NTTdocomoが格安料金を発表したことで、SIMフリースマホへの乗り換えもいいかなと思い始めた人が一気に増えたのではないでしょうか?
3大キャリアと言われている、Softbank、au、docomoの料金や契約、解約の煩雑さが問題になっていましたし、利用者が一番気になるのはやはり基本料金と容量です。
そういった利用者の声から注目されているSIMフリーというかたちのスマホの使い方とはどのようなものなのか、格安スマホ各社で独自の特徴はあるのかを調べてみました。
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そもそも、SIMって何?どんなもの?って聞かれてサラっと説明できますか?
あまり意識したことが無いと思うのでたいていの人はピンとこないですよね。
SIMは契約したキャリア(携帯電話会社)から提供されるICカード、上記の画像のように携帯本体に差し込む小さいカードのことなんですね。
購入契約者の識別情報、電話番号などの大事な個人情報が記録されています。
これがないと電話をかけられないし、またWi-Fiが無い場合はインターネットを利用できないのです。
実は毎月の携帯通信費って意外と大きいので、Ahamoのニュースが出る少し前から、このままキャリア契約でいいのか考え始めていました。
調べていくうちにいろんな疑問が出てきて、そのうちのひとつがこの小さなICカード、SIMがフリーってどういうこと?って思いました。
自分が契約したキャリア(携帯電話会社)では、通信規格とか周波数帯が少しずつ違っていたという経緯があったため事前に「アプリ設定」とか「端末設定」で制限をかけているところがあるようです。
なのでSIMフリーっていうことは、その制限が解除されている、制限がかかっていないってことです。
これを知らなかったらSIMフリーでスマホを使うことになったときトラブルになったかもしれません。
用途別に、「標準SIM(miniSIM)」「microSIM」「nanoSIM」の3つもサイズが分かれていました!
直近では「nanoSIM」という最小の縦12,3㎜、横8,8㎜のものが主流です。
参照:QTモバイル
本体機器を変えずにSIMカードだけを変えたい場合、使用できるSIMカードのサイズを指定してから契約となるのでサイズの確認方法は覚えておいたほうがいいですよ。
実際に自分でしようとすると、疑問が出てきますよね。
端末を傷つけるのが心配だからやりたくない、という場合はネットで契約キャリアの機種ページやメーカーのページで「スペック情報」を確認するという方法があります。
「カードのサイズってどうやって調べるの?取り出し方って?」
という疑問を私の場合、iPhone8なので下記公式ページを見てみると、
iPhone 8 - 技術仕様
このように自分が使っている端末の「iPhoneのモデル」をWebで確認したら、そのページの「iPhoneの技術仕様を見る」を開きます。
ずーっと下へ見ていくと、「SIMカード」という項目があり、「nano-SIM」というカードサイズが確認できました。
次に、自分でSIMカードを取り出す場合は買った時の箱に入っているSIMカード取り出し用のピンを使いますが、無ければクリップで代用できます。
参照:取り出しピンの代用
SIMカードが入っているのは端末の右側、電源ボタンの下にある小さな穴の部分。
取り出しピンを差し込むとトレイが出てくるので引っ張りだしてカードのサイズを確認し、トレイに乗せて差し込んで収納。
やってみると思ったより簡単ですよね。
MVNO(仮想移動体通信事業者)という、上の画像のような自社の「アンテナ設備」や「携帯電話基地局」「交換器」とかを所有しないで大手の携帯電話会社から借りて運営しています。
そうすれば設備のための莫大な費用もメンテナンスにかかる費用、開発のための研究費のコストを抑えられるので、三大大手通信事業者より通信料を安く提供できるということになるんですね。
参照:MVNO(仮想移動体通信事業者)とはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
SIMフリースマホとか、格安スマホは携帯電話だけでなく、タブレットもSIMカードを使い分けできる時代ですね。
SIMフリーの端末とかモバイル通信のSIMカードの使い方は非常に広範囲で、たとえば仕事で海外に行ったとしましょう。
行った先の国のキャリアで音声通話、データ通信ができるSIMカードが調達できるのであればプリペイドカードで購入、もしくはレンタルという手を使って自分のノートPCやタブレットにSIMを入れ替えれることでそのまま使えてしまいます。
しかも、スマホ、タブレット、ルーターの機器が日本のローミング料金より割安で使えるっていうのはすごくないですか?
そのほかにいつものビジネスシーンでも、業務に合わせてSIMカードを差し替えることでいくつもの端末を使い分けられるので、その多様性が注目されています。
y!mobile:y!mobileSIM詳細
Softbankのサブキャリア
通話、ネット、コミコミ4GB、1,980円/月、
料金、通信速度が速くて安定、サポートのバランスで人気!
