職場でストレスを抱えている方は、
どのようなことが原因でストレスを抱えていらっしゃいますか?
仕事内容が合わない、残業が多いなどの様々な原因がありますが、
今回の記事では人間関係のストレスについて考えてみたいと思います。
人間関係でのストレスは、人と人との間に生じるものであるため、
深刻化すればするほど手がつけられなくなってしまいます。
一方で、自分の意識や行動次第で改善されることがあるのも
人間関係の特徴の一つです。
この記事では、職場で人間関係を感じてしまう原因を探り、
それに対する解決策をいくつかご紹介しております。
職場の人間関係にお悩みの方は、是非一度この記事を参考にしてみてください。
Contents
みなさんは、職場でどんなストレスを抱えていますか?
厚生労働省が以前おこなった調査によると、
仕事のストレスの原因が「職場の人間関係の問題」と答えた人の割合が最も多かった
との統計結果が出ています。↓↓↓
「仕事でのストレス」がある労働者が挙げた具体的なストレスの内容(3つ以内の複数回答)としては、「職場の人間関係の問題」(38.4%)が高く、次いで「仕事の質の問題」(34.8%)、「仕事の量の問題」(30.6%)の順となっている。厚生労働省:平成19年 労働者健康状況調査の概況 (mhlw.go.jp)
なぜ職場で人間関係の問題に直面しストレスを抱えてしまう人が多いのでしょうか?
原因を探ってみましょう。
考えられる一つ目の原因は
職場に苦手な人がいるパターンです。
苦手な人と一緒に仕事をすることで、
などと感じてしまった経験はありませんか?
これらの感情が人間関係におけるストレスにつながってきます。
大学生の頃、あなたは自分から進んで苦手な人と一緒に授業を受けたり、
放課後遊びに出かけたりしなくても済んだはずです。
わざわざその人と遊ばなくても、他に気が合う友人と遊べばよい話。
しかし、社会人となり職場に配属され、そこに苦手な人が居た場合、
有無を言わさずその人と一緒に仕事をしなければならなくなってしまいます。
次に考えられる原因は、
仕事がある日は毎日顔を合わすからだと考えられます。
毎日顔を合わすことで
このような状況に陥ってしまうことがあります。
よくある平日勤務の人だと、週に5日職場へ向かうことになります。
単純に計算すると、同居している家族の次に
職場の人間と顔を合わせなければならないことになりますね。
恋人や友人ですら、毎日会うことでケンカやすれ違いが起こってしまうこともあるのに、
仲良くもないおじさん上司や気の強い先輩と週に5日も会わないといけないと考えると
それだけで憂鬱、ストレスになりますね。
また、毎日顔を合わすことで、相手の嫌な部分が見えてくることもあるでしょう。
初めは仲が良かったのに仲間割れしてしまったり、
その人と関わりたくなくなってしまうことにもなりかねません。
同じ立場に置かれた同僚と比較されることで
「自分なんて仕事も出来ないし全然ダメだ・・」と
自信を無くすきっかけにもなります。
そういった同僚や、比較をしてくる上司が職場にいるだけで、
ストレスに繋がってしまうでしょう。
次に考えられる原因は、
仕事に対する姿勢の違いです。
職場にいるすべての人が同じ価値観を持って
仕事をしているわけではありません。
など様々です。
こういった様々な価値観を持った人と一緒に仕事をすることで、
仕事に取り組む姿勢にズレが生じてしまいます。
例えば、
などがあげられます。
こういった差が目に見えてきたとき、
このような不満が出てきてしまい、人間関係のストレスの要因となってしまいます。
職場に「この人苦手だな・・」と感じる人が居た場合、
まずは自分に何か原因がないか探ってみると良いでしょう。
①感情的にならず冷静になり、客観的に考えてみると良いでしょう。
↓
②今まで見えてこなかった相手の感情が見えてくることがあります。
↓
③自分の中にある原因を見つけた場合はすぐに行動で示すと良いでしょう。
