今や生活必需品の携帯電話。
昨今では機種の性能が格段にアップし、料金プランも多様化しました。
さらに、色々な企業が携帯事業に参入して、わたしたち利用者も様々な携帯会社を好きに選ぶ事ができるようになりました。
しかし、逆に「携帯会社がありすぎて、どこの会社を選べばいいのかわからない!」と思ったことはありませんか?
毎月払っている携帯電話代、「本当にこの金額で良いのか」と思ったことはありませんか?
今や携帯会社は、なんと1,000社以上!これでは自分に合った携帯会社を選ぶのはかなり難しいです。
今回は携帯会社がありすぎて、どこを選んでいいかわからない人に、自分に合った会社はどこがいいのか?!をタイプ別に分けて紹介していきます!
Contents
携帯会社はたくさんあるのですが、どれも似たり寄ったりというわけではないんです。
まずは、どういう形態の会社があるのかを3つのタイプに分けて紹介していきます!
ひとつめは、誰もが一回は耳にした事がある有名な携帯会社です。
一部では「大手キャリア」とも呼ばれています。
大手キャリアは自社で基地局を持っているのが1番の特徴。
基地局というのは携帯電話で通話の中継をしたり、インターネット接続をしたりする大切な設備です。
多額の設備投資をして全国各地に設置するので大企業でないと維持は難しいのです。
◾️大手キャリアの主な特徴
・電波が入るエリアが広範囲、通信速度も安定
・購入できる携帯電話機種が高性能なものから子供やお年寄りなどが使える専用機種まで取り揃えが豊富
・データ通信が大容量で使える
・学割や家族割引など割引プランが豊富
・全国各地に店舗を構えているので、手厚いサービスやアフターケアなどを受けられる
・比較的、月額料金が高い
などが挙げられます。
選べる機種・プランが豊富で手厚いサービスも受けられるけど、毎月の料金が高くなるという印象ですね。
主な携帯会社:NTTドコモ、au、ソフトバンク
(最近では楽天モバイルも新規参入しました!)
ふたつめは、自社で基地局を持たず大手キャリアに設備を借りて運営する形態、通称「格安SIM会社」です。
別名、「仮想移動体通信事業者」といい、英語の「Mobile Virtual Network Operator」を略して「MVNO」と呼ばれる事もあります。
自前で基地局などを用意して新規参入するのが現状かなり難しいので、大手キャリアから設備を借りて運営する方法が近年では増えてきました。
冒頭で説明した携帯会社約1,000社の中の9割以上は、この格安SIM会社にあたります。
◾️格安SIM会社の主な特徴
・比較的、月額料金が安い
・自社で携帯電話を販売しているところが少ないので、ほとんどの場合自分で携帯電話を用意する必要がある
・全ての通信エリアを借りているわけではないので、使える範囲が限られる
・通信が不安定になる可能性が大手キャリアよりも大きい
・ほとんどの会社が店舗を構えていないので、機種の設定などは自分で完結する必要がある
・契約などはインターネットなどで行う必要がある
などが挙げられます。
格安SIM会社の1番の売りは、なんといっても月額の使用料が安いことです!
通信設備の維持をする必要がなかったり、店舗がないので人件費があまりかからない分、安くできるのです!
その代わり、通信速度だったり通信の安定度、サービスの手厚さなどは大手キャリアよりも劣ります。
主な携帯会社:マイネオ、IIJmioなど
サブブランドとは、大手キャリアの子会社として展開している携帯会社です。
現在サブブランドとして展開している会社はソフトバンク系列のワイモバイルとau系列のUQモバイルの2社です。
大手キャリアのサブブランドなので自社の基地局がそのまま使えます。
格安SIM会社のカテゴリにも入る場合がありますが、最近はサブブランドという呼び名で線引きを図っている傾向にあります。
◾️サブブランドの主な特徴
・比較的、月額料金が安い
・販売している携帯電話は高性能機種よりも、一般的な使い方ができるミドル機がほとんど
・自社の基地局が使えるので通信も安定
・家族割引や学割もある
・大手キャリアほどではないが、店舗も構えているのでアフターケアなどのサービスも受けられる
などが挙げられます。
大手キャリアと格安SIM会社の中間と言った方がわかりやすいかもしれません。
いいとこ取りですね!
ここまでは携帯会社の特徴を3つのタイプに分けて紹介してきました。
紹介した内容を元に、あなたが携帯電話をどのように利用しているか、または、どのように利用したいかを3つのタイプに照らし合わせて適正な携帯会社を選んでいきたいと思います。
・スマホアプリでオンラインゲームなどをしたい人
・通勤通学などの間に動画を高画質で見たい人
・携帯電話の初期設定やトラブルになった時の対処法がわからない人
・料金プランをどれにすればいいか、難しくてわからない人
・家族、親戚などが同じ会社の携帯電話を使っている人
最近では良質なゲームアプリがたくさん出ていますが、快適に遊ぶためには高性能な機種が必要不可欠です。
大手キャリアは高機能な機種を多数販売しています。
また、最近ではサブスクリプション系の動画配信サービスが充実しているので通勤や通学中に視聴する需要が増えています。
大手キャリアは安定した高速通信が大容量で利用できるプランを提供しています。
さらに、大手キャリアは全国各地に携帯ショップを構えているので、料金プランがわからなかったり、携帯電話にトラブルがあったときは専門スタッフに対面で応対してもらうことが可能です。
携帯電話の初期設定だったり、データコピーなども手伝ってくれるので安心です。
家族割引があるので家族間通話が無料になったり、家族回線数に応じた月額料金の割引もあります。
携帯料金よりも、ハイクオリティな携帯電話やサービスを受けたい人におすすめかもしれません!
格安SIM会社は節約思考のある人がオススメです。
毎月の月額料金は安くなりますが、通信の安定性や速度は大手キャリアには及ばないのでデータ通信をしたい時はWi-Fiを利用するのがお得な使い方です。
また、携帯電話の販売をしていない会社がほとんどなので、販売店や通販で自分にあった機種を選んで購入する必要があります。
さらに、対面型のショップを運営している会社がほとんどないので、故障した場合や各種プランの申し込みなども全て自力で手続きする必要があります。
携帯電話が好きで、詳しくて、何をするにしても自分でやれる人が合っているかもしれません。
通信エリアは大手キャリアの設備をそのまま使っています。それなのに、毎月の料金が安いんです!
ケータイショップも大手キャリアほどではありませんが、プラン変更や携帯電話の初期設定などアフターケアもやってくれます。
高機能機種で大容量データ通信を利用するベビーユーザーよりかは、機能やデータ通信もそこそこに使えるミドルユーザーにおすすめです!
コスパは1番いいかもしれません!
一人暮らしの学生さんや、社会人の単身者さんがメインで利用しています!
いかがでしたか?
「結局、どこの携帯会社がいいの?」という漠然とした疑問をパターン別に分けて紹介していきました。
自分がどのような使い方をしているか、したいのかで、ある程度は絞って選択ができると思います!
こういった知識が少しでもあると、あれやこれやと勧めてくる店員さんにも対応できますし、毎月の料金を削減できるかもしれません!
あなたに合った携帯会社を選択して、快適に利用できるようになれば幸いです!
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