「人間の悩みの8割は人間関係である」
こんな言葉があるくらい、私たちは人間関係に影響を受けています。
これまで生きてきて人間関係の悩みを持ったことが無いという人はほとんどいないのではないでしょうか。
あなたが社会人でこれが友達であれば少しずつ合わないようにフェードアウト出来るかもしれませんが、会社の同じ職場内にいるとしたら簡単な事ではありません。
会いたくなくても会わなければいけない。
上司だから絶対に話をしなければいけない。
そんな悩みを持っている人も多いはずです。
今回はそんな人間関係に悩む人へ記事を書いていこうと思います。
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いきなり結論になりますが、「会社の人間関係がいやできついのであれば辞めてもいい」と私は思っています。
もちろん、ちょっと嫌だからとか
気に食わない人がいるくらいなら続ける選択肢を選んだ方が良いのでは?
と思いますが、以下のような症状が出ている人は辞めても良いと考えます。
自分を成長させるために追い込むという事はありますが、元気が無くなりネガティブになり体調を崩してまで続けなければいけないことはないと私は思っています。
仕事も同じで、仕事の人間関係が原因で体調を崩したり上手く話せなくなったりする場合は「もう仕事に行く必要はない」のではないでしょうか。
ましてや、仕事の人間関係が辛すぎて涙する場合は即退職しても良いとまで思っています。
おそらく、仕事の人間関係で追い込まれている人はこんなことを事を考えているのではないでしょうか。
良く考えてみてください。
これってすべて他人から見た自分を基準に判断してますよね。
実はこれは、私が新入社員の時に職場の人間関係に悩んでいつも思っていたことです。
私は毎日、「仕事を辞めた」と考えていてそれと当時に辞める事によってこう思われるんではないかという思いを抱えていました。
そんなある日このままではいけないと思い、こう思うようになりました。
人間関係で精神的に追い込まれると、自分に自信が無くなります。
その心で考えると、物事の判断基準が他人や周りの目に依存してしまうのは仕方ありません。
しかし、本当に大切なのはあなたの心の声です。
他人は意見は言えるけど助けてなどくれません。
私もかつて「朝おなかが痛くなる」「休みの日に仕事のことを考えると気分が悪くなる」という状態が1年ほど続きました。
当時を振り返ると今でも嫌な思い出です。
しかし、ある日を境に「自分はどうしたいんだろう?」という心の声に耳を傾けて「辞めたいんだ」という事に気づきました。
そこで、上に書いたように他人から思われることに対して自分なりの答えをを出したところ「いつでも辞めていいならもう少し頑張ってみるか」と思えるようになったのです。
人間関係が辛くて抜け出せない場合は、その環境に依存または固執してしまっていることが往々にあります。
実は世界はもっと広くて、今の場所でなくても全然普通に生きていけます。
これは本当です。僕の友達で一度も定職に就かずに楽しそうに生きている人がいます。
今ある環境はいつでも「抜けれる」と思う事で気が楽になる事があるので、ぜひ一度「辞めたっていい」と思って今の環境を客観的に見てみてください。
意外とそんなに大したことはないかもしれません。
それでも、だめなら「辞めたって構いません」
「辞める」のだって相当な勇気がいる事ですから、その選択もものすごく立派な選択ですよ。
皆さん「2:6:2の法則」をご存じでしょうか。
これは、私が「辞めたっていい」と思えるようになったきっかけの法則です。
新入社員で飛び込み営業をしている時、飛び込んだ小さな会社の社長さんに教えてもらいました。
その内容はこんなものでした。
この話を聞いたとき衝撃的でした。
この話に加えその社長さんは私にこう言ってくれました。
「これから社会を生きていく中で、誰にも認められず嫌われたって思う事もあるかもしれない。でも負けちゃいけない。それはたまたま自分の事が嫌いな2割に当たっただけだから仕方のない事。自分を好いてくれる2割の人間のために頑張るんだよ」
泣きそうになったのを今でも覚えています。
それから私は、「会社の人間関係が上手くいかないのはどうしようもないことだ」と思うようになり、自分はどうしたいのかを考えるようになりました。
きっと、自分の事が好きでいてくれる人なら私らしく生きて欲しいと思ったからです。
今あなたが人間関係で悩んでいたとしたら、たまたま自分と合わない2割の人に囲まれているだけかもしれません。
それはどうしようもない事です。
自分らしく生きるためには「そこから飛び出す事」が必要な時だってあります。
自分の事を好いてくれる2割の人の事を考えて判断してみるのも悪くないですよ。
今回は「会社の人間関係が辛くてやめたい人へ」をテーマにかつて私も同じ思いを抱えていた人間として、記事を書かせていただきました。
私の主張としては、「辛いなら辞めても」良いという事、もっと突っ込んで言うと「自分で決めた事ならそれより良い選択はない」という事です。
会社の人間関係が辛くて体調に異変を兆すのであれば辞めても良いです。
それでも尚、戦うのであればそれはそれで結構です。
大切なのは自分の心の声です。
もし人間関係で悩んでいる人がいれば「自分はどうしたいのか」に耳を傾けてみてください。
この記事が会社の人間関係で悩んでいる人に少しでも役に立てれば幸いです。
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