって
ここで取引が終了。
無事に商品も届き、ここで初めて出品者に各種利用料が差し引かれた「売上金」が
振り込まれれることになります。
補足として、取引ナビには「取引メッセージ」という連絡機能もあります。
「支払期限がせっまているけどまだ支払いしてないな?」
「大丈夫かな?」といった場合、相手が期限を忘れている可能性もあるため、
「取引メッセージ」から連絡を行ってみるのも良いでしょう。
※過度な連絡・催促は相手を不快な思いにさせてしまいますのでご注意を。
出典:ヤフオク!取引ナビ
取引が終了したあと、もう1つやるべきことがあります。
それは「評価」です。
評価は該当の取引での相手に対する評価をお互いに付け合うシステムです。
評価の段階は以下となります。
・非常に良い
・良い
・どちらでもない
・悪い
・非常に悪い
この5項目となっています。
ここで注意点!!
例えば、取引で自分は良い・または非常に良いの評価をもらえるだろう。
と思っていたのに落札者からついて評価は「どっちらでもない」だった!
「この野郎~!!」
といった気持ちで相手に落ち度がないにも関わらず、「悪い」などの
報復評価をつけた場合、トラブルのもとになりますので、評価での
報復行為はやめましょう。
自分に落ち度はなかった?落札者への対応はしっかりとできていたか?
改めて振り返ってみましょう!
ヤフオク!の取引でついた評価はすべてのユーザー閲覧できます。
「悪い」または、「非常に悪い」が多くついた人と取引するのは
なんだか気が引けますよね?
評価はヤフオク!の中でのあなたの「信用」です。
出典:ヤフオク!評価ページ
ヤフオク!の出品手順、取引の流れは意外と簡単だったのではないでしょうか。
・出品時には商品画像の掲載、商品説明欄の記載、出品する「カテゴリ」の選択、
商品の現在の状態を明確にする
・配送方法は個人情報が完全に開示されない「匿名配送」がおススメ!
・送料負担を出品者負担にすることによって付加価値をつけよう
・送料負担全国一律の場合、オークション開始価格に送料金額を上乗してみよう!
・商品が落札され、取引が始まったら「取引ナビ」で取引を進める
・代金支払いが完了したら、商品を発送。
・商品が送り先に到着、落札者が「受け取り連絡」をして取引終了。
・評価を行いましょう!
今回お話した内容を参考にしていただき、ご自宅の処分に困っている不要品や、
転売副業などヤフオク!でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
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