Amazonの電子書籍サービスと言えばKindleというのは定着してきたかと思います。
読み放題サービスもあり、電子書籍を利用されている方には馴染み深いのではないでしょうか。
ブログ記事の出版や小説、旅の記録なども気軽に出版できるセルフ出版サービスなのですが、出版するためにはどうしたらいいのか、気になりますよね。
今回はKindleで電子書籍を出版するための手順についてご紹介していきたいと思います!
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まずKindleで出版するために、Amazonのアカウントの取得、KDP(Kindle ダイレクト パブリッシング)に登録する必要があります。
この二つに登録して、アップロードするためのデータをmobiファイルで用意すれば準備はおしまいです。
登録したKDPにログインして本のタイトルなどの必要事項を入力、用意しておいたmobiファイルを送信、という3ステップで作業は終了します。
思っていたより簡単にできて私も拍子抜けしました。
ただ、Kindleに不慣れな人はKDPというサービスに聞き覚えがないかと思います。
登録すればKindleで自分の本を簡単に出版できるサービスのことです。
様々なファイルの様式に対応しているため、ファイルの変換方法がわからない!という方も安心ですね。
ただ、Amazonのおすすめの形式はWord、HTML、Mobi、ePubの4つになります。
この中でもePubファイルは電子書籍のためのファイル形式のため、変換方法を覚えておくとよさそうですね。
こちらはまた後ほどご紹介したいと思います。
Kindleでの出版の手順は、先ほども記載しましたが、KDPにログインして本のタイトルや値段などの必要事項を入力。
出版するもののデータをmobiファイルなどで送信するだけです。
データの送信後、Amazon側のチェックは入りますが、問題がなければ販売開始となるため、出版する際の作業は3ステップですね。
電子書籍の出版と言うと難しく感じる方も多いかもしれませんが、手順がわかればそんなことないですよね。
アップロードするmobiファイルに聞き覚えがなく、そこに不安を感じる方も安心してください、ファイルの変換方法についてもご紹介します。
Kindleで出版するためには、KDPに対応した形式のファイルを用意する必要があります。
WordやHTMLなどにも対応はしていますが、ePubファイルをmobiファイルに変換し、KDPに送信して出版する方法が一般的です。
今回はePubファイルとmobiファイルの作り方を説明していきたいと思います。
KDPを利用する際にAmazonがおすすめしているファイル形式のひとつでもあるePubファイルですが、この後説明するmobiファイルを作る際にも必要になってきます。
テキストデータをePubファイルにするにはどうしたらいいの?って思いますよね。
pagesというソフトを使えば簡単にできますよ。
Macユーザーであれば誰でも無料で使えますし、App Storeでダウンロードできるため、iPhoneやiPadでも使用できるということですね。
用意したテキストデータをpagesにコピペして本のタイトルや見出しを設定して保存するだけでePubファイルができます。
保存の際に気をつけることが2点あります。
表紙はテキストファイルとは別にKDPにアップロードするため「表紙なし」
を選択すること。
どのサイズのディスプレイでも文字が正常に表示されるように、レイアウトを「リフロー型」にすることです。
ここで設定するタイトルは後で変更できるため、ほかのファイルと混同しない名前をつけておけば大丈夫ですよ。
次に保存してあるePubファイルをmobiファイルへ変換する手順を説明しますね。
mobiファイルを作るためには、「Kindle previewer」というソフトを使うことで簡単に変換できます。
こちらはAmazon公式サイトから無料でダウンロードできますので、時間のあるときにダウンロードしておくといいかと思います。
Kindle previewerを開いて、ePubファイルを開きます。
正常なデータであれば、テキストデータの内容が表示されますよ。
このKindle previewerはファイルの変換だけでなく、Kindle端末でテキストデータがどのように表示されるのかを確認することもできます。
ここで表示された内容に不具合がないかをしっかりチェックしましょう。
もし不具合があった場合は、ePubファイルを再度作り直してくださいね。
表示に問題がなければ、ファイルのエクスポートを行います。
保存形式を.mobiにしてファイル名を指定すれば、指定した場所にmobiファイルが保存されています。
mobiファイルができれば、あとはKDPにアップロードするだけです。
Kindleで出版するための手順についてご紹介してきましたが、今回のポイントをまとめてみました。
こうしてみると簡単ですよね、パソコンはわからない…という方でも、iPhoneやiPadがあればできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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