サラリーマンは、確定申告に無縁といわれてましたが、
近ごろ副業しているかたが増えてきましたので、今年初めて確定申告をする方も多いと思います。
国税庁のホームページで簡単にできます。
ぜひ、次の記事をご参考ください。
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サラリーマンが確定申告をすると、「医療費控除」や「ふるさと納税」で、税金がもどってくるかもしれません。
確定申告とは、1年間の所得税を正しく計算する手続きのことをいいます。
計算した所得税と、先に税務署へ納めたものを比較して、少なければ差額分を追加で支払いますが、逆に多い場合には、お金が戻ってくる場合があります。
サラリーマンで確定申告をする人は、次の人。
・給与以外が20万円を超えている人(副業や不動産収入がある)
・医療費が多くかかった人(出産や重い病気があった)
・ふるさと納税の寄付先が5件を超えた人
・住宅を買ったので、住宅ローン控除する人
あてはまる人も、実は簡単にできるので安心です。
確定申告で必要となる資料は、次の資料。
あらかじめ準備をしておくと、手続きがスムーズです。
準備ができてから、確定申告するといいですよ。
・年末調整で忘れてしまった、生命保険の証明書
・医療費控除の資料
・ふるさと納税の資料
・副業の売上と経費がわかるもの
・会社からもらった源泉徴収票
・住宅ローン控除の資料
もちろん、全部用意する必要はないです。
自分にあてはまるものだけで大丈夫。
資料の準備ができたら、もう金額を入力するだけなので安心してください。
さあ、国税庁のホームページで作成をしましょう。
かかる時間は約30分程度です。
ホームページの指示通りに入力すれば、簡単にできます。
頑張っていきましょう。
国税庁の「申告書の作成コーナー」は次のページです。
次は、①収入の入力です。
該当する収入の「入力する」をクリックし、入力をするだけです。
(「?マーク」を押すと、アドバイスが出てきます。わからない用語などはすぐに確認できます。)
例えば、「給与所得」には、会社からもらった源泉徴収票の金額をそのまま入力していきます。
FXや日経先物の所得があるかたは、
「分離課税の所得の種類」にある「先物取引に係る雑所得等」をクリックし入力しましょう。
確定申告は期限までに提出しないと、ペナルティがかかります。
注意しましょう。
確定申告の期限は、一般的に、その翌年の2月16日から3月15日までです。
ただし、「お金が戻ってくる」場合は、その翌年1月1日から5年間なら、いつでも大丈夫です。
5年以内の税金を支払い過ぎているケースは、その納めすぎたものをかえしてもらえます。
忘れずにやりましょう。
確定申告を、その期限までに提出をしないと罰金がかかります。
具体的に、「無申告加算税」と「延滞税」があります。
確定申告を、その期限までに提出しなかった場合に、追加で納めてくださいという、罰金です。
納付税額の50万円までは15%、50万円超の部分は、20%の割合。
期限までに、申告さえすれば、かからないので、気をつけましょう。
延滞税とは、遅くなってしまった期間の、ペナルティとして払う税金です。
この延滞税は、期限の次の日から、支払った日、までの期間で計算されていきます。
2021年の場合の税率は、次の通り。
申告期限から2月以内は、年2.6%
それ以降は、年8.9%
マイナス金利といわれている時代にもかかわらず、高い税率ですね。
払えない場合は、金融機関からお金を借りたほうがいいかもしれません。
税金のしはらいを後回しにすると、最終的に大きな金額を支払うことになります。ご注意ください。
サラリーマンは、会社で年末調整をすれば、確定申告が必要ない場合が多いです。
でも、自分で確定申告をすると、納めすぎた税金が戻ってくるケースも多くあります。
「医療費控除」や「寄附金控除」など、
がある方は、ぜひ還付申告の手続きができるか確認しましょう。
申告年度から、5年後まで、還付申告が可能です。
簡単に手続きできますので、ぜひぜひ確認しましょう。
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