仕事をする上で大切なのは「良いチーム」を作ることだ!
「良いチーム」だと成果を上げらる!
などと言ったこことをビジネス書や人から聞いたことはありませんか?
確かに「良いチーム」と聞くと仕事が効率的にできて成果もあげられる気がしますよね?
ですが、「良いチーム」って一体どういうチームなのか気になりませんか?
そこでここでは、「良いチーム」って何を大切にしているのかについて説明します。
一般的に「良いチーム」って聞くとどんなチームを想像しますか?
おそらく「人間関係が良い」
「効率よく業務をこなしている」
「ミスが少ない」などをイメージされたと思います。
確かにこのようなイメージに当てはまる部分もあります。
ですが仕事上での良いチームとは、より多くのミスを報告できているチームのことです。
「ミスを報告することは当たり前のことじゃないの?」
「どの会社でもミスは報告してるでしょ?」
と思った方もいるか思います。
確かに、どの会社でもある程度はミスの報告をする義務はあります。
ですが、それは大きな問題に発展したときではありませんか?
ここでいう「良いチーム」とは、より多くのミスを報告するという事です。
より多くのミスとは、些細な小さなミスも含まれます。
人ってミスをしてしまうとどうしても隠したるものですよね?
怒られるのは嫌だし、始末書などは書きたくないし、他人からの目も気になるし。
こういった思いから小さなミスならわざわざ報告しなくてもいいよね?としてしまうのが一般的ですよね。
しかし、小さなミスも”ちりつも”でどんどん積もっていくとやがて大きな問題に発展してしまいます。
小さなミスを報告し合うことで大きな問題になることを防いでいます。
「良いチーム」というのはこの原理を理解しているので、小さいミスも放置しないでちゃんと報告して対策をしているんですね。
良いチームとは、些細なミスも報告することができるチームのことだという事は分かっていただけましたね。
では、その良いチームを作る基準となっているものは何だと思いますか?
それは、ミスの共有ができているのか?という点です。
報告するだけで終わっていては意味がありません。
みんなで共有できているか?という事が大切です。
1度ミスってしまったことは、改善しない限り何度でも繰り返します。
1人がミスをしてしまうという事は、他の人も同じミスをしてしまう可能性があるということ。
ですので、1人がやってしまったミスをみんなで共有することが大切ですよ。
良いチームが大切にしていることは、報告しやすい雰囲気をつくりミスを共有することです。
良いチームについてだんだんわかってきていただけたと思うので、ここで良いチームと悪いチームについて比較してみましょう。
良いチームは、自分のミスをちゃんと報告し、皆で共有するチームでした。
自分のミスを安心して言える環境だと無駄なストレスや緊張をしなくてよいのでリラックスして仕事ができますよね。
そうするとより仕事に集中できますし、効率的にものごとが進みます。
対して悪いチームというのは、人のミスを責めたり上げ足を取ってみんなの前で叱ったりするチームです。
そうすることで、場の空気はもちろん悪くなりますし、他の人もあんな風になりたくないとミスを隠してしまう風潮が生まれます。
そうするとミスをしてないけないという緊張感が生まれ、強いストレスを感じるようになってしまいます。
これでは良い仕事ができるはずもありませんよね。
ですが、実際にこのようなチームは多く存在しています。
ここで私が体験した良いチームと悪いチームについて書きたいと思います。
私は、以前悪いチームに所属していました。
そこの上司は、部下にはミスを逐一報告するように言いますが、自分のミスは隠蔽し、部下のミスを皆に言いふらすような人物でした。
その上司の影響でチーム内の雰囲気は悪くなる一方で、部下たちも上司にミスを言わなくなる為、大きな問題に発展することが度々ありました。
そこで私は耐えられず転職を決意。
次に出会った職場は、とても良い環境だったのです。
上司がとても腰の低い方でちゃんとみんなの意見を聞いてくれる方でした。
ミスをしても責めることはせず、どうしてそうなったのか状況を聞きみんなで対策を考えるような職場だったので、変なストレスを受けずに仕事に集中することができました。
安心してミスを報告できることでこんなに職場の雰囲気がかわるのだと体験させたいただいた出来事でした。
良いチームとは、より多くの細かなミスも報告できるチームのことでしたね。
細かなミスまで報告するメリットは、大きな問題を未然に防ぐため。
良いチームが大切にしていることは、報告しやすい環境を作りミスをみんなで共有すること。
良いチームは、小さなミスから共有し対策をたてる
悪いチームは、ミスを責め報告しずらい空気を作る
いかがだったでしょうか?
チームの良し悪しを見分けたいときは、こういったところをみてみると良いかもしれませんね。
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