Kindle出版で稼ぐという方法が認知されてきました。
タダで本を出版できて印税がもらえるかも!?
なんて、チャレンジしたい人も多いのではないでしょうか。
Kindleは登録すれば、すぐ出版可能です。
そして原稿はwordで作れちゃうんです。
そう、よく利用している人も多い、マイクロソフト社の文章作成ソフト。
私も仕事で使用していますが、実はwordにはいろいろ機能がついています。
Kindleで出版するための原稿づくりに必要なword機能をご紹介していきますね。
Contents
ナビゲーションウィンドウを設定すると、作成画面の左側に目次を表示してくれます。
クリックすれば、すぐそのページに飛ぶことができるので、作成するのに便利です。
設定方法はwordの上に並んでいるメニューから「表示」→「ナビゲーションウィンドウ」にポチ(レ点)を入れます。
目次を表示させるには次で紹介する「見出し」を使って目次を作成する必要がありますよ。
「見出し」はメニューの「ホーム」にあります。
スタイルとして右上に表示されているのでわかりやすいと思います。
右下の矢印↘をクリックすると一覧が表示されます。
表示された項目にカーソルを合わせると矢印▼が右に表示されるので、変更(M)からスタイルの変更を行います。
「見出し1」・・・大見出し 16ポイント 太文字
「見出し2」・・・中見出し 14ポイント 太文字
「見出し3」・・・小見出し 12ポイント 太文字
「B」 をクリックして着色させると太文字になりますよ。
フォントの大きさや「見出し」の数は一例として、自分のスタイルで設定してみてください。
目次ですが、本文の前に「タイトル」「献辞ページ」「著作権」を入れましょう。
「著作権」はテンプレートがあって、Kindleの「電子書式の原稿の書式設定ガイド」から確認できます。
また最後に「著者について」と、他に出版物があるなら「作品一覧」を挿入して宣伝しましょう。
さて、執筆していきましょう。
執筆っていうと作家気分になれませんか?私だけでしょうか。
改ページとは文章の先頭を新しいページに表示させるもので、章が変わった時は必ず行ったほうがいいです。
私は全部書いた後に設定しますが、設定しながら執筆していくのもありですね。
方法はメニューの「レイアウト」→「区切り」をポチすると、一番上に改ページ'(P)があります。
クリックすると次のページに飛びます
区切りたい文章の最後にカーソルを合わせておくのをお忘れなく。
改行と段落記号(強制改行)は使い分けておきましょう。
なぜかというと、完成した時にレイアウトが崩れることがあるからです。
改行はShiftキーを押しながら、Enterキーを押すとできます。
段落が詰まっているときはこちらを使用します。
段落をあけるときはEnterキーのみの改行で大丈夫です。
紹介したいサイトがあればURLを入れますが、クリックしたらそのページに飛ぶように、「ハイパーリンク」を設定します。
表示したいURL、http://~を入力したあとEnterキーを押せばリンクできてしまいます。
入力したURLを選択してctrlキーを押しながら、Kキーを押したら「リンク先」が表示されるので、そこで設定もできますよ。
あらかじめ使いたい画像を保存しておきます。
無料のサイトからダウンロードしておくといいですね。
イラストなら「イラストAC」が豊富にあり人気です。
方法はメニューの「挿入」→「画像」を選択して保存したファイルから挿入。
入力した画像は整えましょう。画像を選択して、メニューの「レイアウト」→「位置」「文字列の折り返し」で画像の位置を決めます。
メニューにある「校閲」を使って、書いた文章をチェックしましょう。
この「校閲」は日頃からよく使っています。
文字数のチェックや、音読させる機能もあって便利です。
読ませると発音や読み方、ヘンじゃない?というのもありますけどね。
チェックしたい文章を選択してメニュー「校閲」→「スペルチェックと文章校正」をクリックします。
校正が必要だと判断されたところを順番に指摘されるので、直したほうが良いと思ったら訂正します。
便利な機能ですが、文章チェックは必ず自分でも行いましょう。
繰り返し音読して、うまく文章がつながらなかったり、意味が通じなかったりする箇所は訂正します。
ページの最初に目次のページを作ります。
Kindleの目次はハイパーリンク付きの設定が必要です。
wordは自動でやってくれるので便利です。
まず、目次を作る1ページ目に空白ページを準備します。
頭にカーソルを合わせて、改ページの設定方法で説明した「レイアウト」→「区切り」→「改ページ」でやれば大丈夫です。
メニューの「参考資料」→一番左端にある「目次」→「ユーザーの目次設定」をクリック。
「ページ番号を表示する」のレ点を外し、webイメージにある「ページ番号の代わりにハイパーリンクを使う」のレ点にチェックを入れます。
メニューの「校閲」→「変更履歴」をクリックします。
シンプルな変更方法、変更履歴コメントなし、どちらかを選びます。
変更履歴のオフについてはkindleの本の書式設定ガイドにも紹介されています。
原稿を保存する時に、ファイル名を英文字(アルファベット)に変更します。
doc形式またはdocx 形式で保存しましょう。
原稿が完成したら「Kindle Previewer」で正しく表示されるか確認しましょう。
「Kindle Previewer」はAmazonが無償で提供しているアプリです。
こちらからダウンロードできます↓
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G202131170
端末やタブレット、スマートフォンでどのように表示されるか確認できます。
正しく表示されたらオッケーです。
・wordができれば、kindleで出版するための原稿は作成できる
・まずは目次を設定してから執筆スタート
・入力するときは改ページ、改行には気をつけよう
・文章はwordの「校閲」を使ってチェック、自分でもしっかりチェック
・執筆が完了したら、掲載するための仕上げを
・「Kindle Previewer」をダウンロードして、正しく表示されるか確認しよう
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