↓
それでも自分に思い当たることがない場合は、
④信頼している上司に相談するなどして対策を一緒に考えてもらうことをおすすめします。
私自身も前職で働いている際、「私だけに態度が冷たい上司」が職場に居ました。
他の同僚や後輩にはとても優しく評判が良かったため
余計に周りに相談しづらい状態となっていました。
なぜ私にだけ態度が冷たいのだろうかと、その上司に対する態度を見直してみたところ、
私自身が初めにその人に苦手意識を持ってしまっていたようで、
それを相手に感じ取られてしまっていた事実に気が付きました。
以降、その上司に対しても他の上司と全く同じように接し、
頼れる部分はどんどん頼っていくことで、
自然と周りの同僚と同じように接してくれるようになりました。
原因を探り、自分の意識を少し変えて行動してみることで、
その人に対する苦手意識を払拭できるかもしれませんよ。
職場での人間関係のストレスを軽減するためには、
仕事以外で心休まる時間を作ることがおすすめです。
心休まる時間、自分の大好きな時間を作ることで、
ストレスそのものを癒してくれるからです。
癒しは人それぞれですが、
ストレス発散につながるような時間の過ごし方をいくつかご紹介します。
など、探せば探すほどたくさん出てきます!
私自身も、新卒で入社した職場になかなかなじめず、悩んでいた時期がありました。
それでも頑張れたのは、同じ会社の同期たちの存在。
同じ会社といっても配属先が違うので、職場は別の場所です。
この同期と金曜日は決まって繁華街に集まり飲み会をし、お互いの上司の愚痴を言い合い、
土日はキャンプに出掛けたり、県外にドライブに行ったりしていました。
おかげで平日の辛さやストレスも吹っ飛ぶくらい当時はエンジョイできていました(笑)
みなさんも心休まる時間、大好きな時間を作って、
仕事以外の時間でストレスを発散してみてください。
仕事に対する姿勢が合わないと感じる人が居る場合は、
周りを観察する力を身に着けると良いでしょう。
「自分は正しい、自分だけが辛い思いをしている」と決めつけてしまうことで
さらに自分の首を絞めてしまうことにつながってしまいます。
周りを冷静に観察することで
このように周りを観察することで職場の人々に良い感情が芽生え
仕事に対する姿勢が異なる人に対しても
ポジティブな印象を抱けるようになるからです。
またまた私の仕事経験の話になりますが、
ノルマが厳しい部署に配属されていたときの話です。
その当時の上司がノルマに対してとてもシビアで、
毎日帰社後にミーティングという名の拷問会のような形で
成果を発表させられていました・・・
しかも、その上司は営業統括という立場にあるにも関わらず
自分から新規顧客等への営業は一切しなかったのです。
部下に辛い仕事をさせておいて
自分はずっと楽して高い給料をもらっているつもりなのか!!
とずっと思っていたのですが、
ある日私は気づいたのです。
↓↓↓
その上司がいるおかげで部署の営業がスムーズに回っているということに!
顧客と意見が合わなかった日や、商談を断られそうになったときに、
その上司に相談すると翌日一緒に顧客のもとへ同行してフォローしてくれました。
また、私たちが営業しやすいように顧客リストの抽出や、取り組みへのフィードバックなど
上司のバックアップがなければこうして私は営業に行くことが出来ないなと
感じることが出来ました。
相手の表面だけを見て判断するのではなく、
異なる意見を持つ人に対してもその人の思いがあるということを知ることで
案外ポジティブに物事をとらえられるようになりますよ!
いかがでしたでしょうか?
人間関係のストレスは、自分の意識と行動次第で改善されることがあります!
いま、職場での人間関係のストレスに悩んでいる方は
この記事を読んで、少しでも前向きな気持ちになってもらえると嬉しいです。
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