毎年1月から4月は引越しシーズンですね。
この時期は、
新入学生や新社会人、転勤者などが一斉に賃貸マンションを探す時期になります。
初めて1人暮らしをする人や初めてマンション探しをする人は、
「もっと広い部屋にすればよかった……」
「もっと安い部屋にすればよかった……」
「もっと駅に近い方がよかった……」
など不満を感じたことがあるのではないでしょうか?
私も以前マンションを借りたときに失敗したなぁと思った経験があります。
今回は、「後悔しない!失敗しない!賃貸マンションの探し方」についてお話したいと思います。
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「あんなにネットで賃貸マンションを検索したのに結局気に入ったのが見つからないんだろう?」
こんな風に思ったことがある人もいるのではないかと思います。
それは、ネットで検索したマンションが他で契約されていたり、思ったよりキレイじゃなかったりしていきなりふり出しに戻るパターンが多いのです。
それで不動産会社が提案してくれたマンションが微妙だったりして、いろいろ見ていくうちに、自分がどんなマンションを希望していたのかわからなくなってきます。
時間はなくなってくるし、疲れてくるし、、、結局妥協して契約したマンションになるからなのです。
そんなマンションなので、欠点ばっかり気になり出して不平不満がたまってくるんですね。
それでは、後悔しない!失敗しない!賃貸マンションを探すにはどうしたらいいのか?
最近はインターネットである程度、目星をつけてピンポイントで内覧をしに行ったりすることがあると思います。
でも、その前にしておきたい準備があります。
それは、
「希望条件に優先順位をつける」ことなのです。
希望条件は大きく分けて、「家賃」、「場所」、「物件」があります。
このうち、自分の中で何を優先したいかを考えてみます。
家賃を決める際に最も大切なことは、家賃を払っても生活に余裕があることです。
実際に賃貸マンションを見に行くと、新しくて設備が整っていて駅から近いものがどうしても欲しくなってきます。
勢いで家賃の高いマンションに飛びついてしまうと収入によっては生活が圧迫されてしまいます。
家賃の目安として一般的によく言われるのが「手取りの3分の1を上限にする」というものです。
家賃以外にも共益費や管理費などがかかる場合はそれも含めて考えてみましょう。
もし、ローンなど月々の出費がある場合は、これより低く設定する必要があると思いますので、自分の収支をよく考えてみてください。
勤務先まで○分、学校まで○分、最寄駅まで歩いて○分など希望条件を考えてみます。
当然、駅から離れれば離れるほど家賃相場や安くなりますし、特急停車駅より普通停車駅の方が安くなりますのでその辺りも考慮してみましょう。
また、他の地域と比べて極端に安いところもあるので不明な場合は不動産会社に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
生活しやすい場所かどうかも重要です。
マンションの廻りにスーパー、コンビニはあるか、病院はあるかなどチェックすることも大切。
もし、マンションの近くで何か建物が建ちそうな土地があるとか、工場が近くにあるなどは注意が必要ですよ。
地域のことは、パッと見ただけではわからないことが多いので、事前に調べて行くか不動産会社や信用できる人に聞くのが1番いいと思います。
築年数、間取り、広さ、オートロック、バストイレ別、構造、ベランダの向き、日当たり など
希望条件を挙げてみましょう。
新築、築10年以内、築20年以内などでも家賃相場は全然違ってきますし、構造が鉄筋コンクリートの場合と、木造の場合でも家賃はかなり違ってきます。
また、最近は古いマンションをリノベーションして貸し出しをしている場合も。
リノベーション物件は一見新しくなっていますが、ブレーカーの容量が小さい、窓からすきま風が入ってくるなど気づきにくいところがあったり、ベランダは南向きがいいと思いますが、立地によっては別の方位の方が日当たりがいいこともあったりします。
いかがでしたでしょうか。
賃貸マンションを探す場合は、
ことが大切です。
賃貸マンションは自分の希望に100%合うものを探すことはほぼ不可能です。
なので事前に「自分の中でここだけは譲れる」という妥協点を見出していくことが先決です。
妥協点を最初に考えておくことで、希望の物件が見つからなかった場合でも少しずつ条件を緩めて探していくことができます。
結局は妥協をすることにはなるのですが、最初から自分で決めていたことなので、生活しはじめてからでもそれを原因に不満が起こることは少なくなります。
ネットで気になるマンションを伝えることによって、不動産会社にどんな感じのマンションを探しているかのイメージをより明確に伝えることができます。
仮にそのマンションが満室でも、他に似たタイプのマンションを紹介してもらえる可能性が高まります。
事前準備をしっかりして、後悔しない、失敗しない賃貸マンションを探しましょう!
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