サラリーマンをしていると朝も早く残業もあり帰りが遅くて、その上で副業をしようと思っても満足に時間が取れない……。
もっと時間が欲しい、そう思ってしまうことありませんか?
私はよくありました。
正直言うと今もそんな気持ちが湧くことはあるんですよ。
しかし、ある方法を実践したらそんな気持ちはかなり軽くなり、楽になりました。
今回はそんな時間の作り方を具体的に紹介していきます。
メンタル、方法ともに時間にお悩みの方に必見ですよ!
Contents
まずは死を目の前にした人の後悔を見て時間の使い方を変えたいという想いを一緒に高めたいと思います。
私はよく「あれが必要だ」と思ってすぐに飛びつくと3日坊主に終わることがよくありましたが、それは自分の感情が伴っていないためでした。
皆さんはなぜ時間を有意義に使いたいと思いますか?
理由はそれぞれあると思いますが、最終的には後悔したくないことが理由にあるのではないでしょうか?
そこで先人たちの後悔を見ることは感情を高ぶらせてくれる有効な方法ですよ!
今回はBronnie Ware(ブロニー ウェア)さんという介護職を通して多くの患者を看取ってきた方の著書「死ぬ瞬間の5つの後悔」を参考にしていきます。
著者によると死に直面した人の後悔は大きく分けると以下の5つにまとめられるそうですね。
- 自分に正直な人生を生きればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- 幸せをあきらめなければよかった
ブロニー・ウェア『死ぬ瞬間の5つの後悔』(新潮社、2012/12/1)より参照
思い当たることがたくさんありませんか?
私は今でも感情が溢れてくるくらい心当たりのあるものがけっこうあります。
などです。
挑戦すらしない自分は嫌だとその後はネットビジネスなど行動はするようになったもののそこからも多くの失敗をしてきました。
その原因は大きく分けると「時間の使い方」と「目的を明確にしていなかった」の2点でした。
今回はこの「時間の使い方」にフォーカスして皆様と考えていきます。
時間を有効に使えないと人生最後に後悔するであろうということを感じていただけたかと思います。
ここからはいかに時間を作るかについて一緒に考えていきましょう。
時間を作る上でまず大事なことは
です。
1つずつ考えていきましょう。
新しいことを始めた時に今までの生活を変えずにそれに取り組む時間を追加したら、何が起こるでしょうか?
単純に時間が足りなくなりますよね。
当たり前と思いがちですが、これ結構忘れがちなんですよ。
忙しい方が多いと思いますが、新しいことを始めたときにその分代わりになにかをやめた人はどのくらいいるでしょうか?
ここを理解することが1つ目のステップです。
時間は何をしても1日24時間でそれより増えることも減ることもありません。
勉強する時間が足りない。高校二年生女子です。 今まで私は甘えてきました。あと最低でも2年は必要です。勉強を怠って、(中略)1日10時間やっても足りないです。 だけど、部活が終わって、帰ってくると時間は限られてます。部活は吹奏楽です。(後略)
引用 : Yahoo知恵袋
こちらはある高校2年生の女子の勉強時間が足りないという悩みです。
この子はこれまで勉強をしてこなかったようですが、ここにきて勉強をする必要性を痛感しているようですね。
しかし、部活も忙しく勉強時間が足りないと嘆いています。
このライフサイクルを続けると勉強時間を多く確保することが難しいことは簡単にわかりますね。
そう、限られた時間の中で新しいことをやるとその分時間が必要になるのに持ち時間は変わらないのです。
なので何かをやめないと新しいことは成せない、ここ忘れがちなので要注意ですね。
そこで自分の日頃の行動をまずは全て書き出しましょう。
そして書き出したものを以下の3つに分類します。
そして2はすぐにやめて時間を作り、3については後に工夫する方法で時間を捻出します。
例として私の平日の以前の行動は以下です。
赤字は要改善ポイント、黒太字は次に改善の余地があるポイントです。
起床後の準備やシャワー、通勤など仕事絡みのことと食事や睡眠については絶対にやめられないことにあたりますよね。
これらについてはナガラ時間としての有効活用の余地がありますが、無理して始めに取り組んでも時間の捻出は期待できませんし睡眠などは削ると頭の働きも悪くなるのでここは後で良いです。
この中で「帰りの運転中の家内との電話」は私にとってはすぐにやめられることでした。
なのですぐにやめたところ毎日25分のナガラ時間を得ることが今はできています。
は私にとっては「辛いけどなんとかやめられそうなこと」に当ります。
これらは私にとってやめることがきついんですよ。
