KDPの電子書籍の出版費用は、どのくらいかかると思いますか?
実際にやってみたところ、自分で原稿を作成したので、ほとんど費用はかかりませんでした。
銀行の振込手数料程度です。
それぞれ紙で出版した場合にかかるコストと比較しました。
ぜひご参考ください。
Contents
書籍を出版する流れを、
①紙で出版した場合
②KDPで出版した場合
で比較をしてみましょう。
①紙で書籍を出版する流れは、次の通りです。
②一方、KDPで出版する場合は、次のようになります。
紙で出版する場合は、出版社の優秀な編集者が編集や企画、広告など
書籍を販売するノウハウを教えてくれるでしょう。
KDPはそれらを自分でやることになりますが、
KDPのホームページの流れに沿って手続きをするだけです。
とても簡単なので、心配はいりません。
出版する流れで発生する費用は次のものがあります。
手続き | 紙の自費出版(費用) | KDP(費用) |
原稿を作成 | 自分又はライター代 | 自分又はライター代 |
編集・企画・広告・販促 | 有料 | 無料 |
印刷・デザイン | 有料 | 無料 |
刊行・流通 | 有料 | 無料 |
振込手数料 | 有料 | 有料 |
税金 | 所得税 | 所得税 |
合計 | 数100万円~数1,000万円も | ほぼ無料にすることが可能 |
①紙の自費出版費用の場合
「だいたい○○万円くらい」と単純に判断することは難しくなっています。
100~1,000万円程度と幅が非常に広いのが現状のようです。
②KDPの出版費用の場合
次の作業を、自分でやるので費用が安くなります。
お金はないが、書きたいことがある場合、書籍の出版実績をつくりたい場合、広告戦略として出版したい場合は、KDPがメリットがあります。
紙の書籍に比べて売れない可能性がありますが、
かかるコストが少ないので、本を出版して、在庫と借金だけが残るということもありません。
せっかく時間をかけて書籍をつくるのだから、売りたいと思うかもしれません。
また、コストはかからないが売れなければ意味がないかもしれませんね。
その場合は次のKDPの販促を有効に利用しましょう。
紙の書籍の場合は、有料ですが、KDPはなんと無料です。
さすが、世界のAmazonですね。
KDP で電子書籍を出すと、Amazon のシステムに自動で組み込まれます。
システムに追加されると、Amazon Web サイトで、
次のような紹介に表示されることがあります。
つい、買ってしまったことはありませんか。
私はよく買ってしまうので、本当に恐ろしい分析力だといつも痛感してます。
「著者セントラル」アカウントは次の操作で作成できます。
10分程度で簡単に無料で登録できますので、ぜひ活用しましょう。
電子書籍の無料キャンペーンをするには、次の流れです。
もちろん、スケジュールを設定や無料キャンペーンの編集、削除や中止することができます。
Amazon.comで販売する本に、期間限定のディスカウントを設定できます。
ページには、通常価格とキャンペーン価格が表示されます。
キャンペーン価格はカウントダウンで表示され、限定性と希少性により購買意欲を
促進します。
ディスカウントを追加する際には、次の設定をします。
そのほかに予約注文やサンプル閲覧機能(本の一部を無料で見せる機能)があります。
また、販促のヒントとして「本の販売数を伸ばす 9 のヒント」(参照:KDPのHP)があります。
こちらも無料ですので、有効利用しましょう。
今回は、紙で書籍を販売する場合とKDPで販売する場合の費用について
比較をしてみました。
費用だけでみると、圧倒的にKDPの電子出版が有利です。
問題は知名度が低い場合に、どのように売上をあげるようにするかです。
KDPには、主に次の販促プランが無料で用意されています。
ぜひ、有効に活用し、無料で電子書籍を発行し、大きな売上をあげましょう。
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