環境の変化でストレスを感じる人は多いと思います。
私は昔から春が来るのが憂鬱で、毎年慣れるまでが大変でした。
特に就職してからは、人の入れ替わりの時期になるとまた一から人間関係を築いていかなくてはいけないことが嫌で仕方なかったです。
きっと、同じように感じているという方もいるかと思います。
今回は、人間関係のストレスから起こる体調不良やその対処法についてご紹介
していきたいと思います。
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対人関係に限らず、ストレスで体調に影響が出たことがあるという方は少なくないのではないでしょうか。
体調不良の内容は人によりますが、生理不順、頭痛、動悸、全身の震えなどが出ることがあります。
風邪かな?と思ってしまうような症状が長く続いた場合、病院に行って薬を飲んでも治らないですよね。
私自身、原因不明の咳が1〜2ヶ月続いたことがあり、MRIも受けましたが異常が見つかりませんでした。
薬を飲んでも症状がなくならず、時間や状況を問わず咳き込んでしまっていました。
そのときは自然と落ち着いていったのですが、夜になると特に咳がひどくなっていたので、寝るときにも苦しかったのを覚えています。
振り返ってみると職場での人間関係にストレスを感じていたので、ストレスが原因だったのかなと思っています。
「ストレス」とは、負荷のかかった状態のことをいいます。
柔らかい物体に負荷がかかると、それは傾き、不安定になってしまいますよね。
これはたとえですが、過度なストレスがかかり続けることは心や身体に悪く、期間が長く続けば身体的に疲労が溜まり、精神的にも緊張が続きます。
緊張状態が続くと、力を抜く暇がなく、それだけで疲れてしまいますよね。
ストレスを慢性的に感じるということも、同じことなのです。
体調不良の原因といえば、自律神経の乱れが挙げられます。
不規則な生活習慣やストレスが自律神経の乱れにつながり、それが体調不良の原因となってしまうのです。
慢性的にストレスを感じていると、暴飲暴食してしまったり、逆に食事が摂れなくなったりと生活習慣にも影響が出てきますよね。
私も、なかなか寝付くことができなくて朝になっても疲れが取れず、朝起きることがつらい、と感じることもありました。
頭や体が重く、疲れが残ったまま仕事をしても集中力が足りず、仕事でミスをしてしまうことにもつながっていきます。
それがまたストレスになるという悪循環に陥ってしまうことにもなりますね。
友人関係と違って、職場での人間関係は自分が相手を選ぶことができませんよね。
だからこそ、学生時代とは違う付き合い方をしなければいけなくなります。
職場での人間関係がうまくいかないと、毎朝会社へ行くことが苦痛になり、そ
れがまたストレスにもつながっていきます。
慢性的にストレスを感じ続けていると体調を崩し、結果的に休職や退職という選択をせざるを得なくなることもありますよね。
そうならないためにも、仕事のために、と我慢をし続けるのもよくないですよ。
では、どうしたらストレスとうまく付き合っていけるのかというのが気になりますよね。
仕事をしていく以上、人と関わらずにいることは不可能です。
嫌だなと感じる人はどこにでもいますし、合わない人も同じです。
そのため、人間関係にストレスを感じていたとしてもそれをマイナスに捉える必要はありません。
自分に対してマイナスになりそうだなと思った人とは、最低限の付き合いをしていけばいいのです。
一番簡単な方法ではありあますが、自分の仕事と関わりのない人に話してしまうことがおすすめです。
話の内容はストレスに関することでも、まったく関係のない話でも大丈夫です
。
とにかく人と話をすることでスッキリすることができますよ。
ストレスを抱えているときは、ゆっくり眠れないことがありませんか?
疲れが取れなかったり、仕事のことが気になってゆっくりすることもできなかったり。
気になるかも知れませんが、一旦仕事のことは全て忘れてなにも考えない時間をつくってみましょう。
ただぼうっとするだけでもリフレッシュになりますよ。
ストレスの原因が人間関係だけでなく、環境が影響している場合は、思い切って働く環境を変えてみるのもおすすめです。
仕事を辞めるというのは大きな決断ではありますが、働き続けることで体調を崩してしまうことのほうが怖いですよね。
身体的な健康はもちろんですが、精神的な健康を損ねてしまった場合、その治療は数年単位で行っていくことになります。
長い目で見た時に、仕事を続けていっても自分自身が健康でいられるかどうかを考えてみてくださいね。
職場での人間関係は、仕事に支障の出ない範囲で距離を置き、必要なコミュニケーションが取れれば大丈夫です。
また、もしストレスを感じてつらいと思ったときは無理をせず何も考えない日や時間を作ることで、原因から少し距離を置いてみるのがおすすめですよ。
人と関わっていく上で、人間関係でのストレスは避けられないものではありま
すが、体調不良になってしまう前に、自分をストレスから守ることをまず考えてくださいね。
さて、今回は人間関係のストレスによる体調不良についてをご紹介してきました。
ストレスなんかない!という環境にいられたらいいですが、そうはいかないからこそ悩んでしまうんですよね。
・ストレスによる体調不良は人によって現れるものがちがう
・ストレスによる負荷を受け続けると精神的にも疲弊してしまう
・自律神経の乱れが身体の不調につながる
・職場での人間関係は仕事に影響のない範囲で最低限にとどめる
・ストレスを感じていても原因から距離をとってうまく付き合う
ということがポイントになってくると思います。
いろんな人と関わっていく以上、合わないと感じる人とまったく関わらないということはほとんど不可能に近いです。
でも、自分にとってどんなことがストレスになるのかということを知るいい機会にもなりますよね。
休職や退職という選択をしなくてもいいように、体調不良を感じた時点でストレスの原因から距離を置けるよう、うまく付き合っていきたいですね。
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