断捨離という言葉もかなり浸透してきましたよね。
でも、
片付けと違うの?
どんな効果があるの?
やっても進むか心配…。
などの不安や疑問を自称コレクター癖がある私が、実際に断捨離をしてみたので、その一部始終をお伝えしていきます。
Contents
皆さんは、新型コロナウイルスに伴う自粛期間中はどのようにしてお家時間を過ごされていましたか?
普段やろうと思っててもなかなか出来ない、断捨離をしてみた人もいるかと思います。
私も家にいる時間が長くなると、全然着ていない洋服、全く読んでいない本など不用品が気になりました。
そして家族揃っての昼食の際、私は宣言します。
「断捨離をするぞ!!」
すかさず奥さんは、『ようするに片付けるってことね』
違う!
片付けと断捨離とでは響き的に断捨離の方が格好いいから、私は断捨離をするんだ!
と言い張りました。笑
実は断捨離はただの片付けの方法ではないんです。
断捨離というと片付け方法かと思うかもしれませんが、実はそうじゃなかったんですね。
断捨離とは、物への執着を捨てることが最大のコンセプトです。
物への執着を捨てて、身の回りを綺麗にするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。
これこそが断捨離の真の目的だったのです。
正直、コレクター癖のある私が物への執着を捨てることが出来るか不安MAXでしたが、この先まとまった時間が取れる保証はないので断捨離に挑戦することを決めます。
今でこそ断捨離という言葉は良く耳にしますが、自分の学生時代とかは聞いたことがなかった気がします。
実は断捨離の言葉の由来はヨガから来ているらしいです。
なので、断捨離のもとはヨガブームからだったんですね。
たまたま目に入ったものが不用品であれば、処分するのでは従来の片付けと変わりません。
断捨離で大切なのは、たまたま目に入ったもので判断するのではなく全体感を見ることです。
一つのものだけを見てしまうと、自分の持っている物全ての量を、頭で認識することができません。
とは言っても、元々は気に入って購入したはずのものばかりなのでズバッと要るか要らないかの判断は難しいですよね?
断捨離を始めて1時間くらい経って、うんうんと唸っていたら奥さんが一言
「断捨離って散らかすことなの?」
と厳しいツッコミを入れてきます。笑
違う、見事に断捨離して奥さんを見返したいという動機も加わりより一層の熱が入ります。
とりあえず、断捨離の方法を決めそれに従うことでオートマチックに進んでいくと考えた私は、断捨離について調べまくりました。
そこで私が実践したおすすめの断捨離の方法をご紹介しますね。
洋服なら洋服、本なら本といったようにカテゴリーに分けて全体感を把握することは断捨離をする上で最も大切です。
自分が、どれくらいの量を持っているのかしっかりと把握するためにも一度どーんと広げてしまうと良いですよ。
広げて置くことで、より全体感が把握しやすいですからね。
慣れてくるまでは「捨てる物」「残す物」「わからない」この3種類の仕分けで大丈夫です。
わからないを選択肢に加えて良いの?
という疑問もあるかと思いますが、捨てるか残すだと逆に考える時間が長くなりはかどりません。
※初日の私がまさにそうでした。笑
とにかくこのステップではスピードが大切なので、3秒以上悩むようならばわからないコーナーへ仕分けましょう。
そして仕分け終わったら、わからないコーナーに分類したものを再度仕分けていきます。
大切なのは、直近でいつ使ったかという記憶です。
その記憶があやふやなものは、ほぼ要らないと判断しても間違いではないです。
基準を設けて仕分けたものを今度は実際に手放していきましょう。
捨てるものは、処分するものとリサイクルするものに分けます。
私の場合は、少しでもお金になりそうなものはフリマアプリもしくはリサイクルショップに持ち込みました。
ただ、フリアプリについてはなかなか売れないといつまで経っても断捨離できないので、期限を決めてそれを過ぎたらリサイクルショップへ行くという流れにするとおすすめです。
最後の仕上げは、収納ですね。
これまでのステップで、自分がどれをよく使いどれはあまり使わないかが把握できたと思います。
よく使うものは、取り出しやすいところへ収納しておくと良いですよ。
そして、カテゴリーごとに広げた理由はここにも関係してきます。
いろんなところに点在していた同じカテゴリーの物を、最初にまとめたことで、同じカテゴリーのものを近いところに収納出来るようになります。
実際に断捨離を行うと、部屋が片付いて部屋が広く感じる以外にもあらゆる効果があったのでご紹介していきます。
物理的に片付くだけでなく、心もスッキリしました。
不要なものを処分すると心のデトックス効果のようなものがあるらしいですよ。
いつか使うかもしれないと、ものを捨てなければものが溢れていつしかストレスになります。
しかし、断捨離をすることで、この呪縛から抜け出すことができるのです。
昔、振られた彼女の連絡先をいつまでも残していたけどキッパリ消去したような感じですかね。笑
身の回りが整理されていれば、気持ち的にも余裕ができます。
また物への執着を捨てるということができれば、マイナスな人間関係や相手への執着もなくなり、人間関係におけるキャパシティにも余裕ができるので、日々落ち着いて過ごせるようになります。
仕事で疲れて帰ってきたとき、綺麗に片付いた部屋を見ると
「あー断捨離して良かった」
とつくづく思いましたね。
断捨離は、曖昧な判断では成功できません。
まだ使用できるものを処分するには決断力が必要です。
断捨離は決断の連続をスピーディに行っていきます。
そのため、断捨離を進めるごとに精神的にも大きく成長していくことができます。
仕事のできる人って、もれなくデスク綺麗じゃないですか?
やはり限られた時間で結果を出すには、決断力はつきものなんですね。
断捨離をして出た要らないものは、フリアアプリなどで現金化できます。
また、断捨離を正しくできたのであれば物欲も抑えられるようになるので、これまで以上に出費を抑えられ、本当に必要なことやものにお金を投資することができます。
当初は小馬鹿(?)にしていた奥さんも不用品を売った分で外食をご馳走したらめちゃくちゃ喜んでました。笑
断捨離を実際にやってみて1番驚いたことは、自分が買った記憶がないものが多数あったことです。笑
こんな本あったかな?
この服は本当に私のか?
結果的に、そういったものは処分してしまうのですが物に対して申し訳ない気持ちになりました。
私が断捨離で学んだことは、意外にも物を大切にすることだったのかもしれません。
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