みなさんは人生において
挫折の経験はありますか?
挫折って響き、なんかとても嫌ですよね。
失敗や負け、意思の弱さを
叩きつけられた気分になります。
挫折を「経験値」とするならば、
なんかとても次に繋がっていきそうな気がしませんか?
今回はそんな挫折に押しつぶされず
挫折経験を強い武器に変える方法と対策をお伝えしていこうと思います。
Contents
挫折の意味をネットで検索すると、
「目的を持って行っていた取り組みが達成出来ず途中でダメになる事」
という意味が出てきます。
しかし、その目標が高ければ高いほどに挫折した時のダメージは
とても大きなものですし、人それぞれの個性が異なるように
挫折の経験や重さも人それぞれです。
しかし、ここで一つ勘違いがしてしまいがちな事があります。
先ほどの挫折という言葉の意味に
失敗という言葉が使われていないという事に
気がつきましたでしょうか?
挫折と失敗という言葉は
目的を達成出来なかったという点では同じように見えますが、
着目の仕方で変わります。
失敗は「自分にはどうする事も出来ない結果」なら
挫折は「自分で結果を決めてしまう事」です。
一見似通った言葉でも、こう見比べて見ると
はっきりと違いが分かりますよね。
しかし、失敗は成功の母という言葉があるように
挫折経験は次に繋がる強い武器になると私は思っています。
これらはしっかり自己分析をする事で
次に繋げる事が出来ます。
挫折というのは、言葉に出来ない絶望感と
今までやって来た事が否定されてしまうような
気持ちに襲われてしまいます。
挫折をする事が悪い事というのは大間違いです。
挫折はあくまでも経験の話。
考え方を変えると
それだけ努力をし、頑張って来た証拠です。
「頑張ったつもりは無い」と思う方もいると思いますが、
今の挫折、ショックが大きく無いですか?
先ずはそこまで頑張り続けた自分を
褒めて上げてください。
挫折から武器にする為には
先ずは自分自身を労いましょう。
挫折経験には
その人その人によって大きく違います。
プログラミングの勉強を
例にしてみましょう。
プログラミングはネットワークやWEBサイトの構築、
システムの運用に必要なスキルで、需要の高い分野です。
スペックやメモリなど関係無しに
パソコン一台あれば誰でも勉強ができるという
強みがある事から勉強しようと試みる人が多いですが……。
それだけ挫折してしまう人も多いです。
「勉強が難しかった」「スクールが高くお金がなかった」
「忙しさから継続が出来なかった」「思っていたように上手く動かない」
「楽しくなかった」
こういった理由で挫折してしまうパターンが多い。
この人たちに共通しているものが何かを考えてみました。
それは
目標が無いから続ける意味がわからなくなるという事です。
何かを始めるなら先ずは行動!という話を良く聞きますが、
目的や目標が無い中で行動だけをしている人が
多いように思います。
その結果、自分が何の為にプログラムの勉強をしているのかがわからなくなってしまい
結果的に諦め、挫折という結果になってしまいます。
RPGゲームを例にしましょう。
主人公が拐われたお姫様を救う為に敵の城に乗り込むシナリオです。
これによって初めてこのゲームが成立します。
これがもし、お姫様を救うという目的がなかったら?
主人公は結局何のために危険な目にあってまで城に乗り込む?
という疑問が生まれてしまいますよね。
勿論、行動をする事は大切ですし、
思い立った時がアクションを起こすサインというのも事実です。
しかし、結果的にそれで目的を見失いかけた際には、
今一度目標を見直す事と良いでしょう。
挫折をしない為、または挫折をした上で
もう一度物事に取り組む時には
計画と小さな積み重ねが大切です。
具体的に期限を決めて、いつまでに何を出来るようになるか、
どうなっていたいかという事をイメージしてみましょう。
未来のビジョンを考るのって結構難しいんですけど、
それが、あなたの道を示してくれます。
継続させる為に、毎日何かしらの行動をしましょう。
大小は問いません。どれだけ些細な事でも良いので
何かアクションをしてください。
勉強であれば参考書や教材のページを少し
読み進めるでも構いません。
とにかく気持ちを途絶えさせない事が重要です。
勉強だけでは意味がありません。
勉強の知識を使って、その知識を発揮する事が必要ですよね。
学校の勉強にテストがあるように、実際に自分以外の誰かの目に
触れる機会を積極的に設けてみましょう。
これが一番大切です。
実際に目標を設定するならば、確実に
出来る事を目標にしなければなりません。
だからと言って簡単な目標ばかり設定しすぎるのも
よくありませんが。
今の自分にとっての無理難題や遠い未来を見据え過ぎた目標は
いずれ宙ぶらりんになってしまう可能性が高いです。
コツコツこなし、少しずつレベルを上げていく事をオススメ致します。
ここまでを実際に取り組んだ上で「楽しくない」
と感じてしまったならもうそれは辞めてしまってOKだとわたしは思っています。
これだけ聞くと、乱暴なようにも聞こえるかもしれませんね。
行動の一番の原動力は楽しめるかという事です。
楽しくなくては、新たな挫折に繋がってしまうことも…。
今回は挫折をテーマに
その原因と対策、目標をお話致しました。
「挫折は悪い事では無い」
本当に立ち直りが難しい、深傷になる場合があります。
しかし冒頭にもお伝えしたように
挫折という経験は
それだけ頑張っていたという事。
経験(挫折)と勉強、そしてアウトプット
この繰り返しで人は成長します。
そして成長は力になります。
ご自身が胸を張って人に手放しで
「これは本当に楽しいんだよ!」
と、誰か伝え、それが人に影響を与えれば
それは一人前な「好きこそものの上手あれ」と私は思っています。
挫折は辛い経験ですが、挫折を踏んだ上での経験は最強の経験です!
その経験を活かしてを次なるステップに繋げていきましょう。
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