みなさん、普段「本」を読みたいなと思ったら
どちらで購入されますか?
私は、「本」=Amazonkindleで探すのが鉄板で
本が読みたくなると、スマホでkindleをリサーチ
しています。
読みたい本がある時は、そのタイトルを検索する
だけなのですが、特に読みたいタイトルがなくて
本を探したいときに悩むのが
「出版社で検索」や「カテゴリで検索」などでしょう。
電子書籍は、個人よりも出版社の書籍が多いのかな?と感じていたのですが、一覧で選択ができる出版社の数が少ないんですよ!しかも大手の出版社ばかりでした。
kindleに出版社が契約するのは、どのような理由があるのでしょうか?
メリット・デメリットなどを調べてみました。
Contents
Amazonkindleは、今や本を読む、本を探す、本を購入する時などに、必ず選択肢の1つになると言っても過言ではない、電子書籍ストアです。
本以外の調べものなどでネットサーフィンをしていても、おすすめ本の紹介のリンク先は、ほとんどがAmazonの本でした。
「地球上で最もお客様を大切にする企業になること」を経営理念に掲げているAmazonですが、今では普通にネットで買い物をするのも、本を読むのもAmazonが選択内の1つになっていることは間違いないでしょう。
故に、電子書籍サービスの先駆けとなるAmazonkindleが流行るのも、当然の流れですよね。
kindleに出版社が契約をする、おおよその理由は次の通りです。
メリット、デメリットに分けてお伝えします。
●日本全国だけではなく、海外にも販売ができる。
●Amazonランキングに選ばれると、宣伝効果が抜群!
●紙で販売しなくて良いので、コスト削減に繋がる。
今の時代は、本を持たずに読書をする時代です。
本を読みたい時に、パソコンやスマホのダウンロードで本がすぐに読むことができて
ダウンロードした本の保管もしなくても良いと言うストレスフリー!
クラウドサービスの普及が主流の世の中になって来ているので、大手出版社の本がkindleで読めるのは、読者にとっても嬉しいことですよね。
出版社としても、海外に気軽に販売ができて、ランキング上位に入ると本が売れる。
本屋さんで本の設置などの企画や編集をしたり、製本などの出版準備や本の流通の手配など時間が大幅に削減できるのはコストの削減にも繋がって良いのではないでしょうか?
●カテゴリーに偏りがあるので、小説などは売れづらい。
●既存の紙の本は、電子化をし直すのに手間がかかる。
●紙の本より単価が安く設定されることが多い。
一方ではクラウドサービスの普及によって、電子書籍が流行し出すと懸念されるのが
「紙の本の売上減少」です。
本の売上が減少すると、出版社だけではなく印刷会社や製本会社などの売上も当然ながら減少してしまうので、電子書籍への新規参入は競争も激しくなることが予測されます。
ただ、このような声も上がっているそうです。
「紙の本より安く売らないと売れない」
電子書籍の市場価格は、紙の本の販売価格よりも10%~20%と低く設定されているそうです。
確かに、ネットサーフィンで本をダウンロードする際に、だいたい1,200円くらいの本が、1,000円程で購入出来ているような気がします。
また、Amazonには、読み放題のkindlePublishing(1ヶ月¥980)もあります。
kindlePublishingを併用して余計に本を買わないと言う、読者側には嬉しい内容でも
販売者側としては厳しい売上状況になるのではないでしょうか?
私としては、気分転換を兼ねてのウィンドーショッピングも捨てがたいところではあります。
本屋さんでずらっと並ぶ本を、1冊ずつ眺めてじっくり本を選ぶ静かで落ち着いた雰囲気が好きなのです。
しかしながら、重たい本を持ち歩くなどの利便性を考えると、出張時や外出先などではスマホやタブレットで本を選んでしまいます。
外出時にはブラウザでお手軽に本を読む、時には直接本を手に取ってじっくりと読むと、両方での読書の楽しさを味わいたいところですね。
企業情報を掲載されている「Baseconnect」でリサーチをすると
電子書籍出版業界の会社は、2021年6月現在で「896社」もありました。
参照:Baseconnect
そんなに沢山あるのですね!
業界大手の小学館、角川文庫や新潮社などは、よく本屋さんで見かけていたので
スマホで電子書籍を検索する時などにも、すぐに頭に浮かんでくる出版社でした。
今では、kindleに個人で電子書籍を出版する際に、代行してくださる会社なども
多く存在しているので、800社以上の電子書籍出版業界の会社があるのにも
納得がいきますよね。
kindleでの、出版社を数えてみようとしたのですが、出版社ごとの検索項目は次のとおりでした。
出版社
KADOKAWA、秋田書店、新潮社、ディスカヴァー・トゥエンティワン、講談社、オーバーラップ、すばる舎
マガジンハウス、小学館、芳文社。
Kindle Unlimited 読み放題・対象タイトル
秋田書店、新潮社、ディスカヴァー・トゥエンティワン、講談社、すばる舎、小学館、芳文社
Prime Reading 読み放題・対象タイトル
秋田書店、新潮社、ディスカヴァー・トゥエンティワン、すばる舎、小学館、芳文社、マガジンハウス
Kindle Unlimited 読み放題タイトルと、Prime Readingの読み放題対象タイトルは若干違ってはいましたが、検索数はやはり980円読み放題の方が多いようですね。
見るところ、コミックやネットビジネス系のカテゴリー内容が多いので、小説などの作品ももちろんありますが、読者に偏りがあるのも予測がつきます。
また、Amazonkindle以外にも、電子書籍のストアは多くあります。
kindleに登録をしている出版社でも、独自の電子書籍ストアがありますが、Amazonのユーザーシェア数を考えると
独自のストアとkindleで紹介する書籍といろいろ分けて展開するのも、戦略なのかな?と感じました。
kindleランキングで上位表示がされると、市場の売上も増加しますよね。
また、NTTデータ経営研究所では、出版業界が電子書籍ビジネスに参入する様子などが記されています。
電子書籍の進化普及による出版業界構造変化へのインパクト
NTTデータ経営研究所の図を拝見しますと、出版社業界の構造に変化が見られるのが一目瞭然です。
スマホやタブレットで電子書籍を見るユーザーが年々増えてくると、時代に合わせて出版社業界でも、出版社だけではなく、印刷業者、製本業者が代行業務の請負を始めるなど、個人出版が楽になれるようなサービスも様々あるようです。
KDPの個人出版は、こちらの記事でご案内した通りにとても便利で簡単に出版が出来るようになっています。
こちらも全て出版社にお任せするよりは、少しだけ手間がかかりますが、経費が最小限で抑えられて自分で何から何まで仕上げる達成感も味わえますので、機会があれば是非!電子書籍の出版にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
kindleって実は Amazonの電子書籍を読む、専用のデバイスの名前 だったんですよね。
目に優しくて、薄くて軽い、このkindle1台を持ち歩くだけでどこでも読書が出来るのです。
kindleは、4G対応なので仮にWi-Fiがない環境でも使えます。
出版社の電子書籍への参入は、これからも増えていくと予測されます。
●日本全国だけではなく、海外にも販売ができる。
●Amazonランキングに選ばれると、宣伝効果が抜群!
●紙で販売しなくて良いので、コスト削減に繋がる。
個人も大手も、切磋琢磨をし合いながら、読者はどこでも本が読める環境が出来ると最高ですよね!
書店のソファーでゆっくりと本を吟味するのは、心が安らいで「ほっと」するので
引き続き、書店の応援もしていきたいです。
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