というのも始業前にちょっと寝ておくと頭をすっきりさせて仕事に入れますし、アイスクリームはもう中毒的に好きで仕事終わりの気晴らしに欠かせない日があり、帰ったら空腹の強さと会社のストレスでなにか食べたいとついグダグダしてしまう。
Youtube動画も中毒ですね。
しかし、ここを変えられると結構時間をつくれますよね。
一番重要なことがこの「辛いけどなんとかやめられそうなこと」が1番時間を捻出できるということです。
苦労なくして欲しいものは得られないというところでしょうか。
先程のやめがたい習慣を変えるときですね。
変える方法は行動や条件を変えることです。
より具体的にはその無駄な行動をするのに手間が掛かるようにすることと原因を解消する行動をいれていくことがこれにあたります。
例えばですが、SNSをつい見てしまうとするならスマホからそのアプリを消してブラウザ上でもログアウトしておき、見るには毎回ブラウザでログインしないといけないようにします。
私はこれだけでインスタを完全に見なくなりました。
見ることがめんどくさすぎるのです。
テレビなら見終わったら毎回コンセントを抜いて、見るたびにコンセントを入れる手間を作る。
コンビニのアイス買い食いをやめたいなら車に乗ったら即英会話レッスンを受講しコンビニに寄れなくする。
帰宅後にグダグダしたくないならその原因だった食欲対策として昼飯をしっかり食べる。
その問題行動の前後の部分を変えてあげることでこれが実現できるんです。
ちなみに生活習慣にランニングと筋トレを組み込んだことで自然と朝の仕事前の睡眠が1時間程度で足りるようになり使える時間が2時間近く増えています。
睡眠が無駄に多かったのは健康上の問題があったからでそれが運動習慣によって解消されたのだと実感しています。
なお、自分の行動を書き出して3つに分類しても時間を捻出できるところがないという人もいると思います。
その場合は新しいことを始めても結果を出すことは極めて難しいでしょう。
というのもそうした方々が時間を作るには睡眠を削るしかないからなのですが、睡眠不測はパフォーマンスを落とすのみならず事故などのリスクを高めます。
かくいう私は睡眠を削り過ぎた結果、家内との旅行中に居眠り運転をして前の車にぶつけてしまったことがありました。
赤信号で止まっているときに眠ってしまいブレーキが緩み前の車に衝突してしまったのです。
相手方は旅行で遠方に向かっている最中での事故だったためとても迷惑を掛けてしまいました。
私の方も人身事故となったため保険の料金が大分上がり痛い想いをし、今でも運転には臆病なほど慎重になってしまいます。
そもそも他の方が健康的に取り組める範囲で時間を捻出してさらに必要な状況に応じて睡眠を削るなどする中で、睡眠だけを削って得られた時間で戦うのはかなり不利だと私は思います。
よってどうしても時間がないという方がまずしなければならないことは生活を変えて、新しいことに取り組む環境を整えることでしょう。
睡眠を削るなら基本を整えた上でやらないと効果は低いというのが私の意見です。
これまでのステップで自分の時間を見直して、行動を変えて無駄を減らした結果は以下のようになりました。
昼食と夕食を必ず食べるようにした結果帰宅後にグダグダする時間をなくせました。
帰りの車の中で英会話することで家内との通話もなくせ、アイスの買い食いも週2回に抑えることができています。
どうしても幼い娘がいるのでフリーの時間の確保は確実ではありませんがそれでもほぼ2時間以上は時間を取れるようになり日々の充実感も違いますね。
ここでの私のアイスの買い食いのように完全になくせる必要はないと思います。
もちろんなくせることが理想ではありますが、最初からそこを目指さなくても減らすだけで時間は確実に増やせます。
1年で見たらその差は大きくなりますのでこうしたことをコツコツやることが大事だと痛感しますね。
これからも時間の使い方を改善していきます。
皆様も一緒に頑張りましょう!
今回の記事では時間をいかに捻出するかについて一緒に考えてきました。
後悔しないための時間の捻出方法について以下の手順を踏むことをオススメします。
新しいことを始めるのは大変です。
それは時間を作るために今までやってきた何かをやめるにも苦労し、新しいことを始めるにもエネルギーがいるからですね。
しかし今回紹介した手順を踏めば、無理なエネルギーは必要なくある程度自然と時間の使い方を良いものに変えていけると思います。
この記事があなたの時間の使い方を良くするきっかけとなればとても嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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