Rakuten Mobile:楽天 mobile 詳細
楽天株式会社
2019年10月から楽天回線の携帯キャリアサービスを開始
データ容量無制限、2980円/月(国内通話かけ放題含む)
他社携帯への通話無料
BIGLOBE mobile :BIGLOBE mobile 格安SIM/スマホ詳細
KDDI子会社
音声通話SIM、初めて乗り換え1GB/月1,160円、
データSIM(ネットのみ)動画、ゲーム3GB/月900円
動画、SNS使い放題エンタメフリー・オプション
【BIGLOBEモバイル】音声3ギガプランが6カ月間400円(税別)/月
UQ mobile: UQ mobile 格安SIM詳細
KDDIのグループ企業UQコミュニケーションズ
通信速度、早い、定期の契約期間がなく「契約解除料なし」
余ったら繰り越し
LINE mobile:LINE mobile 詳細
LINEモバイル株式会社(Softbank傘下)
音声通話SIM3GB、1,480円/月
データSIM3GB、980円/月
データ通信量が少ない人向き
LINEが使い放題、青少年保護の「年齢情報判定サービス」有り
今や携帯は現代人にとってなくてはならないものでアプリがホーム画面を埋め尽くしているのではないでしょうか?
また、携帯本体の種類も増えたので使い方の幅も広がり、電子マネー決済もできてしまうし、通話し放題、音楽聞き放題、インスタグラム、SNS、好きな時に好きな場所で動画を楽しみたいなど様々な使い方ができるようになりましたね。
その中でも「電子マネー決済・オンラインバンキング」は慣れてしまうと便利ですね。
ただ、設定方法が各社バラバラなので、つかえるようにするまでの設定がめんどうに感じましたが。
何かと問題の多いマイナンバーカードですが、5000ポイントというのは魅力ですが、2020年10月16日時点でマイナポイント対象のキャッシュレス決済はなんと111社!
ここ要注意です!期間中に20,000円分をチャージするか買い物をすればOKということなんですが、20,000円分が消費されていないと5,000円は受け取れないんですね。
2020年9月から2021年3月31日までとなっており、先着4,000万人となってます。
ただし、マイナンバーカードの登録者があまりにも少ないので、その人たちの登録完了期間を見込んで、総務省では2021年9月まで延長されるようですが、ポイントの付与期間が限定されているのでマイナンバーカードを登録していない人は早めに登録したほうがいいです。
少し前の情報になりますが、2020年10月6日、総務省によると9月末までで660万人のが申し込みがあったそうです。
2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証の代わりにも使えるようになるので、病院の診察券とマイナンバーカードならお財布にいつも入れておけるので、つい忘れがちな保険証を持たなくて済むのが便利ですね。
保険証が無いと10割取られますから。
キャッシュレス決済の申請を決める場合に、一か所のみの登録に限られることと、発生したポイントも登録したところのみとなるので、どのキャッシュレス決済にするのかを事前にしっかり決めておくことが重要になります。
マイナポイントの登録、申請は携帯で簡単にできました。
今まで現金のみだったうちの近くの「ダイソー」が、PayPayを導入しました!いまどきクレジットカードが使えないのでダイソーは不便だなーっと思っていたのでPayPay登録、申請しました。
申請は、クレジットカードでもデビットカードでも簡単に登録できますよ。
マイナポイント取得ナビはこちら
いろいろあります!意外な「お得」!マイナポイントキャンペーン!
WAON機能付のイオンカード、もしくはイオン銀行キャッシュ+デビットカードを持っている方!なんと、2000円分が付与されます!
電子マネーWAONの申し込みでチャージの場合、最大で2,000円分のWAONがプラスされますよ!
ポイントを受け取れる期間、2021年3月31日まで!
WAON:WAONのアプリダウンロードはこちら
au Pay では全国のコンビニだけでなく、家電量販店でも使えてしまうので貰ったポイントの使い先に迷うことがないのがうれしいですね。
もうひとつ、d払い/ドコモ払いは、マイナポイントとポイントを合算できるんです。
しかも、au、docomoの携帯の契約はなくてもアプリをダウンロードすればauポイント、docomoポイントがたまるし使えます。
しかし、マイナンバー登録をしていなかった人が押し寄せるようになって、市区町村の窓口は連日混んで「三密」どこじゃないし、待ち時間や割り込みのトラブルは起こるしで職員の方たちは毎日ほんとにお疲れさまです。
医療関係の方たちも。限界を超えてなお従事されていらっしゃり、頭が下がります。
こちらの方が非常にわかりやすく回線速度のデータを調査していたので、ご紹介したいと思います。
参照:【2020年12月】格安SIM人気12回線の通信速度を比較 速い/遅いMVNOは?
