皆さんはスマートフォンを一日にどれくらいの時間、使用していますか?
私は、平均4時間ほどですがそのうちの半分は有意義とは言い難いダラダラと触っているだけです。
目的がないけど、それをしていると落ち着くってほぼ依存症だそうです。
スマートフォンの使用時間を今より1時間でも減らすことができればもっと有意義な人生を送られるのではと思い、スマホ依存の対策について調べてみました。
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現在の国内スマホ利用者は約7000万人もいます。
そのうちの48%もの人が、1日のスマホ利用時間が5時間以上らしいです。
まさに、我々日本人の生活にとってスマホはなくてはならない存在と言えるでしょう。
そういえば、10代の子にインタビューで
「無人島に一つだけ持っていくなら何にする?」
という質問に結構な人数が
「スマホ」
と答えていました。(電波つながらんし充電どうすんの?笑)
便利な反面、際限なく見続けることによる「スマホ依存」はまさに現代病の代表ではないでしょうか。
私も休みの日などは、スマホをほぼ1日中見て結果何を得たかというと特になく、寝るときに後悔する日を何度も経験しております。
ギャンブル依存症、アルコール依存症と聞くとかなり深刻な感じですが、スマホ依存症はそこまで深刻ではないと勝手に思っていましたが、
調べてみるとスマホが身近すぎる分、危険なんですね。
誰しも、自分が何かに依存しているとは認めたくないものですよね。
私の知人に、借金を抱えてまでパチンコにのめり込んだ人がいますが、やはり自分が依存しているとは気づかず家族の助けでなんとか立ち直ってから依存していたことに気付きました。
それでは実際に、スマホ依存度のチェックリストを作成しましたのでやってみましょう。
上記の項目が、8個以上当てはまる人は要警戒レベル、5〜7個の人もスマホ依存症予備群なので注意が必要です。
皆さんはいかがでしたか?
私の場合は奥さんにチェックしてもらった結果6個と、立派なスマホ依存症予備群でした。笑
ご家族と同居されている人は、お互いにチェックし合うと客観的に見れるのでおすすめですよ。
先ほどのスマホ依存症チェックで一つも該当しないという人は、珍しいのではないでしょうか。
スマホは日常生活において欠かせないアイテムであるため、簡単にスマホ断ちができず自覚ができてもやめられないのが現状ですよね。
しかし、スマホ依存の危険性をみるとその恐ろしさがわかってくると思います。
スマホ依存症になると、時間を浪費するだけでなく身体にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
よくある傾向としては以下のような事例です。
・姿勢が悪くなり、その姿勢で操作し続けることで、視力低下、肩こり、筋肉痛、腱鞘炎などが起きやすくなる。
・頸椎の湾曲角度が30度以下の「ストレートネック」と呼ばれる状態になり体が歪んでしまう。
・スマホを使用し続けることで体内時計が壊れ、昼夜逆転する。
・光の刺激で脳波に乱れが生じ、睡眠障害が起きやすくなる。
通称スマホ首とも言われるストレートネックは、ここ5年ほどで急増しているらしいですよ。
私もスマホが原因で肩こりがひどいのでよく整骨院に行くのですが、最近は小学生くらいのお子さんでもストレートネックにより来院されるときいてびっくりしました。
ここまでの説明で、スマホ依存の怖さは十分に伝わったかと思いますが1番怖いのは脳への影響です。
スマホ依存症になると自分や相手への感情の読み取りに関わる部分、注意力、記憶力などの認知機能に関わる部分が萎縮すると言われています。
さらに怖いのは脳の発達途中である思春期や青年期には、より大きな影響があるということ。
そして、ネットやスマホゲームにはドーパミンを放出させ、その量はなんと覚醒剤にも匹敵するです。
また、若年層だけでなくスマホを手にすることが増えた高齢者にも危険が及んでいます。
定年後に自宅で過ごす時間が増え、動画サイトを見るなどネット漬けの日々が続いたことで脳疲労が回復しなくなるというケースです。
家族の名前が出てこない、昨日の行動が思い出せないなど、認知症のような症状が表れるのに、画像診断をしても脳の萎縮は見られません。
ただ、倦怠感や頭痛に襲われ、うつ症状が表れると、いずれは認知症へ進行する可能性もあります。
スマホ依存がもたらす、脳への影響は計り知れませんね…。
ここまで、見ていただいた人にはスマホ依存の恐ろしさが嫌というほどわかっていただいだ思います。
もちろん、不安だけ煽っておしまいではなくちゃんと具体的な対策も調べてきてますのでご紹介しますね。
皆さんは暇だなーと思ったら、ふとスマホを手にとっていませんか?
この暇だなーと思ったら、別の何かをする=置き換えてみる
このようにルールを作れば良いのです。
要領は置き換えダイエットと同じですね。
例えば、暇になればメモ帳を手に取り、思ったことを書いてみるとかあんでも良いです。
重要なのは、意味なくスマホを見る代わりになるものを作るのです。
スマホを見る時、スマホを見ようと思ってみていますか?
私は、気づかないうちにスマホを手に取りみていることが多いです。
つまり、オートマックにスマホを見れないように障壁を作ると無意識で見ることはなくなります。
例えば、
など、簡単ですが障壁を作ることで考える時間が生まれるのでオートマチックにスマホを触る人には非常に有効です。
記録をつけておくと、後で振り返って客観的に自分の依存度がわかります。
例えばiPhoneを使っている人であれば、スクリーンタイムの機能をONにすれば、何をどれくらいの時間見たか全て記録に残ります。
ただし!!記録をつけるだけで終わらず目標を持つことが大切です。
「先週はインターネットを15時間見たので、今週は12時間以内にする」、「休日にゲームをやりすぎたから、1日に1時間以内にする」など目標に対して振り返ることができるのも、記録をつけるメリットです。
今回は、スマホ依存症の危険性とその対策についてお伝えさせていただきました。
身近な分、誰にでも依存の可能性はあるのではないでしょうか?
依存症というのは、なってからだとなかなか抜け出せません。
大切なのは、スマホは便利だけど依存性があると理解して付き合うことなのです。
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