会社で外部講師を招いてセルフケアのオンライン学習がありました。
私自身パワハラによるストレスで悩んでいた時期があったので心の問題は興味があります。
振り返ると副業を始めたことがセルフケアになったなと思います。
人によっては何もできず心が壊れちゃう人もいるかもしれません。
だから会社で仕事のストレス問題に取り組むのは嬉しく思っています。
新型コロナウィルスでテレワークなど働き方は大きく変わりました。
変化についていけず、職場で働くのとは違うストレスを感じている人も多いようです。
講師の話でもテレワークによる不調の相談が増えたとおっしゃっていました。
職場やプライベートで人に会えない今、セルフケアで自分の心を守る術は必要だと思います。
セミナーで教えてもらったことを一部ご紹介します!
日本労働組合総連合会「テレワークに関する2020」のアンケートでテレワークの悩みを調査したものがありました。
1番多かったのが「勤務時間とそれ以外の時間の区別がつけづらい」というもの。
続いて「運動不足になる」「上司、同僚とのコミュニケーション不足」があがっていました。
もちろん通勤がないので「時間を有効的に使うことができる」「好きな服装で仕事ができる」などメリットもあります。
先日テレワークをやっている友人と話す機会がありました。
聞いてみると随分ストレスを感じているようでした。
一人暮らしなので会社に行かないと話す人もいない、でも飲みに出られないから友人とも会えない。
ストレス発散をする方法はそれぞれ持っていると思いますが、それすらもコロナで制御されるとツラいですね。
テレワークが長く続くと孤独感が増していくように思います。
セルフケアセミナーでテレワークのコツという話がありました。
昼休憩も時間通りに取る。
残業時間もいつも通りに。
OFFの時は友人とスマホでやり取りする。
好きなことをする。
家族の時間を持つ。
睡眠時間もいつも通り。
通勤時間は散歩する。
つまり生活習慣を変えないというのがコツですかね。
時間外でも仕事をしてしまう人、逆に勤務中でもダラダラしちゃう人、両パターンあると思います。
ダラダラだとストレスなさそうですが結局、睡眠など不規則になり心身に影響が出そうです。
環境が変わっても決めた時間通りに過ごせるよう習慣化させることが大切ですね。
ストレスがあると心理面、身体面、行動面でいつもと違う症状が出てきます。
ストレス反応が2週間以上続くときは要注意!
専門家に相談や病院を受診することをおすすめしますとセミナーで教えてもらいました。
【ストレス反応の症状例】
心理面
活力が低下する
イライラ感や不安感がある
抑うつ感がある
無気力
無感動
マイナス思考
緊張感
身体面
だるい、疲れやすい
眠れない
食欲が低下もしくは増加
頭痛
吐き気
動悸、めまい
発疹
腹痛
下痢
行動面
酒、たばこ、ギャンブル、買い物が増える
能力が落ちる(ミス、抜け、整理ができない)
遅刻や早退、欠席が増える
笑顔がない
人を避ける
暴力的言動
自傷行為
ストレス反応は出たときに自分で気づくかどうかが重要。
テレワークで人に会う機会が減るぶん普段より自分に不調が現れたら敏感になってもいいかもしれません。
気づけば早めの対処ができるので、心が壊れるまでメンタルをやられることはないと思います。
家族や職場の人など近くにいる人からの指摘も大切にしたいですね。
「最近疲れてない?」「食欲が落ちたんじゃない」なんて些細な言葉がけも自分を見つめるきっかけになります。
ストレスコーピングという言葉があります。
ストレスを上手に対処する方法のことを言いますが、普段から無意識にやっていることも多いと思います。
ストレスコーピングは6つありますが、どの対処法も使えるとストレス耐性はアップするそうですよ。
ストレスを感じることがあったら自分にはどの処方箋が適しているのか考えてみるといいかもしれません。
私の副業は気分転換なのか、問題解決なのか・・・・・・。
複数当てはまることもあるかもしれませんね。
ストレスコーピングの一つ「認知を変える」を深掘りします。
セミナーでも深堀りされていたのでですが、身につければ6つのなかで一番カンタンかもしれません。
自分の脳内だけでできちゃうことですし。
「認知を変える」は物の見方を変えること。
認知のゆがみをゆるめていくだけで、心は楽になっていくものです。
ゆがみの原因となる思考として以下のようなものがあります。
考え方にはクセがあります。
自分はどのクセがあるのか知って出てきたとき、どう考えると楽になるか確認しておくといいですね。
私も日本人に多い①や③の傾向はあるかな。
上司はこうすべきだ!と思うことはよくありましたが「人は変えられないよね」と思うようにしました。
余裕があるときは「こういうところはいいよね!」と良い方向から捉えてみることも。
セミナーで紹介されていた例をご紹介すると・・・・・・
プレゼンで1カ所間違えた!失敗した!
→他の説明は上手にできた。80%はうまくいった。
上司に挨拶したけど返事がない。昨日の仕事の失敗で信用を失ったからだ。
→人の心は読めない、直接本人に聞いてみないと考えていることはわからない。
私が担当になってから売り上げが伸びない。私には能力がない。
→他の要因も考えてみる。コロナや天候、商品の問題など。
人前で話すのは苦手だからどうせ失敗する。
→今やることを集中するだけ。やってみないとわからない。
引っ込み思案だから仕事も人間関係もうまくできない。
→人には良い面も悪い面もある。引っ込み思案は慎重にものごとを進められるということ。
それぞれ考え方が違うように「認知の変え方」もしっくりくるものは違うと思います。
心がモヤモヤとしたら書くのもおすすめです。
書くことで心が落ち着いて冷静に物事を考えられますよ。
まず感情を落ち着かせないと新しい考えも入ってきません。
セミナーでこれだけは覚えて下さい!と強調されていたこと。
問題、悩み、不安をまず分けるという考え方です。
分け方は今抱えているモヤモヤが自分でコントロールできないことか、コントロールできることか。
できないことは自分で何とかしようとしてもどうもできないので、捕らわれると無力感や無気力に陥っていきます。
なるようになるさ精神で離れるしかないってことです。
コントロールできることなら全集中で解決に向けて取り組む。
解決できなくても取り組んだこと、できた自分を認めてあげましょうね!
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