一日を通して、回線が込み合う時間帯でも速度が安定しているのは、Yモバイルですね。
回線速度でSIMフリーを検討したい方は、じっくりご覧ください。
最近の格安SIMは価格破壊が起きつつあるので、製品の値段はさほど差がなくなってきていますね。
そうなると回線速度と自分が必要とする容量が気になってくるのではないでしょうか?
安定した速さを実現しているところもありますが、基本、自前の設備機器が無いところは大手のサブキャリアのような通信速度は期待できません。
Yモバイルは大手Softbankのサブキャリアなので、設備や基地局の環境が整っているため通信速度が安定していることが評価され、人気No1なんですね。
様々なデザイン、カラーに加えてどんどん機能が進化しているので、自分の好みをしっかり把握してスマホライフを楽しんでくださいね!
今回NTTドコモがニューブランドとして発表したAhamo、SIMフリーです!本人確認が必要ですがSIMカードのみの契約もできるんですね!
参照:ahamo詳細
なので今使っている携帯端末をそのまま使えるし、今後はAhamo用の本体機種も発表される予定。
新品のiPhone!ahamoで発売されるかも!
そのほかにも3000ポイントのdポイントや契約金・事務手数料なし」、長年docomoを使っている人がAhamoに切り替えるとしても解約にはならず、継続年数はそのまま、など若い人向けの使い勝手が盛りだくさんですが、格安スマホはAhamoだけではないので、現在自分が契約しているキャリアの料金値下げやサブブランドの料金やサービスの動きが気になる人も多いのではないでしょうか?
キャリアがSoftbankならY!mobile、auならUQmobile、ここでのネックとなっている乗り換え手数料、5Gの対応、料金値下げがどう変化するかでAhamoと同位置になるということも十分考えられます。
ということで、今後ドコモ以外のキャリアも値下げやサブブランドの料金を変えざるをえなくなってくることが予想されるので、変更を考える場合は、携帯本体の変更を含めてキャリアの乗り換えか、とにかく容量と料金重視なのかなどをよく考えて、それ以外の契約金、事務手数料、本体機器の分割残金、など必要経費を冷静に計算して、契約した後で「あ、あの機能が使えないの?」ということにならないようニュースなどをよく観察したほうがいいです。
ちなみにdocomoのキャリアメールは使えないですが必要ですか?Gmailなどのフリーメールで十分ではないでしょうか?
連日話題にのぼるドコモですが、NTTとNTTdocomoって別なの?って疑問に思ったことありませんか?
もし、そんなの当たり前!っていう方はかなりの携帯通ですね!
実は、NTTとNTTドコモは別会社。
元々NTTは国営で電電公社ってなってましたが、国営だと国の負担が大変なので税収をとるために民営化されたわけですが、民間企業ということではなく特殊企業という奇妙な位置づけになっています。
「日本電信電話株式会社←NTT」で、いわゆる固定回線電話(家電いえでん)。
これに対して「移動体電話」←移動できる端末を扱っているのがNTTドコモ。
要は、NTTという一つの会社ではなく、NTT東日本、西日本、NTTデータといったグループ企業なんですね。
NTTは親会社、いわゆる親分で、そもそもNTTdocomoの最大株主だったのが株100%の株主となって、完全に子会社として吸収してしまったというわけです。(このほうがわかりやすい?)
2019年10月に電気通信事業法の改正があり、携帯の本体代金と通信料金が「分離プラン」というかたちに変更になりました。
これによって今までの本体価格を24回とか36回の分割というかたちで購入できていたので、本体代が10万円以上もする機種でも買えていたわけですが、その分契約年数を縛られていましたね。
しかし、2年縛りがなくなった分、本体価格が安くなる割引等がなくなり高額な端末が買いにくくなったわけです。
今までは契約途中で解約しようとするととんでもない違約金がとられるので、しかたなく更新期間が終わるまで使うことになってたわけなんですが、改正によってソフトバンク、au、LINEモバイルが「違約金1,000円」「2年契約の差額170円」に対応しましたね。
Softbankは「契約解除料金なし」として2年縛りの廃止を宣言したので、新しいプランに変更できるようになったのはよかったんですが、NTTドコモの衝撃的な「低額料金サービス」の開始宣言。
キャリア側は値上げや値下げを自由に設定できるので、Softbankがどのくらい料金の値下げをするか見ものです。
来年以降は、経済、ビジネスで今までの常識がまったく違う形になっていくことが予想されています。
情報の氾濫時代の中にある私たちは「茹でガエル」にならないよう、正確な情報を見抜けるようにしていくことが重要ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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